システムエンジニアが向いている人の特徴・性格を紹介!適性の見極め方と誤った考え方も解説
システムエンジニアに向いている人には、一定の特徴があります。
例えば、論理的な思考能力がある人や、精神的にタフで集中力がある人はシステムエンジニア向きといえるでしょう。
本記事ではシステムエンジニアに向いている人の特徴・性格を具体的に紹介し、適性の見極め方や、適性に関する誤った考え方についても解説します。
ぜひ最後までお読みいただき「システムエンジニアが自分に向いているか」を判断してください。
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目次
システムエンジニアに向いている人の特徴・性格
システムエンジニアに向いている人の特徴や性格は以下のとおりです。詳しく解説します。
- IT業界のトピックやスキルアップに興味関心が高くこまめに情報を収集できる
- スケジュールやタスクの管理に苦手意識がない
- 急な変更に対しても迅速かつ柔軟に対応できる
- 物事を論理だてて考える力がある
- メンバーと円滑なコミュニケーションがとれる
- チャレンジ精神が豊富で新しい取り組みにも積極的である
- 精神的にタフで集中力がある
IT業界のトピックやスキルアップに興味関心が高くこまめに情報を収集できる
システムエンジニアは、IT業界のトピックやスキルアップに対して常に興味を持ち、こまめに情報を収集できる人が向いています。
新たな技術が生まれ続けるIT業界は、変化が激しい業界として知られています。今までの常識があっという間に塗り替えられて、新しい手法が確立されることは多いです。変化に対応するためには、収集した情報を自分のものにしていく必要があります。
新しいトピックに興味を持ってこまめに収集し、情報を自分の中に落とし込める学習意欲の高い人は、システムエンジニアに適しています。
スケジュールやタスクの管理に苦手意識がない
スケジュールやタスクの管理に苦手意識がないかも、システムエンジニアの適性を見極める上で重要なポイントです。
プロジェクトを滞りなく進めるためには、タスクを管理してスケジュールどおりに作業する必要があります。
もし業務をスケジュールどおりに進められず、納期を落とすとクライアントやチームメンバーからの信頼を失ってしまいます。
重要な仕事が任される機会も少なくなるので、スケジュール管理が得意な人はシステムエンジニアに向いているでしょう。少なくともスケジュール管理に苦手意識を持っていないことが大切です。
急な変更に対しても迅速かつ柔軟に対応できる
急な変更に対して迅速かつ柔軟に対応できる人も、システムエンジニアに向いています。
システム開発ではクライアントの都合などで要件が急に変更になり、設計をやり直すケースもあります。また、システムに障害やバグが見つかると、現在の作業はストップして、すぐに原因解明に乗り出さなければなりません。
スケジュールどおりに作業を進めるのが重要な一方で、イレギュラーな事態にも柔軟かつスピーディーに対応できる人がシステムエンジニアに向いています。
物事を論理だてて考える力がある
システムエンジニアの適性を判断する上でチェックしたいのは、物事を論理だてて考える力があるかです。
例えばシステムの仕様を決定する場面であれば、機能の必要性や設計意図を明確にしながら、論理的に検討を進める必要があります。ひらめきのみに頼ってシステムを開発すると、検討していなかった部分で欠陥が見つかったり、バグの原因になったりする可能性が高いです。
また、他のプロジェクトメンバーに情報を共有する際やクライアントにシステムの仕様を解説する際も、論理的な思考に基づいた説明が求められます。
物事を論理だてて考える力は、システムエンジニアには必須の能力といってもよいでしょう。
メンバーと円滑なコミュニケーションがとれる
システムエンジニアには、メンバーと円滑なコミュニケーションがとれる人が向いています。
システムエンジニアと聞くと、黙々と作業するイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、システム開発などのプロジェクトは「プロジェクトオーナー」「PM(プロジェクトマネージャー)」「PL(プロジェクトリーダー)」「メンバー」と協力して進めるのが一般的です。
プロジェクトメンバーとの連携は不可欠で、ミーティングで論理的に話す能力のほか、チャットコミュニケーションも求められます。
プロジェクトメンバーとのコミュニケーションを怠り、独断で作業を進めて間違いが発覚すると作業のやり直しなどにもつながるので、コミュニケーション能力は重要です。
チャレンジ精神が豊富で新しい取り組みにも積極的である
チャレンジ精神が豊富で新しい取り組みにも積極的な人も、システムエンジニアに向いています。
移り変わりが激しいIT業界では新しいツールや技術が次々と導入され、業務内容も変化していきます。このとき「使い慣れたツールの方がよかった」と新しい技術を拒否する方は、システムエンジニアには適していません。
IT業界のトレンドに敏感で、変化やチャレンジに積極的な人の方がシステムエンジニアには向いているでしょう。
精神的にタフで集中力がある
システムエンジニアに向いているのは、精神的にタフで集中力がある人です。
システムエンジニアはクライアント向けにシステム開発を行うケースが多く、ときにはクライアントの要望に応えてタイトなスケジュールもこなさなければなりません。納期間近はタスクがたまり、精神的に追い込まれることもあるでしょう。
さらにバグなどが発生した際は、残業をしてでもスピーディーに修正する必要があります。
切羽詰まった状態でも集中力を発揮して問題を解決できるような精神的なタフさが求められます。
該当数が少ない人は向いてないからシステムエンジニアになるのはやめとけ?
上記でご紹介した「システムエンジニアに向いている人の特徴・性格」の該当数が少ないからといって、システムエンジニアをあきらめるのは早計です。
実際にシステムエンジニアとして働いてみないと、本当の適性はわかりません。最初は「性格的に向いていない」と思っていた人でも、業務を積み重ねる中でフリーランスのシステムエンジニアを天職だと感じられる方もいるでしょう。
ただし、システムエンジニアには一定の向き・不向きがあるのは事実です。現時点で上記の項目に該当する数が少ない場合、就職後に苦労する可能性が高くなる点はあらかじめ想定しておくことが大切です。
システムエンジニアを辞めてよかった人や、辞めないほうがいい人の特徴をチェック
システムエンジニアへの適性を見極める方法
システムエンジニアの適性を見極める方法は、以下のとおりです。
- 適性診断を受けて客観的な指標で判断する
- プログラミングを体験できるサイトで手を動かしてみる
- 一定のスキルを身につけ実際の案件で稼働してみる
適性診断を受けて客観的な指標で判断する
適性診断を受けてみることで、自分がシステムエンジニアに向いているかの検討がつけられます。向き・不向きを数値などで客観的にはかれるので、より納得のいく決断につながるでしょう。
システムエンジニアの適性を判断するのにおすすめなのは、「エンジニアリング業界への適性診断」です。プロジェクトを進める中でどのような行動をとるべきか設問が用意されており、エンジニア業界全体の適性をチェックできます。
その他にも、システムエンジニアの適性検査として使用されている「CAB」があります。コンピュータ職における技能習得のポテンシャル測定に特化した適性検査です。関連書籍や適性検査の対策サイトで問題が解けるので、チャレンジしてみましょう。
プログラミングを体験できるサイトで手を動かしてみる
システムエンジニアとしての適性を見極める方法の一つとして、実際にプログラミングをしてみることが挙げられます。
システムエンジニアにはプログラミングスキルが必須なので、向上心を持って技術習得に臨めるかは重要なポイントです。実際に手を動かしてみて、プログラミングの勉強をすること自体が苦痛に感じたのであれば、システムエンジニアには向いていないかもしれません。
そこで以下のサイトを活用して、実際にコードを書きながらプログラミングを学んでみましょう。
どのサイトも、実際に手を動かしながら初心者にもわかりやすく学べます。
一定のスキルを身につけ実際の案件で稼働してみる
勉強を進め一定のスキルを身につけたら、副業としてシステムエンジニアの案件を受注し、自分に適性があるか判断してみましょう。
まずは簡単なホームページ制作などの案件を受け、案件獲得から納品までの一通りの流れを経験するのがおすすめです。実際に現場で動くことでフリーランスとして案件を進めるコツをつかみつつ、スキルアップも見込めます。
ただし初心者が副業でも案件を獲得するのは難しいのが現実です。クライアントの立場からすると、実績が少ないと求めるクオリティの成果物を納品してもらえるか確信が持てないためです。
案件獲得の際には自分のスキルや成果物を十分にアピールし、クライアントに「期待に応えてもらえそうだ」と信頼感を抱いてもらえる対応を意識してください。
実際に案件を担当する中で、やりがいを感じられたらシステムエンジニアとしての適性があると判断できます。
会社員でシステムエンジニアをやるのが不向きな人もいるので注意
「システムエンジニアは自分に合わない」と感じる場合は、“会社員で”システムエンジニアとして働くのが適していないだけの可能性があります。その場合、フリーランスに転向することで状況や考え方が変わり、やりがいを持って働けることもあるでしょう。
例えば会社員の場合、与えられた業務をスケジュールどおりに終わらせ、クオリティの高い仕事をしたとしても、収入につながるとは限りません。仕事の成果が収入に反映されにくいのでスキルアップへのやる気がわかず、エンジニアとしての適性に疑問を持つ方もいます。
しかし、フリーランスに転向すれば仕事量・成果に伴った収入がもらえ、スキルアップへのモチベーションを保ちやすい環境を作れます。
システムエンジニア自体が向いていないのか、それとも“会社員の”システムエンジニアとしての働き方が向いていないのかを、見極めることが大切です。まずは下記から、フリーランスエンジニアの働き方についても確認しましょう。
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システムエンジニアへの向き・不向きを判断するのに誤った考え方
システムエンジニアへの適性を判断する際に、以下のように誤った考え方をしているケースがあるので紹介します。
- 学歴や出身学部(文系)がIT系と程遠いから向いていない
- 専門書やビジネス本を読んでもさっぱりわからないから向かない
- IT関連の資格取得に挑戦しても落ち続けるから不向きだと思う
学歴や出身学部(文系)がIT系と程遠いから向いていない
大学を卒業していなかったり、出身学部がIT系から離れていたりするからといって、システムエンジニアに向いていないとは限りません。
独立行政法人情報処理推進機構が作成した「IT人材白書2020」の調査結果では、ITに携わる業務を行っている人材の約3割は文系出身であると報告されました。なんとIT・情報系以外の学部卒業者は半数以上にものぼります。
IT人材白書2020では、IT従事者の最終学歴も調査しており、最終学歴が大学の人は5割以上でしたが、最終学歴が中学や高校、専門学校のIT従事者がいることもわかります。
現在、ITや情報に関する知識を持っているかはそれほど関係なく、これから知識やスキルを身につけて実務で活かせるようになれるかが重要です。活躍できるまで時間がかかるかもしれませんが、学歴や知識の有無に関係なくシステムエンジニアを目指せます。
専門書やビジネス本を読んでもさっぱりわからないから向かない
専門書やビジネス本を試しに読んでみて、全く理解ができなかったからといって、システムエンジニアが向かないわけではありません。現在の知識や思考力と、将来的な活躍は直結しないためです。
独学でのスキルアップが難しくても、先輩からのサポートや社内研修を受けることで、システムエンジニアとしてのスキルを身につけられる可能性があります。
未経験者の応募を歓迎していたり、研修制度が整っていたりする企業も多いので、未経験でもシステムエンジニアとして活躍することは十分に可能です。
IT関連の資格取得に挑戦しても落ち続けるから不向きだと思う
IT関連の資格に挑戦し続けてもなかなか合格できず、システムエンジニアとしての適性を疑っている人もいるでしょう。
たしかに資格を取得できる能力はあった方がいいですが、資格がなくても第一線で活躍している人はいます。資格にこだわりすぎる必要はなく、常にスキルや知識を更新し続けることで、システムエンジニアとして安定的に働けます。
ただ、将来的に転職やフリーランスへの転向を検討しているのであれば、自分の市場価値をわかりやすく証明するために資格を取得しておくのはおすすめです。
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未経験からシステムエンジニアを目指す人におすすめの言語は以下のとおりです。
- Java:古くから使用されており、汎用性が高い。
- Python:他言語と比較して、学習者が覚える構文規則の数が少なくて済むシンプルな設計。
- C#:ゲームやスマホアプリの開発に用いられることが多い。
- JavaScript:テキストエディタがあればコーディングでき、コードを記述したらすぐにブラウザで確認できる。
- VBA:Office製品の機能を拡張し、仕事の効率化や自動化を行うことが可能。
- PHP:構文がシンプルでわかりやすく、アプリやサイト開発に使用されることが多い。
- SQL:データベースの操作を行うための言語で、データ活用に役立てられる。
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システムエンジニアが向かない人もフリーランスなら気持ちよく働けることがある
本記事ではフリーランスエンジニアに向いている人の特徴を紹介しました。たとえ会社員のエンジニアとして気持ちよく働けていないとしても、フリーランスになれば状況が変わる可能性もあります。
システムエンジニアとして働くのが向いていないのか、それとも会社員のシステムエンジニアが向いていないのか、見極めを誤らないようにしましょう。
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