サーバーサイドエンジニアの仕事内容や必要なスキルとは? 案件傾向、勉強方法も解説

エンジニア向け案件の中でも引く手あまたである、サーバーサイドエンジニア。
幅広い知識が必要な一方で、ユーザーから見えない部分を担当しているために実務のイメージがなかなかわきにくい職種でもあります。

サーバーサイドエンジニアの仕事内容や、求められるスキル、まだ経験の浅いエンジニアがフリーランスや業務委託エンジニアとして独立するための勉強方法をご紹介します。

目次

サーバーサイドエンジニアとは?

ITエンジニアには、データベースエンジニアやシステムエンジニア、Webエンジニア、ネットワークエンジニアなどさまざま種類があります。
サーバーサイドエンジニアもITエンジニアの一種であり、主に通信インフラ系の作業を担当します。

サーバーサイドとは

サーバーサイドとは、サーバ側で作動するものや処理を指す言葉です。インターネットを介して提供されるサービスは、サーバなくして成り立ちません。
メールを送る、買い物をする、データをダウンロードするといったことができるのは、サーバ側で処理しているためです。

サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアとは、サーバの処理に求められるシステムの開発およびデータ管理などを担う技術者です。JavaやPHP、Rubyなどのプログラミング言語を駆使して、サーバ側で作動するシステムを作り上げます。

基本的に、サーバーサイドエンジニアが作り上げたシステムをユーザーが目にすることはありません。あくまで処理側のシステムやデータベースなどの構築が主な仕事です。サーバーサイドエンジニアと似た職種に、バックエンドエンジニアがあります。こちらもサーバーサイドの処理を担う技術者と同様に、ユーザーの目に直接触れない部分の開発や管理を担います。ただ、サーバーサイドエンジニアは設計や開発、構築以外に保守や運用に携わることもあり、バックエンドよりも業務領域が広範にわたるケースがほとんどです。

一方、ユーザーの目に直接触れる部分の開発に携わる職種をフロントエンドエンジニアと呼びます。ユーザーが目で見て操作する部分を担当するため、操作性や視認性などに配慮しつつ作業を進めなくてはなりません。HTMLやCSSといったマークアップ言語をはじめ、JavaScriptやPHP、Pythonなどのプログラミング言語を主に使用します。

また、フロントエンドエンジニアには、デザインスキルが求められるケースも少なくありません。ユーザーが見やすい管理画面やサービス提供画面を作る必要があるためです。デザインをデザイナーへ依頼しないケースでは、エンジニアが担当するケースも見受けられます。

サーバーサイドエンジニアの仕事内容

サーバーサイドエンジニアの業務は多岐にわたり、主に以下の内容が挙げられます。

サーバーサイドのシステム開発

さまざまなWebサービスやアプリケーションのシステム開発を担当します。設計から要件定義はもちろん、プログラミング言語を用いたシステムの構築にも携わります。

新たにECサイトを作るケースで考えてみましょう。ECサイトには、買い物カゴをはじめとしたさまざまな機能が必要です。ユーザーが購入したい商品を買い物カゴに入れ、注文のボタンをクリックしたときに正しく処理できるようシステムを構築するのがエンジニアの仕事です。

なお、サーバーサイドにおけるシステム開発では、主にコンパイラ言語が用いられます。ハードウェア側が正しく処理を実行するには、プログラミング言語をハードが理解できる状態にしなくてはなりません。そのために用いる言語がコンパイラ言語です。代表的なコンパイラ言語としては、処理速度の速さに定評があるC言語やC++をはじめ、世界中のアプリケーションでよく用いられているJavaなどが挙げられます。

また、インタプリタ言語もシステム開発でよく使用されます。これは、ソースコードをハードが読み取れるよう変換しつつ、処理の実行を担う言語です。代表的なインタプリタ言語としては、JavaScriptやPHP、Rubyなどが挙げられます。これらの言語はデバッグがしやすいメリットがある反面、実行速度が遅いデメリットがあります。機械語へと変換する際に、ソースコードを一行ずつ翻訳するので自然と速度が遅くなるためです。

外部システム・データベースとの連携

外部システムやデータベースとの連携も担います。ユーザーの処理に応じて求めるデータを提供する必要があるため、システムやデータベースと連携させます。

APIの選定もサーバーサイドの技術者が担当します。プログラム同士を連携させるにはAPIの存在が欠かせません。APIの活用によって効率的に開発を行えるほか、サービス品質の向上にもつながります。

一方、使用するAPIに何かしらの問題が発生すると、自社サービスのトラブルに発展する可能性があります。たとえば、APIの提供元が倒産して利用できなくなったとなると、自社サービスも停止してしまうおそれがあります。このようなリスクを避けるべく、APIやデータベースを入念にリサーチしたうえでどこを利用するのか選定しなくてはなりません。

また、データ管理も主要な業務のひとつです。サーバ側で扱うデータは膨大であるため、適切に管理しなくてはなりません。きちんと整理するのはもちろん、求めるときスムーズに抽出できるような環境の構築も求められます。

サーバの環境構築、バージョンアップ

サーバの環境構築やバージョンアップといった業務は、一般的にインフラエンジニアが担います。ただ、案件によってはこれらの業務をサーバーサイドの技術者が担うケースも少なくありません。

このケースでは、OSの見直しやアップデートなども行います。重要なシステムが構築されているサーバのOSにバグなどがあると、サイバー攻撃のターゲットとなるおそれがあります。その結果、ユーザーがサービスを利用できなくなる、誤動作が発生し通常業務が停止してしまう、といったことも考えられます。

サイバー攻撃に備えたセキュリティ対策

セキュリティ対策もサーバーサイドエンジニアの重要な仕事の一つです。サーバのセキュリティ対策を適切に行っていないと、サイバー攻撃の標的にされるおそれがあります。その結果、システムの破損や不具合の発生、重要なデータの流出などさまざまな被害を受ける可能性が考えられます。

仮にこのようなことが起きると、サーバ側のシステム設計や開発を担当した技術者は評判を大きく落としてしまうでしょう。サービスを利用しているユーザーが、直接的な被害に遭う可能性も否めません。

サイバー攻撃のターゲットにならないよう、脆弱性を常にチェックする、定期的にアップデートを行うなどの対策が求められます。既存システムの見直しや改善も、サーバーサイドエンジニアの仕事です。開発した当初は便利で使いやすいシステムであっても、時間が経つにつれて使いにくくなる可能性があります。

たとえば、サーバへ大量のアクセスが殺到し、サービスが使用できなくなるケースが挙げられます。これは、サーバのスペック不足が主な原因と考えられます。このようなケースにおいては、どの程度のアクセスがあったのかを把握したうえで、サーバの設計を見直す必要があります。

サーバーサイドエンジニアに求められる技術・スキル

サーバーサイドエンジニアには、サーバーサイドで用いるプログラミング言語の知識はもちろんのこと、言語ごとのフレームワーク、データベースやOSの知識も必要です。

サーバーサイドエンジニアに求められる主な技術を紹介します。

■サーバーサイドエンジニアとして読んでおきたいおすすめ記事
攻めのサーバーサイド戦略!技術トレンドの実態に迫る

プログラミング言語

サーバーサイドエンジニアとして活躍したいのであれば、プログラミング言語の習得は不可欠です。サーバーサイドの技術者が主に使用するのは、コンパイラ言語とインタプリタ言語の2つが挙げられます。

コンパイラ言語の代表格はJavaです。世界中で多くのエンジニアが使用している人気の高い言語であり、スマホアプリから業務システムの開発まで多彩なシーンで用いられています。Javaは処理速度の速さに定評があるほか、あらゆるプラットフォームで実行できる点もメリットです。一方、習得の難易度が高い、規模の小さなシステム開発には適さないなどのデメリットがあるため注意しましょう。

C言語も代表的なコンパイラ言語です。長い歴史をもつプログラミング言語であり、汎用性の高さと実行速度の速さに定評があります。一方、こちらもJavaと同様に習得の難易度が高く、さまざまな知識を身に付けなくてはなりません。

PHPもサーバーサイドによく用いられる言語です。Webアプリケーションの開発に用いられる言語であり、動的なページの構築を可能とします。PHPはシンプルな構文であることから習得しやすい点がメリットです。人気の高い言語であるため、インターネット上にも数多くの情報があり、独学でマスターできる可能性もあります。一方、Webアプリケーション以外の開発には適さず、セキュリティにやや難もあるため注意が必要です。

日本発のプログラミング言語として知られるRubyも、サーバーサイドでよく使用されています。文法がシンプルなため初心者でも扱いやすく、独学でも十分習得できます。ほかにも、JavaScriptやPythonなどもサーバーサイドで用いられます。

開発フレームワーク

開発フレームワークに関する知識も求められます。開発フレームワークとは、開発を効率よく進められる枠組みです。プログラミング言語ごとにフレームワークがあるため、覚えておくと実務で役立ちます。

たとえば、RubyならRuby on Railsがよく知られています。「設定より規約」「同じことを繰り返さない」を理念としており、短文でのコーディングを実現できます。ほかにも、カスタマイズ性の高さに定評があるSinatraや厳選した機能を実装したCuba Microframework、高い柔軟性が自慢のRamazeなども代表的なフレームワークです。

PHPのフレームワークとして有名なのはLaravelです。コーディングのしやすさに定評があり、さまざまな開発に用いられています。Laravelに関する情報はインターネット上で簡単に見つけられるため、その点も魅力です。ほかに、SymfonyやCakePHPなどもよく知られています。

JavaではSpark Frameworkが高い知名度を誇ります。スピーディーなシステム開発に適している点がメリットです。一方、実装されている機能が少ないため、手掛けるプロジェクトの規模によっては対応しきれない可能性があります。ほかにも、使いやすさに定評があるPlay Frameworkや、万能に使用できるSpring Frameworkなども人気です。

データベース

サーバーサイドエンジニアとして活躍するためには、データベースの知識も求められます。
よく使用されるのは、世界中で活用されているMySQLです。MySQLは抜群の知名度を誇るデータベース管理システムであり、さまざまな機能を実装している点が特長です。コーポレートサイトやWebメディア、アプリケーションなどのデータベース管理に適しています。オープンソースのシステムであるため無料で利用できるのもメリットです。

オープンソースと聞くと不安を抱くかもしれませんが、MySQLの開発には世界的に有名な大企業も加わっています。そのため信頼性が高く、安心して利用できます。また、安全にデータを管理できるセキュリティ環境を構築しているのも、世界中で活用されている理由です。

Oracle Databaseも代表的なデータベースです。Oracle社が開発したデータベースであり、高い堅牢性を誇るデータベースであるため安全に利用できるほか、複雑な処理に対応できる点が多くのエンジニアから選ばれている理由です。また、機能の拡張性にも優れているため、ニーズに応じて柔軟にカスタマイズが可能なのも魅力です。

OSや開発環境の構築

OSに関する知識も求められます。WindowsやMacはもちろん、Linuxの知識も習得しておくと実務で役立ちます。LinuxはシステムやOSの開発などに用いられるOSです。オープンソースであるため手軽に利用でき、活用すればオリジナルのOS開発も可能です。ソースコードも自由に書き換えられるためカスタマイズ性に優れているほか、安全性の高さにも定評があります。

Linuxは魅力的なOSである一方、何かしら問題が起きたときには自身で解決しなくてはなりません。オープンソースであるLinuxにはサポートがなく、トラブルが発生しても対応してもらえません。その点を踏まえて利用を検討するとよいでしょう。

通信プロトコルに関する知識・情報

サーバーサイドエンジニアには通信プロトコルに関する知識も必要です。通信を行うときのルールであり、テキストや画像データなどをオンラインでやり取りする際に使用します。通信プロトコルに関する情報はインターネット上に数多く存在するほか、いくつもの書籍が出版されているため、独学でも十分学べます。

Webサーバの知識も習得しておきましょう。代表的なのはApacheです。オープンソースで利用できるWebサーバーソフトであり、あらゆるOS上で作動する点が特長です。また、豊富な機能を備えているほか、高速処理が得意な点も魅力です。

フロントエンドの開発知識も習得しておくと実務に役立ちます。サーバーサイドとフロントエンドは密接な関係があるため、フロントエンドの開発知識を身に付けておくと、効率的に作業を進められます。また、クラウドサービスを利用する場合は、AWSやGCPなどクラウドサービスに関する知識も必要です。

フロントエンド開発を専門的に行うフロントエンジニアに求められるスキルについて詳しく解説した記事もあわせて確認しておくと良いでしょう。

問題解決能力・コミュニケーション能力

システムの不具合など問題が発生した場合は、サーバーサイドエンジニアが原因をいち早く突き止めて対処しなくてはなりません。そのため問題点を冷静に分析して原因を推測し、特定する論理的思考や、それに対して迅速に適切な対応を取るといった問題解決能力が必要です。またクライアントの要望を満たし、かつ不具合のないシステムを作る際も、矛盾点がなく筋道を立てて物事を捉えるといった論理的思考が不可欠です。

さらに、プロジェクトを進める際は、開発メンバーやプロジェクトリーダーなどとも密に情報共有しなければなりません。相手の言っている主旨をよく理解し、自分の伝えたいことをわかりやすく相手に伝達する力があれば、業務を円滑に進めやすくなります。このように、サーバーサイドエンジニアには技術だけでなく、問題解決能力・コミュニケーション能力が必要不可欠です。常日頃から研鑽を重ねておきましょう。

サーバーサイドエンジニアの案件の傾向

サーバーサイドエンジニアの案件は、未経験OKのものもゼロではありませんが、基本的には1~3年以上といった一定の経験年数が求められる傾向にあります。 最近ではオンプレミスからクラウドシステムへの移行やAPI連携、AWSを活用したアプリ設計・実装などの案件も増えてきています。

ただし、比較的新しい技術の案件の場合はそもそも経験者が少ないため、その他の技術での開発経験があればOKとなるケースも多いです。

また最近では、フルリモートの案件が増加中です。そのため、Microsoft TeamsやSlack、Zoomなどのツールを使ってのコミュニケーション能力が求められます。

サーバサイドエンジニアの実際の案件【フリーランス・副業向け】

【Golang/SQL】転職・採用支援サービスを提供する企業で新規プロダクトのサーバーサイド開発支援(フルリモート可)

転職・採用支援サービスを提供する企業です。新規プロダクトの開発にご経験を活かして携わっていただけます。

■案件概要

  • 職種:サーバサイドエンジニア
  • 稼働日数:週2〜5日
  • 報酬:〜120万円/月
  • 勤務地:内幸町
  • リモート:可

■業務内容

プロダクトのエージェントの業務システム側のバックエンド開発
メンバーのコードを読み解いてプロダクト全体を把握しながら自身でコードを書くスキルが求められるため、自走できる方だとより好ましいです。適宜不明点があればPdM・テックリードにSlack・GitHubで質問する形で進めていきます。

■必須要件

下記どちらかでの開発経験
 -サーバーサイドGolang

  • webアプリケーションの開発経験3年以上
  • SQLの理解(SQLが複雑でそこを読み解く必要がございます。)

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【Node.js/TypeScript】「家族」を対象にITサービスを提供する企業でプロダクトのバックエンド開発支援(フルリモート・ビジネスタイム外可)

世帯の日常生活を快適にしていくという新しいマーケット開拓&社会貢献性の高いサービスに携わることができます。代表が日本で初めて複数人で使えるFintechプロダクト開発者、また連続起業家でもあり、非常に刺激的な環境で働くことができます。

■案件概要

  • 職種:サーバサイドエンジニア
  • 稼働日数:週2〜5日
  • 報酬:〜100万円/月
  • 勤務地:神谷町
  • リモート:可

■募集背景

設立2年目のスタートアップであり開発のリソースが常に不足している状況です。また現在代表がCTO業務や開発も兼任しております。今後ビジネスサイドに集中していくため、要求仕様や要件定義は中村様を中心に行い、設計の一部からご支援いただける方を募集しております。

■業務内容

バックエンド開発
既存サービス上で使用する銀行API連携(A2Aの送金網の開発※)やそれに伴うメンバーとの研究開発・調査をお任せします。
※A2A送金網とは既存の送金システムを使わずにAccount to Accountで直接送金ができ、余計な手数料が発生しない仕組みです。

■必須要件

  • API開発の経験
  • Node.js(express)での開発経験
  • TypeScriptでの開発経験
  • AWSの環境下での開発経験

■歓迎要件

  • golangの経験
  • ReactNativeの経験(React.jsの経験でも可です)

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【Ruby on Rails/React】動画トレーニングに関するサービスを提供する企業で動画Webサービス開発支援

顧客自身でのAIと動画活用を支援し、CX(顧客体験)を向上させるプロダクトを提供している企業です。「自律し越境するチーム」を目指しプロダクトとともに一緒に事業開発をしているフェーズですので、成長できる環境です。風通しもよく、長期的に稼働したい!という方にもおすすめです。

■案件概要

  • 職種:サーバサイドエンジニア
  • 稼働日数:週3〜5日
  • 報酬:〜100万円/月
  • 勤務地:渋谷
  • リモート:可

■業務内容

カスタマーサクセスのための動画Webサービスを作っていきます。

  • ユーザーストーリーを実現する機能開発
  • プロダクトマネージャーやデザイナー、他エンジニアとのディスカッション、仕様調整
  • 新規機能開発のための技術調査
  • Microsoft Azure上でのアプリケーション設計

■必須要件

  • Webサービス開発・運用の経験
  • 仕組みづくりや業務効率化などに対して興味がある方

■歓迎要件

  • SIer 経験のある方
  • BtoBサービスの開発経験
  • 外部のBIツール連携のため、WebアプリケーションやAPI連携の知識のある方
  • Microsoft Azureでの開発経験
  • Ruby on Railsでの開発経験
  • React,Vue.js,Angularなどフロントエンドフレームワークでの開発経験

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【AI】脱炭素社会の実現に向けたサービスを提供している企業で自社プロダクトの開発支援(フルリモート・ビジネスタイム外可)

サステナブル社会の実現にコミットすることができる案件です。市場リーダーになりうるプロダクトを一緒にグロースして頂ける方はぜひご応募ください。

■案件概要

  • 職種:サーバサイドエンジニア
  • 稼働日数:週4〜5日
  • 報酬:〜100万円/月
  • 勤務地:田町
  • リモート:可

■業務内容

CO2排出量の算出・可視化 SaaSを開発されている企業様です。2023年3月にはシリーズAで累計25億円の資金調達を実施されており、社員数は100名超、導入社数も2000社を突破しています。AI/MLを活用した機能追加のためにAI/MLエンジニアを新規募集されています。

■業務内容

企業活動によって排出されたCO2量を算出・可視化できるSaaSプロダクトに追加するAI-OCR機能の開発に関わって頂きます。

■必須要件

  • 機械学習(画像認識系)のご活用経験
  • 新規AI活用プロジェクトのご経験

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【AWS / GCP】バックオフィス業務に関するサービスを提供する企業でサービスのバックエンド開発支援

バックエンドをお任せいたします。フルリモートの案件です。業務フロー構築と進捗管理を大きくアップデートできるプロダクトを現在開発中の企業様です。サービスの立ち上げ段階のため、裁量を持って働けます。社会的課題をテクノロジーとエンジニアリングで解決したい方に向いています。

■案件概要

  • 職種:サーバサイドエンジニア
  • 稼働日数:週4〜5日
  • 報酬:〜90万円/月
  • 勤務地:六本木一丁目
  • リモート:可

■業務内容

サービスの立ち上げ段階のため、事業的に作っていきたい機能がたくさんあります。また、機能開発スピードの向上に中長期的に寄与するであろうシステム改善においてもやりたいことがたくさんあり、これらの機能開発やシステム改善をオーナーシップを持って進めていただきたいと考えております。

小さな組織で上記のような開発を進めるには新しい技術の調査・導入や機能開発を素早く適切に行う場面が多く、それには高い技術力と自走力が必要になってくると考えております。現在のチームメンバーではそれが実現できていると自負しておりますが、この高いレベルのままエンジニア組織を拡大していきたいと考えております。

そこで、チームの開発体制の整備や開発チームの文化作りなど、問題だと思うことを共有しチームで改善していく組織作りに関しても、一緒に考え進めていけると大変うれしいです。

■必須要件

  • Webアプリケーションの静的型付言語を用いたバックエンド開発経験
  • 静的型付言語を用いてのAWS lambda の開発経験
  • AWS / GCP / Azure によるインフラの運用・構築経験
  • GraphQLを使用したAPI開発経験

■歓迎要件

  • TypeScriptを使用した開発経験
  • Amplify フレームワークを使用した開発経験
  • NoSQLデータベースの設計/運用経験

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フロントエンドエンジニアも兼務できる人材が貴重

Webサービスやモバイルアプリにおいて、ユーザーが操作する部分の開発を担うのが、フロントエンドエンジニアです。サーバーサイドエンジニアは扱う言語が多く、サーバー側のプログラム開発やデータ管理など業務範囲が広いため、報酬のみで言えばフロントエンドエンジニアよりサーバーサイドエンジニアの方が高い傾向にあります。

ただし、特に小規模な案件やスタートアップ企業では、フロントエンドもサーバーサイドも開発ができる、いわゆるフルスタックな人材を募集している案件が散見されます。今後報酬アップを目指して両方こなせるエンジニアになることも、キャリアパスのひとつとなるでしょう。

サーバーサイドエンジニアの勉強方法

サーバーサイドエンジニアは学習環境が豊富にそろっています。案件獲得のためには最低でも、プログラミング、データベース、ネットワークの知識は習得しておきたいところです。プログラミング言語については、サーバーサイドの開発でよく用いられるPHPやRuby、Python、Java、C#などの習得をおすすめします。また、最近ではGoやJavaScriptのNode. js、Javaの後継言語とも言われているScalaも注目されており、これらのプログラミング言語の学習方法としては以下が挙げられます。

技術力やマインドを学ぶテックイベントに参加

テック系のイベントに参加して、現在の技術の動向を把握し続けることで知識を吸収できます。近年だとオンラインで配信する無料イベントも増え、地方からも気軽に参加できます。イベント参加は最新の知識や技術習得の機会があるだけでなく、他の技術者との交流から大きな刺激をもらえます。

おすすめのイベント情報

開発を実際に行う

案件の獲得には実際の開発経験の有無が大きく影響します。豊富な知識と経験をもつハイスペックエンジニアは多数の案件から自身の希望案件を選べます。

Webサービスやアプリを実際に開発すると、開発における一連の流れを習得でき、フルリモートの案件に入ったときも自身で課題解決ができるので困りません。さまざまな案件に入ることにより開発やシステム不具合の対応のといった技術的な経験のみならず、問題が起きたら際の対処方法を学べます。

スクールやオンライン講座で知識を習得

未経験者向けとして、プログラミングなど情報通信に関わるスクールに通うのも選択肢のひとつです。データベースやOSなど、幅広く最新の知識を得られます。

またインターネットを通じて講師から指導を受けられるオンライン講座や、無料の学習用動画もあります。書籍や資料とあわせて学習すれば、より理解を深められるでしょう。

ただIT業界における技術の移り変わりが速い点は理解しておきましょう。経験年数に関わらず、保持している知識をアップデートし続ける意識を常に持っておけば、高額案件やキャリアアップの道も開けます。

資格取得を目指す

資格取得の過程でさまざまな知識を習得でき、就職や転職が有利になる可能性もあります。サーバーサイドの技術者として活躍したいのであれば、基本情報技術者試験の受験を検討してみてはいかがでしょうか。

基本情報技術者試験は、情報処理推進機構が主宰している資格試験です。エンジニアに求められる知識を幅広く学べ、マネジメント関連の知識も習得できます。

Oracle認定Javaプログラマの取得も視野に入れてみましょう。Javaプログラマを対象とした試験であり、Javaを用いたアプリケーション開発の知識を学べます。ブロンズとシルバー、ゴールドと難易度別に3つのグレードが用意されています。Javaの初学者であれば、もっとも難易度が低いブロンズからスタートしましょう。

PHPのスキルアップにはPHP技術者認定試験が適しています。もっとも難易度が低い初級と幅広く知識を求められる上級、最高位に位置する認定ウィザードの3グレードが用意されています。独学でも学べますが、PHP技術者認定機構の認定スクールへ通えばより効率的に学べます。

まとめ

サーバーサイドエンジニアは業務の範囲が幅広く、多彩な技術・知識が求められます。一朝一夕で必要なスキルを身に付けられるとは限りませんが、難しさがある反面やりがいもあるのも確かです。仕事としての需要は高く、今後も求められ続ける職業と考えられます。仕事内容や求められるスキル、知識などを理解したうえでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

FLEXYではフリーランスや副業でご活躍されるサーバサイドエンジニアの方向けの案件をご紹介しております。FLEXYへ登録いただくとリモートワークや週1日から、高単価案件などご希望に沿った案件をご紹介いたします。担当のコンサルタントが丁寧にご対応いたしますので、是非お気軽にご相談ください。

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企画/編集:FLEXY編集部

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