Javaエンジニアで年収1,000万円稼ぐ!案件単価や高年収に必要なスキル紹介

Javaエンジニア 年収・単価相場

汎用性が高いプログラミング言語であるJava。そのため需要が高く、Javaによる開発案件も豊富です。この記事では、Javaエンジニアの平均年収・単価、具体的な仕事の内容、高単価の案件受注に求められるスキルに加え、Javaエンジニアの将来性について解説します。転職を検討されている方、フリーランスとして独立を考えている方向けのコンテンツです。

Javaエンジニアの平均年収・単価相場

案件が豊富で、需要があるJavaエンジニアですが、実務経験により案件ごとの単価や年収が変わってきます。

実務経験1年未満の場合

経験年数により、大きく3つに分けて紹介していきます。
Javaエンジニアが得られる月額の単価相場は、下記のとおりです。

実務未経験の場合 ※プログラミングスクールを卒業したばかり
月額:20万円〜25万円ほど(週5日:常駐勤務)

実務経験半年の場合
月額:25万円〜30万円ほど(週5日:常駐勤務)

実務経験1年の場合
月額:30万円〜40万円ほど(週5日:常駐勤務)

出典:ポテパンフリーランス 「Java案件の実際の単価相場」

実務経験2・3年の場合

実務経験年数が1年を超えると、想定される月額の単価相場が下記のように上がります。

月額:40〜60万円ほど(週5日:常駐勤務)

フリーランス向けのJava案件では実務経験が少ない場合、獲得すらできないものもあります。3年ほどの実務経験がある場合には多くの案件に応募可能です。ただ、案件・クライアントごとに求められる内容が異なります。ミスマッチのないように、しっかりと事前に確認をしておくことが必要です。

出典:ポテパンフリーランス 「Java案件の実際の単価相場」

実務経験3年以上の場合

実務経験年数が3年以上の場合、想定される年収は下記のとおりです。

月額:50万円以上(週5日:常駐勤務)

ただし、実務経験が5年以上あるJavaエンジニアであれば1,000万円を超える年収を得ることも夢ではありません。実務経験を積むことにより、技術力が高まることに加えより高額な案件を選ぶ能力も身につけることができるためです。

大小多くの案件で経験を積み、スキルアップを図りさまざまなフレームワークを経験することで、着実に年収アップを狙っていくことができるのがJavaエンジニアの魅力です。Javaだけに限らず、他の言語その時々でトレンドとなっている知識を習得することで自分自身の幅が広がり、高単価の案件受注につながります。フリーランスとしての活躍を考えている人は、ひと通りのことが自分自身でできることは当たり前として、他のJavaエンジニアと差別化を図ることも必要です。

出典:ポテパンフリーランス 「Java案件の実際の単価相場」

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Javaエンジニアの海外の平均年収

今までは日本国内のJavaエンジニアの年収を紹介してきました。次に、海外のJavaエンジニアについて見てみます。 米国の民間企業が5,400万人分のデータを元に構築したデータベースによると、Javaエンジニアの年収は$83,486です(2023年8月現在)。1ドル145円で計算すると、日本円で約1,210万円です。

今まで見てきた、日本国内のJavaエンジニアの年収と比較しても、高いことが分かります。 Javaエンジニアとしてより高い報酬を求めるのであれば、海外に居住しながらエンジニアとして稼働するのもひとつの手段です。近年では、留学しITを英語で学ぶことが注目されています。このような目的で選ぶ留学先として人気なのが、アメリカ・フィリピン(セブ島)・インド・カナダなどです。

出典:Average Java Developer Salary

Javaエンジニアの仕事内容

Javaエンジニアの年収と単価を紹介してきました。次に、Javaエンジニアの具体的な仕事の内容について、解説していきます。

Webアプリケーション開発

Webサービスの急増に伴い、Webサービスの開発案件も増え続けています。近年では特に、Android向けの開発案件に対応できるエンジニアの需要が高まっています。 プログラミング言語として、堅牢性と高い実行速度を兼ね備えているJavaは、これまでも基幹システムからゲーム開発まで幅広い分野で利用されてきました。

さらに、さまざまなOSにも対応するなど汎用性が高く、他の言語との親和性もあるため、Webアプリケーション開発でも頻繁に採用されています。JavaでWebアプリケーションを開発するという流れは、今後も続いていくと見られています。

Javaエンジニアは、Webアプリケーション開発において、インターフェイスではなく主に内部の処理を担当します。具体的には、入力情報を処理しデータべースに登録し処理結果をアウトプットするという部分を担います。

組み込みシステム開発

組み込み系の開発とは、電化製品や機械に組み込まれている、マイコンの制御システムを開発することです。

近年、組み込みシステムに関する技術が発展し、自動で温度を調整するエアコンなど組み込み技術を搭載した製品も多数市場に出ています。このため、組み込みシステムの開発案件に対応できるエンジニアは引く手あまたです。これまでは、このような組み込みシステム開発では、C言語が採用されることが大半でした。一方、近年ではセキュリティに強みをもつJavaが、このような開発案件で採用されることが増えています。組み込み系のシステム開発を経験し、自分自身の幅を広げておくことで、今後、高額案件を受注する機会が得られることが期待できます。

基幹システムの開発

企業や官公庁等における主要業務を効率化するためのシステムを、基幹システムと言います。 具体的な基幹システムの例として、「在庫管理システム」「販売管理システム」「人事給与システム」「会計システム」などがあります。 それら基幹システムの開発にもJavaが広く使われています。大規模な基幹システムの開発の場合には、数百人体制のプロジェクトを組むことも珍しくありません。そのため、各エンジニアが担当する業務が細分化されており、Javaエンジニアとしての経験年数が浅くても担当できる分野・業務があります。

また、大規模な基幹システムの開発プロジェクトでは、教育カリキュラムや人的環境が整っていることも多く、スクールを卒業したばかりの未経験者でも学びながら、Javaエンジニアとして成長していくことが可能です。

既存システムの改修・保守

既存のITシステム開発において、広くJavaが採用されてきました。そのため、新規の開発案件だけでなく、既存のシステムの保守・改修、運用を行う案件も多く存在しています。
特に、基幹システムなどは長期にわたって利用されるため、保守が重要です。

基幹システムの開発案件に携わった経験があり、基幹システムに対して理解のあるフリーランスのJavaエンジニアであれば、これらの既存システムの保守・改修、運用等、メンテナンス案件を獲得できる可能性が広がります。

フリーランスとしてこれらのようなJava案件をお探しならFLEXY(フレキシ―)がおすすめです。60秒の無料登録後、ご希望の案件に応募いただけたり、専任のコーディネーターがご要望に沿った案件を紹介します。自社プロダクト案件をはじめ多数の案件を取り扱っていますので、ぜひ一度サービス詳細をご覧ください。

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Javaの高単価案件獲得に必要なスキル

Javaエンジニアの年収は、経験年数や業務内容により大きく異なります。では、Javaエンジニアとして、高単価の案件を獲得するために、どのようなスキルが必要なのでしょうか。自分に足りないスキルや、自分の強みを再確認してください。

フレームワークやライブラリに関する知識

Javaでは、開発を容易にするフレームワークやライブラリが多数提供されており、これらを利用することで、Javaエンジニアは効率的に開発作業を行えます。 主なフレームワークとして Spring Framework、Struts、JUnit、intra-martがといったものがあります。フレームワークはそれぞれ機能が異なるため、開発の規模(大規模・小規模)によっても最適なフレームワークが異なります。

また、Javaのフレームワークにはトレンドが存在することも忘れてはいけません。 各フレームワークの仕様や特徴、トレンドなどに関する知識を身に着け、常に最善のフレームワークを選択できるように準備すべきです。フレームワークやライブラリに関する知識を学ぶことで、高単価の案件受注の可能性が高まります。

ITインフラに関するスキル

サーバーサイドの開発案件では、サーバー側のシステムもJavaで開発することになります。この場合、Javaエンジニアであっても、インフラに関する知識が必要です。

また、Webアプリケーション開発の案件においても、開発したアプリケーションを動作させるインフラの構築や保守までも担うことがあります。 具体的には、サーバーサイドでどのようにデータが処理されているかや、動的なページの生成についても把握しておくことが求められます。 Javaエンジニアであっても、サーバーやネットワーク、データベースなど、ITインフラ全般についても知識を深めておくことで、よりレベルの高いJavaエンジニアとして活躍できます。

アプリ開発に関する知識

日本国内のスマートフォン市場では、iPhoneがシェアを伸ばしていますが、世界的に見るとAndroidが優勢です。そして、Android向けアプリケーションのほとんどが、Javaで開発されています。スマートフォンの普及に伴い、これからもアプリの開発案件は増えていくと予想されています。さらに、以前はアプリというとゲームを指すほどでしたが、現在ではゲーム以外のアプリの方が多く、アプリ開発の裾野も広がっています。

アプリの新規開発だけでなく、開発後もアプリやシステムの改修・保守、運用案件も同時に発生することを考えると、Javaエンジニアのニーズは高止まりするはずです。 常に最新の技術情報を得て、知識を更新・アップデートし、スキルアップを続けることがJavaエンジニアとしての価値を高めるためにも重要です。

マネジメントの経験

Javaエンジニアの中でも、プロジェクトメンバーが作成したソースコードをレビューするなど、上位工程の経験をもつ人は多くありません。このため、メンバーのマネジメントまでも任せられるJavaエンジニアには、希少性があります。

マネジメント経験を有し、かつ高いプログラミングスキルをもつJavaエンジニアは、クライアントからの信頼も高まります。クライアントから信頼を得ることで、平均的な相場よりも高単価で受注できるようになる可能性があります。同じ作業内容でも、エンジニアにより案件の報酬が、他のエンジニアの単価よりも、5万円〜10万円アップすることも少なくありません。

コミュニケーション能力

フリーランスのJavaエンジニアとして活躍することや、プロジェクトを円滑に進めることを考えると、コミュニケーションスキルは欠かせません。Java案件はクライアントがあり、そのニーズを満たすために開発を進めます。クライアントの求めるものを齟齬なく読み取り、それをチームで共有し、正しくアウトプットをしなくてはなりません。円滑なコミュニケーションができない場合、納期に間に合わないなど、アウトプットの質が低下してしまいます。通常の作業自体は一人で行うことも多いですが、コミュニケーションも重視しなくてはなりません。

大規模なプロジェクトになると開発期間が数カ月から数年に渡ることもあります。そのような長期間でも、リモートのみで業務を進めることも多いため、対面のコミュニケーションだけではなく、Web会議やチャットツールを駆使する力も必要です。

Javaエンジニアの将来性

Javaエンジニアの年収・業務内容・求められるスキルを順番に紹介してきました。汎用性が高く、多くの開発案件で採用されるJavaですが、それを扱うJavaエンジニアのニーズはどのように変化するのでしょうか。

Java案件は減少するのか

Javaが他の言語に取って代わることがあるのか、この可能性は非常に低いと考えられます。汎用性・堅牢性が高く安定しているため、Javaは多くの基幹システムで採用され、30年以上、開発の現場で使われています。このような背景から、Javaを他の言語に置き換えるのは困難です。むしろ近年では、スマートフォンアプリの開発案件が増えており、将来性がある言語であると考えられています。

2022年のデータでは、Javaエンジニアの正社員の求人倍率は21.8倍となっており、これは前年よりも約10倍の数字です。この点からも、Javaエンジニアは不足しており、引く手あまたであることが伺えます。正社員を積極採用するということは、企業側もJavaには今後もニーズがあり、継続的に案件が発生すると見込んでいることを意味します。

ただし、Java案件が減少する可能性は低いとはいえ、エンジニアとしてリスクヘッジをすることは必要です。Javaエンジニアとして勤務しながら、同時に他の言語や関連する知識を身につけておくことで、将来的にJavaにニーズがなくなった時にも、活躍し続けることができます。

出典:レバテック「ITエンジニア・クリエイター正社員転職・フリーランス市場動向 2022年7月」

フリーランスとして高収入を得たい場合

Javaエンジニアのフリーランスとして働きたい場合、フリーランスとして活動する前にJavaのニーズや高価格案件を獲得するために必要なスキルを調べておくと良いでしょう。

また、フリーランスとして働き始める場合にはFLEXYへの登録がおすすめです。FLEXYでは週1からやフルリモートで働けるJavaエンジニアの案件を多数取り扱っています。是非FLEXYに登録してみてください。

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また、まずはフリーランスとしてではなく副業で稼ぎたいという方は、Javaの副業案件や案件の単価相場を調べておくとよいでしょう。

まとめ

Javaエンジニアの年収・単価、具体的な仕事の内容、高単価の案件を獲得するために求められるスキルに加え、Javaエンジニアの将来性を紹介しました。Javaの歴史、使われているシステムが多種多様であること、そしてそれが重要な基幹システムにも多く含まれることなどを加味すると、Javaエンジニアにはこれからも需要があり、正社員やフリーランスとして活躍する場は十分にあると考えられます。

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