フリーランスSEの年収や案件例、高単価案件獲得のポイントをわかりやすく解説
本記事ではシステムエンジニア（SE）の仕事内容からフリーランスとして働く場合の年収や実際の募集案件をご紹介しています。またフリーランスになることのメリット/デメリットや高単価案件を獲得するために身につけるべきスキルについても解説していますので、是非ご覧ください。
まずはシステムエンジニア（SE）のフリーランス案件が見たいという方はフリーランスシステムエンジニアの案件例をご確認ください。
目次
システムエンジニアの主な仕事内容
システムエンジニアはクライアントの要望から情報システムの企画、設計、開発、テスト、運用、保守などの業務を請け負う職種です。また開発システムがなんらかの故障してしまった場合、迅速かつ適切なトラブルシューティングを行うことも重要な仕事です。
また、システムエンジニアはシステム設計に関わるエンジニアの総称で、組み込みエンジニア、サーバーエンジニア、アプリケーションエンジニアなどはシステムエンジニアの一種だと言えます。
システムエンジニアの年収相場
正社員システムエンジニアの平均年収
システムエンジニアの平均年収は、正社員の場合、約517万円となっています。ただし、全体の給与幅はおよそ300〜950万円と広く、勤務先や経験・求められるスキルによって大きく左右されるような職種となっています。
出典：システムエンジニアの仕事の年収・時給・給料（求人統計データ）
フリーランスシステムエンジニアの平均年収
一方でフリーランスのシステムエンジニアの平均年収は700~1,000万円程度が相場です。40代の年収が最も高い傾向にあり、加えて、高いスキルや豊富な経験があると、高めの年収になる傾向があります。
その他のエンジニア職フリーランスの年収相場が気になる方はこちらの記事に掲載していますのでご覧ください。
フリーランスで活躍するための必須能力
ここまで、フリーランスエンジニアとしての仕事内容や案件動向をご紹介してきましたが、独立するために押さえておきたい必須スキルを確認していきましょう。
コミュニケーション能力
システムエンジニアは、上流から下流まで業務内容は多岐に渡り、その中で多くの人と関わりながら仕事を進める必要があります。
特にフリーランスの場合、案件ごとにクライアントが異なる中で、それぞれのクライアントから適切にヒアリングしてニーズを引き出すことも求められるため、コミュニケーション能力は非常に重要となります。
トラブルシューティング能力
システムエンジニアはシステムトラブルの対応も重要な仕事の一つです。システム開発の中でバグが発生したり、クライアントとのコミュニケーショントラブルによるシステム障害も想定しておく必要があります。
そうしたイレギュラー対応や緊急対応事案の発生に際しても、状況や原因を冷静に見極め、素早く適切な打ち手を講じられることもフリーランスで活躍するために重要なスキルとなります。
自己管理能力
ワークライフバランスを自身で決められるのはフリーランスのメリットですが、一方で自己管理が適切にできていないと業務過多で健康を害してしまったり、スケジュール管理が出来ずにたくさんの仕事を請け負ってギリギリになってしまったり、というようなことが起きやすくなります。
もともとシステムエンジニアの業務は残業や土日出勤が起こりやすい職種でもあるので、安定して仕事を行うためには徹底した自己管理能力を備えておく必要があります。
フリーランスのシステムエンジニアの案件例と案件獲得のポイント
ここからはFLEXYで募集があったSE案件例と高単価案件獲得のポイントをご紹介します。案件単価や応募条件、獲得のコツが気になる方はぜひご参考ください。
フリーランスシステムエンジニアの案件例
報酬額に目が行きがちですが、稼働日数やリモート稼働の可否など、ご自身のワークスタイルにあった案件かどうかも確認しましょう。また、案件の募集状況は随時変わりますので、興味のある募集案件がありましたら早めにご応募ください。
DX時代の業務合理化を図るサービスを複数提供している企業でシステムエンジニア支援
企画担当、マーケティング担当と情報共有することで、ユーザー、ビジネス、マーケットに精通することができ、サービス視点での機能開発経験が可能です。
デジタルプロダクト開発等を行なっている企業で社内SE支援
エンタープライズ企業をクライアントに、FinTech、RoboTech、SocialTech領域のソリューションを提供している企業様です。グローバルなメンバーと共に働くことができます！
文具販売企業で販売管理システム刷新におけるSE支援
文具販売の大手企業様でDXプロジェクトにチャレンジして頂きます。文具業界特有の商慣習を改善するための突破口となるプロジェクトです。
グループの物流を担う中核事業会社でシステム開発のPM支援
大規模な基幹システム開発のプロジェクトに携わることができます。SEとしてのスキルだけでなく、PMとしての役割にも挑戦してみたい方におすすめです。
C#/Javaを使用した自社システム改修支援
自社サービスを持った大手アパレル企業での案件。必要に応じたミーティングへの参加が必要ですが、リモートでの業務が可能です。
調達部門におけるBPOやITソリューションを提供する企業での社内SE、ヘルプデスク
社内SEとしてのご経験だけでなく、語学力を活かしていただく案件になります。語学力にも自信がある方にはピッタリです。
高単価案件を獲得するには
フリーランスで活躍するための必須能力で解説したスキルを高めることで安定した稼働に繋がりますが、その上でより高単価な案件を獲得していくためにはどうすれば良いのでしょうか。ここではポイントを3つご紹介します。
空き時間を利用してスキル開発をする
案件で自身の強みのスキルを磨きながら、稼働の空き時間を利用して積極的に新たなスキル開発をすることで市場価値が上がり、高単価案件の獲得に繋がりやすくなります。例えば以下のような知識やスキルはシステムエンジニアが身につけておくと価値を発揮できる可能性が高いです。
- IoT技術
- DX関連
- ビックデータ
- クラウドサービス
- 情報セキュリティ
スキル開発をすることで、システムエンジニアから他職種へキャリアアップすることも可能です。
SE（システムエンジニア）のキャリアパス例や設計ポイントを徹底解説の記事ではシステムエンジニアのキャリア設計について詳しく紹介しています。興味があればこちらもご覧ください。
マネジメントスキルを高める
システムエンジニアはシステムの要件定義やプロジェクトの計画・設計・運用などの工程を管理することが主な業務となるため、マネジメントスキルを身につけて、個人としての活躍だけでなく、チームとしてもプロジェクトを牽引できる存在になるとより多くの案件とマッチングできる可能性があります。
エンジニア人材自体、市場では不足していますが、「マネジメント」能力を兼ね備えることができれば、非常に市場優位性が担保できると言えるでしょう。
出典：DX白書 2023
ポートフォリオを作成する
ポートフォリオと聞くと、デザイナーやクリエイターが作成するものというイメージがあるかもしれませんが、エンジニアもポートフォリオを作成することで、自身の実績やスキルをアピールしやすくなり案件獲得が有利になる場合があります。
ポートフォリオの作成方法がよくわからないという方はエンジニア向けのポートフォリオの作成方法をあわせてご覧ください。
フリーランスシステムエンジニアのメリット
ここからは、フリーランスシステムエンジニアとして働くメリットをご紹介します。
収入の増加が期待できる
契約時に報酬額を交渉できたり、報酬額が会社に抜かれずそのまま手元に入るため、正社員からフリーランスになると、年収は大きく増加する場合が多いです。また上限額も決まっているわけではないので、スキルを磨けば収入はどんどん上昇していくでしょう。
様々な職種で活躍の場が増えている
年々、企業のデジタル化は加速度的に進んでおり、IT企業だけでなく、インフラ企業や物流、不動産といった社会の基盤を支えるような企業から、商社やメーカーなど幅広い業界でシステムの開発/運用/保守できるシステムエンジニアが求められています。
正社員では決して出会えない様々な企業のシステム運用に携わることはさらなるやりがいや成長機会に繋がる可能性が高く、フリーランスになることの大きなメリットと言えるでしょう。
場所や時間に縛られない
会社ごとの規則や勤務時間にとらわれず、働き方の自由度が高いところも魅力です。
特にシステムエンジニアは常駐型や出向型の出社形態が多いですが、最近ではリモート在宅型での関わり方も増えてきているため、業務スタイルの選択幅が広がってきています。
フリーランスシステムエンジニアのデメリット
続いて、フリーランスシステムエンジニアとして働くデメリットもご紹介します。
多くのスキルを求められる
システムエンジニアは様々な業種や業務内容に携われる一方、裏を返せば多くのスキルを求められます。そのため単純なシステム開発スキルだけでなく、それぞれの状況に応じてマネジメント力や業界の背景を考慮した要件定義力、トラブルシューティング力が必要となる場合があります。
そうした場合でもくじけずに依頼業務を遂行できないとフリーランスとして安定して稼働するのは難しいかもしれません。
クライアント獲得が難しい場合がある
仕事が安定しないうちは、自分が培ってきたスキルを必要とするクライアントを見つけるところから始める必要があります。しかし、競合が激化している場合やマーケティングの知識が不足している場合などは、より獲得が難しくなります。
コミュニティが狭まりやすい
正社員の場合、職場にいるだけである程度人と繋がるきっかけがあり、人間関係も自然と広がっていく傾向にあります。しかし、フリーランスになると良くも悪くも必要最低限のやりとりで完結してしまうので、意識的にコミュニケーションを取る機会を作らないと新たな出会いが創出されなくなってしまいます。
フリーランスや副業で働きたい方に向けて
フリーランスや副業のシステムエンジニアとして働き始める場合には、FLEXYへの登録がおすすめです。
FLEXYではシステムエンジニアが活躍できる案件を多数取り扱っていますので是非FLEXYへご登録の上、興味のある案件にご応募ください。
フリーランスのシステムエンジニアに関するFAQ
フリーランスシステムエンジニアについてよくある質問とその回答をご紹介します。
Q:システムエンジニアの正社員とフリーランスの年収の違いはどれくらいありますか？
A:システムエンジニアの平均年収は、正社員の場合約517万円ですが、全体の給与幅はおよそ300〜950万円と広いです。一方でフリーランスでは700万からスキルによっては1,000万円程度までの収入が目指せます。より詳しい年収事情についてはシステムエンジニアの年収相場をご覧ください。
Q:具体的にどのような案件がありますか？
A:システムエンジニアはシステム開発の上流から下流まで様々な場面で需要がある職種です。現在募集中もしくは過去実際に募集していた案件についてフリーランスシステムエンジニアの案件例で紹介していますので案件をお探しの方は必見です。
Q:フリーランスで活躍するために身につけておくべきスキルはありますか？
A:システムエンジニアであれば、コミュニケーション能力、トラブルシューティング能力、自己管理能力などを備えておくことが重要です。それらが必要とされる背景や、より高単価案件を獲得するためのポイントなどにも興味があればフリーランスで活躍するための必須能力をご覧ください。
まとめ
今回ご紹介したようにシステムエンジニアは、システム開発の上流から下流まで様々な場面で需要がある職種です。 業務によってはマニュアルに沿って誰でも出来るような印象もあり、案件が安価にな離やすかったりもしますが、十分なスキルと経験があれば、しっかりと高単価案件を受けることが可能です。 独立は簡単なことではありませんが、フリーランスとして活躍することに興味のある方は事前準備としっかりとしたキャリアプランを立てた上で是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
FLEXY（フレキシー）ではさまざまなSE案件を取り扱っています。システムエンジニアの皆様の活躍を丁寧にサポートさせていただきます。ご希望の案件をご紹介させていただきますので、是非お気軽にご相談ください。
