ソフトウェアエンジニアの年収は? 仕事内容や将来性、年収を上げる方法

ソフトウェアエンジニア 年収

ソフトウェアエンジニアへの転向を検討しているのなら、仕事内容や年収も気になるはずです。ソフトウェアエンジニアの仕事内容や平均年収、将来性などをお伝えするのと同時に、年収をアップさせる具体的な方法についても解説しています。

ソフトウェアエンジニアの年収

ソフトウェアエンジニアの年収 求人ボックス

「求人ボックス 給料ナビ」が公開しているデータによると、正規雇用されているソフトウェアエンジニアの平均年収は536万円です。一方、派遣社員の平均時給は約2,240円であり、1日8時間で月に22日稼働した場合、月収は39万4240円、年収は473万円です。

出典:求人ボックス|ソフトウェアエンジニアの仕事の年収・時給・給料

ソフトウェアエンジニアとして年収を上げたい場合、フリーランスとして独立することも選択肢のひとつです。フリーランスエージェントのFLEXYでは、月80万円以上の高単価案件を多数取り扱っています。その他にもフリーランスの希望に沿った案件を紹介できますので、まずはFLEXYサービスの内容をご覧ください。

FLEXYサービスを見る

ソフトウェアエンジニアとは?

ソフトウェアエンジニアは、さまざまなソフトウェアの設計や開発を担う技術職です。要件定義や設計といった上流工程を担うケースもあれば、プログラミングや保守、運用に携わることもあります。パソコンで使用するソフトウェアだけでなく、スマートフォンアプリの開発も行います。

ソフトウェアエンジニアとシステムエンジニアの違い

システムエンジニアは、システムやソフトウェアの制作において上流工程を担う技術職です。クライアントの要望をヒアリングしたうえで、最適なシステムを構築できるよう業務に取り組みます。

システムエンジニアの仕事内容は、顧客の要望内容の分析や、それを実現するためのシステム全体の要件定義、基本設計と詳細設計、プログラミング、テスト、運用保守などです。プログラミングに関しては、プログラマーへ依頼するケースも少なくありません。

システムエンジニアが、ソフトウェアも含むあらゆるシステムの開発に携わるのに対し、ソフトウェアエンジニアが関わるのは、あくまでソフトウェア開発のみです。

ソフトウェアエンジニアとプログラマーの違い

プログラマーは、上流工程で決定された仕様や設計に従って、プログラミングをする職種です。ソースコードの記述や正常に作動するか確認するためのテスト、デバッグなどを担当します。

ソフトウェアエンジニアとプログラマーの仕事における違いは、その業務領域です。設計など上流工程に携わることも多いソフトウェアエンジニアに対し、プログラマーは主に下流工程を担当します。システムやソフトウェアの設計には関わらず、あくまでコーディングやデバッグなどがメインの業務です。下流工程を担当するため、プログラマーの年収はソフトウェアエンジニアの年収よりも少なくなります。

ソフトウェアエンジニアの仕事内容

ソフトウェアエンジニアの主な仕事内容は、要件定義や設計、プログラミング、実装テスト、IT化の提案などです。以下でそれぞれについて説明します。

1. 要件定義

ソフトウェアエンジニアがシステム開発に携わる場合、システムを動かすのに必要なソフトウェアの要件定義から行います。また、ソフトウェア単体の開発を行う場合では、どのようなソフトに仕上げるのか、要件を定義づけます。

要件定義では、クライアントが何を求めているのか、それをどうシステムやソフトウェアへ落とし込むのかといったことを考えなくてはなりません。丁寧なヒアリングでクライアントの抱える課題や達成したい目的などを把握し、その課題解決や目的達成をかなえるための要件を検討します。

要件定義を行う際には、クライアントから要求を聞きとったうえで細分化し、要件定義書を作成します。要求や完成イメージを文書化しておくことで、クライアントとのすれ違いをなくし、効率良く開発ができるようにします。

2. ソフトウェアの設計

要件定義でクライアントの要望を可視化した後で、設計のフェーズへと進みます。設計フェーズは、大きく基本設計と詳細設計に分かれます。基本設計は、システムやソフトウェアにどのような機能を実装するのかを検討するフェーズで、詳細設計は機能をどう実装するかを考えるフェーズです。ソフトウェアの全体像を考えるシステムエンジニアが基本設計を担当し、ソフトウェアエンジニアは詳細設計を担います。

3. プログラミング

設計した内容に基づき、ソフトウェアエンジニアがプログラミングを担うケースがあります。ただ、プログラマーが担当することも多いです。また、ソフトウェアエンジニアとプログラマが共同で連携しつつプログラミングを行うケースもあります。

4. ソフトウェアの実装テスト

完成したソフトウェアが正常に作動するかテストを実施します。また、システムの一部としてのソフトウェア開発では、システムを本格的に稼働させる前に実装テストを行います。

テストは開発者としてだけではなく、ユーザー目線で行うことも大切です。正常に作動したとしても、ユーザーが使いにくいとなると問題です。

5. IT化の提案

IT化を検討しているクライアントに対し、業務としてさまざまな提案を行うことがあります。IT化を検討しているものの、何から着手すべきなのか分からない、どういったソフトウェアを導入すべきか悩んでいる、といったクライアントも少なくありません。このようなクライアントに対し、ソフトウェアエンジニアはプロとして提案を行います。

なお、クライアントのITに関するさまざまな悩みを解決に導く、ITコンサルタントとソフトウェアエンジニアが協業するケースもあります。

ソフトウェア案件なら「FLEXY(フレキシー)」

ソフトウェアエンジニアとして活躍したいと考えているのなら、「FLEXY(フレキシー)」で案件を探してみませんか?FLEXYは、エンジニアやディレクターなどを対象とする人材サービスであり、開発に関するさまざまな案件を豊富に扱っています。

FLEXYの特長は、案件の90%以上がフルリモートである点です。週2~3日のあいだで働ける案件も多いため、フリーランスや副業エンジニアとして働きたいと考えている人にも適しています。新進気鋭のスタートアップから大手企業まで、さまざまな企業の案件がそろっており、新たなチャレンジをしやすい環境が整っています。

また、ITに関する勉強会やフリーランスの交流会を開催しているのも特長です。こうしたイベントに積極的に参加することで、新たな技術を学べるのはもちろん、人脈も広げられます。FLEXYに興味を持たれた方は、是非一度FLEXYサービスをご覧ください。

FLEXYサービスを見る

以下、ソフトウェア開発に関連した案件を2つピックアップしました。これら以外にもさまざまな案件があるため、ぜひチェックしてみましょう。

①アプリ開発支援

■案件概要

  • 職種:iOSエンジニア、Androidエンジニア
  • 稼働日数:週5日
  • 報酬:〜80万円/月
  • 勤務地:溜池山王
  • リモート:可

■業務内容

  • 排泄予測デバイスおよび新機種の Flutter アプリ開発
  • 開発責任者やハードウェア、ファームウェアエンジニア、プロダクトマネージャーや事業責任者等と協調したIoTサービス開発
  • 各種業務に必要な管理ツールの開発

■必須要件

  • 企業のミッション・ビジョン・バリューへの共感
  • モバイルアプリ開発経験(5年以上)
  • プロジェクトの中で他者とコミュニケーションを取りながら協業してモバイルアプリケーションを開発した経験
  • ソフトウェア開発者として成長し続ける心意気

現在募集中のアプリ開発案件を探す >>

②プロジェクト支援

■案件概要

  • 職種:サーバサイドエンジニア
  • 稼働日数:週3〜5日
  • 報酬:〜70万円/月
  • 勤務地:草津
  • リモート:可

■業務内容

  • 詳細は面談にてすり合わせ

■必須要件

  • ネットワーク(ソケット通信)の概念を理解している方
  • JAVA / C言語 / C++のいずれかのご経験
  • Linuxの基本的なコマンドが理解できる方

現在募集中のソフトウェア開発案件を探す >>

ソフトウェアエンジニアの将来性

国がDXを推進するなか、ソフトウェアの開発や運用、保守に携わるソフトウェアエンジニアの需要は高く、将来性も高いと考えられます。

優秀なソフトウェアエンジニアを求める企業は多く、売り手市場であるため高収入を狙いやすいのも魅力です。ただ、次々と新たな技術が登場する業界であるため、自身も知識のアップデートやスキルアップに努めなくてはなりません。

ソフトウェアエンジニアが年収を上げる5つの方法

ソフトウェアエンジニアが年収を上げる有効な方法として、資格取得やキャリアアップ、転職、フリーランスの転向、副業への取り組みなどが挙げられます。

1. 資格を取得する

企業によっては、業務に関連する資格の取得によって「資格手当」を支給してくれるケースがあります。資格の種別や難易度などにもよりますが、月の基本給に手当として数千円から数万円がプラスされます。

おすすめの資格は、IPA(情報処理推進機構)が主催している基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などです。前者はITエンジニアの登竜門と言われる資格であり、後者はITに関する一定の知識を有することを証明できる資格です。ほかにも、ITストラテジスト試験やネットワークスペシャリスト試験などがあります。

より条件の良い企業への転職を考えているケースでも、資格の取得はおすすめです。ITに関する専門的な知識を有すると証明できるため、転職活動において多少利になると考えられます。

2. キャリアアップを目指す

ソフトウェアエンジニアからキャリアアップすることで、年収アップにつながります。考えられるキャリアとしては、プロジェクトマネージャーやITコンサルタント、ITアーキテクトなどが挙げられます。

正社員同士の比較で、ソフトウェアエンジニアの平均年収が536万円程度なのに対し、プロジェクトマネージャーでは平均年収が629万円です。ITコンサルタントは644万円程度、ITアーキテクトは744万円程度と、キャリアアップによって大幅な年収増が期待できます。

出典:求人ボックス|プロジェクトマネージャーの仕事の年収・時給・給料
求人ボックス|ITコンサルタントの仕事の年収・時給・給料
求人ボックス|ITアーキテクトの仕事の年収・給料

3. 転職する

より多くの年収を得られる企業へ転職するのもひとつの道です。年功序列の企業で働いている人が、実力を正当に評価してくれる企業や業績が給与に直結する企業に転職すると、大幅な年収アップも可能です。優秀なエンジニア人材を、喉から手が出るほど欲している企業は少なくありません。このような状況であるからこそ、スキルや経験、実績次第では高待遇で迎えてもらえる確率が高まります。

4. フリーランスとして独立する

フリーランスとして独立し、高単価な案件を次々とこなしていけば、会社員時代を大きく上回る年収を得られる可能性があります。組織に縛られることもなく、自由度の高い働き方ができるのも魅力です。

ただ、フリーランスへの移行はリスクもあります。案件を獲得できない、もしくは単価の低い案件しか取得できないといった状況では、かえって収入が下がるかもしれません。

フリーランスとして働き始める場合には、FLEXYへの登録がおすすめです。FLEXYでは、ソフトウェアエンジニア向けの案件を多数取り扱っています。フルリモート案件のようなご希望に沿った案件を紹介できますので、是非FLEXYにご登録ください。

FLEXYに登録する

5. 副業で収入を増やす

会社員として安定した収入を得ながら、休日などを使って副業に取り組むことで収入を増やす方法もあります。いきなり独立起業するのに比べるとはるかにリスクが低く、確実に収入を増やせます。

ただ、平日の夜や休日も働くとなると、体にかかる負担が増加する点に注意が必要です。収入が増えても、体を壊しては意味がないため、体を労わりつつ取り組みましょう。

また、会社が副業を許可しているかどうかも要チェックです。近年では、副業を認める企業が増えているものの、いまだに就業規則で禁止している企業も少なくありません。副業を始める前に、確認しておくことをおすすめします。

まずは、エンジニアの副業で案件を探す方法や実際に募集されている案件を確認し、副業をするイメージをつけて副業を始めるか検討してみましょう。

そして、副業を始める場合には、FLEXYへの登録がおすすめです。FLEXYでは、週1~5日やフルリモート可能など幅広い案件を取り扱っており、登録していただくと専任のコンサルタントが希望に沿った案件をご紹介しますので、是非FLEXYにご登録ください。

FLEXYに登録する

まとめ

世の中のIT化やDX推進の後押しもあり、ソフトウェアエンジニアには一定の需要があります。今後も仕事がなくなることは考えづらく、売り手市場ゆえに高収入を得ることも可能です。さらに高い年収を目指すのなら、業務に関連する資格の取得や他社への転職、フリーランスへのシフト、副業への取り組みなども検討してみましょう。

FLEXYとはABOUT FLEXY

『FLEXY』はエンジニア・デザイナー・CTO・技術顧問を中心に
週1~5日のさまざまな案件を紹介するサービスです