【要注意】フリーランスエンジニアの末路|現実を見て後悔する前にやるべきことも解説

フリーランスエンジニア 末路

せっかくフリーランスエンジニアに転向したものの、「こんなはずではなかった…」と後悔し悲惨な末路をたどってしまう人がいます。例えば案件が獲得できずに収入が不安定になったり、クライアントが求める成果を上げられず契約が切られたりするケースです。

フリーランスとして独立を目指すのであれば、どのような末路があるのかを知り、悲惨な結末を避けるために対策しておくことが大切です。

この記事ではフリーランスになって後悔した人の末路や、避けるために今からできる対策を解説します。

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目次

転身して後悔する前に知りたいフリーランスエンジニアの末路

フリーランスエンジニアに転向して後悔した人の末路は以下のとおりです。それぞれの事例を具体的に紹介します。

  • 案件がなかなか取れず収入が不安定な状態が続き貯金が目減りしている
  • 激務で心身ともに疲れてしまったが責任があるので稼働を止められない
  • 生活リズムが崩れて以前よりも仕事のやる気やモチベーションが沸かなくなった
  • 先方が期待したレベルより低いパフォーマンスで契約を短期で切られてしまった
  • 最新の知識や技術のキャッチアップが追いつかずキャリアが停滞してしまった
  • フリーランスによくあるトラブルに遭い後悔した
  • 経理・事務手続きなどのエンジニア以外の業務で疲弊している
  • 一人で仕事をこなす孤独感に耐えられなくなった

案件がなかなか取れず収入が不安定な状態が続き貯金が目減りしている

会社員からフリーランスに転身すると、貯金額が次第に減っていくケースがあります。

フリーランスは会社員とは異なり、自分自身で案件を獲得することが必要です。営業しても案件が全く獲得できなければ、収入にはつながらず、毎月の生活費をまかなえません。

案件が決まらずに収入が不安定になった結果、貯金を取り崩して生活するはめになり、貯金額が目減りしていきます。

フリーランスになるのであれば収入面に対する不安と常に向き合わなければなりません。

案件を安定的に獲得するためには、クラウドソーシングやSNS、エージェントを活用する手段があります。

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激務で心身ともに疲れてしまったが責任があるので稼働を止められない

フリーランスエンジニアは、常に案件を獲得できるわけではありません。そのため仕事を詰め込みすぎてしまうケースも多く、オーバーワークに陥る可能性も高いです。

激務で心身ともに疲れ果てて、仕事に支障をきたしてしまうフリーランスエンジニアもいます。しかし、自分一人で担当業務をこなすフリーランスエンジニアは、別の誰かに仕事を振れない場合がほとんどです。

業務を受けた責任があるので稼働を止められず、心身をすり減らしながらも仕事を続ける方は多いでしょう。

生活リズムが崩れて以前よりも仕事のやる気やモチベーションが沸かなくなった

フリーランスエンジニアは生活リズムが崩れてしまいがちです。勤務時間が厳密に決まっている会社員と異なり、フリーランスは稼働時間を自分自身で決められることが起因します。

稼働時間を自身の裁量で決められるのはメリットですが、人によっては昼夜逆転の生活になったり、仕事を詰め込みすぎて徹夜が続いたりすることもあります。

規則正しい生活を送れず適度にリフレッシュできないと、仕事のやる気やモチベーションを保つことが難しいです。仕事のパフォーマンスが低下して効率的に業務を進められないと、キャリアアップも難しいでしょう。

フリーランスとして成功したいのであれば、規則正しい生活が送れるような自己管理能力を身に付ける必要があります。

先方が期待したレベルより低いパフォーマンスで契約を短期で切られてしまった

フリーランスエンジニアはクライアントが求める成果を上げられないと、契約期間終了を待たずに契約を打ち切られてしまいます。

企業と雇用関係にないフリーランスは、労働基準法の適用外です。企業が求めているのは即戦力の人材なので「期待していたレベルに達しない」と判断された場合は、容赦なく契約を切られてしまいます。

だからこそ求められている業務内容と自身のスキルがマッチしているか、業務委託契約を結ぶ前に精査することが重要です。

間違っても条件の良い案件を獲得するために、スキルや実績を盛ってクライアントに伝えるのは避けましょう。案件を進める中で本来の実力はバレます。

最新の知識や技術のキャッチアップが追いつかずキャリアが停滞してしまった

フリーランスに転向した結果、最新の知識や技術のキャッチアップが追いつかずに、キャリアが停滞してしまう人もいます。

フリーランスになると自分が経験を積んだ工程の業務しか任されない場合がほとんどです。クライアントの立場からすると、自社で雇用していないフリーランスを育てるメリットはなく「求めているスキルを提供してくれるかどうか」が重要だからです。

例えばプログラムの作成・実装を担ってきたエンジニアが、いきなり設計を任されることは少ないでしょう。

フリーランスとしてキャリアアップしたいのであれば、自分自身で必要な知識やスキルを獲得する必要があります。しかし、案件で忙しいとインプットの時間を確保できず、キャリアがいつまでも停滞してしまいます。

フリーランスによくあるトラブルに遭い後悔した

以下の事例のように、フリーランスならではのトラブルに遭い、「フリーランスにならなければ…」と後悔するケースがあります。

  • 当初の説明と全く異なる業務内容だった
  • 契約内容の認識に齟齬がありトラブルになった
  • 報酬レベルに見合わないクオリティを要求された
  • 情報商材にだまされた
  • 詐欺や悪徳商法にひっかかってしまった

信頼できるクライアントと取引をすることで、トラブルのリスクを下げることが可能です。

特に独立当初は人脈も少なく、信頼できるようなクライアントを自力で見つけるのは難しいので、案件獲得をサポートしてくれるエージェントを利用するのがおすすめです。

詐欺や悪徳商法に関する事例も知っておき、だまされないように対策しておきましょう。

経理・事務手続きなどのエンジニア以外の業務で疲弊している

会社員をやめてフリーランスになると、以下のような業務を自分でこなさなければなりません。

  • 帳簿つけ
  • 請求書の発行
  • 経費のまとめ
  • 入金確認
  • 売上の回収業務
  • 確定申告
  • 契約手続き
  • 名刺作成
  • 資料作成

毎年3月15日までには、所得税の金額を計算して税務署に申告する「確定申告」を行わなければならず、案件と併行して進めるのが大きな負担になることもあります。

このような経理・事務作業をこなすのに時間がかかり、疲弊するフリーランスも多いです。

一人で仕事をこなす孤独感に耐えられなくなった

一人で仕事をこなさなければならない孤独感に耐えられなくなるフリーランスもいます。

フリーランスエンジニアは、以下のように常駐型とリモート型の働き方があります。

  • リモート型:企業と条件を決定し、自宅など好きな場所で業務を行う働き方。
  • 常駐型:契約先の企業に常駐して業務を行う正社員に近い働き方。

自宅で作業するリモート型であれば、基本的にいつも一人なので、一人暮らしの場合は「一日中誰とも話さなかった…」という日も珍しくないでしょう。

常駐型のフリーランスも、業務で疑問がある場合は自力で解決しなければならず、孤独感がつのることがあります。

フリーランスのデメリットを確認する

実力以外の面でフリーランスの適性がなく末路を迎えたエンジニアもいる

会社員からフリーランスになった結果、仕事がうまくいかなくなる人もいます。

仮にITエンジニアとしての実力が十分にあったとしても、フリーランスとしての働き方が合わずに、疲弊してネガティブな結果を迎えてしまうのです。

向き・不向きが色濃く出る働き方なので、フリーランスへの転向を検討しているのであれば、まずはフリーランスとしての働き方を詳細にリサーチすることが大切です。その上で、自分に合っているかを慎重に見極めましょう。

フリーランスエンジニアとしての働き方を確認する

フリーランスエンジニアの現実を痛感して寿命を縮める前にやるべきこと

以下では、フリーランスエンジニアの悲惨な末路を回避して、長く活躍するための方法を解説します。

  • 短期・中期・長期での目標を明確に持って日々の業務にあたる
  • 普段から仕事のリズムを整えて副業などからスモールスタートしてみる
  • キャリアアップにつながる勉強や資格取得を行い着実に知見を身につける
  • 独立する前に老後まで見据えた貯金・人脈を構築するなど入念に準備する
  • 月に1回はスキル・経験を棚卸ししポートフォリオ・職務経歴書を改善する
  • 本業以外の経理・事務系の業務をアウトソーシングする
  • フリーランスエンジニア向けエージェントに相談して案件獲得をサポートしてもらう

短期・中期・長期での目標を明確に持って日々の業務にあたる

まずは自分がどのようなエンジニアになりたいのか、ゴールを明確化しましょう。ゴールに到達するためにはどのようなスキルを学び、実績を積んでいけばいいのかキャリアプランを考え、短期・中期・長期の目標を立ててみてください。

具体例は以下のとおりです。

項目 概要
ゴール フリーランスのフロントエンドエンジニアになり、さまざまな現場でユーザーにとって使い心地がいいサービス作りに企画段階から携わる。
短期目標 業務に必要なHTMLやCSS、JavaScriptのスキルを取得する。
中期目標 副業をしながらフリーランスとしての経験を積む。
長期目標 フリーランスとして独立し、デザインやディレクションにも関わりながら活躍の幅を広げていく。

キャリアプランを決める際は、フリーランスとしての働き方が本当に適しているかも再度検討することが大切です。

目標が明確になると、日々の業務へのモチベーションも高まり、スキルアップも早まります。

普段から仕事のリズムを整えて副業などからスモールスタートしてみる

目指すべき目標が定まったのであれば、副業などからスモールスタートしてみるのがおすすめです。

もし副業が許される環境ならば、個人として案件を獲得して納品するまでの一連の流れを経験してみましょう。独立後の仕事を具体的にイメージできるだけでなく、ポートフォリオや職務経歴書、スキルシートの充実にもつながります。

気を付けたいのは、副業に時間を費やしすぎて本業のリズムを乱すことです。睡眠時間をけずって副業をした結果、本業がおろそかになったら元も子もありません。

生活習慣を整えた上で、クラウドソーシングなどを活用して案件を受注し、実際に個人で働く経験をしておきましょう。

業務委託の副業について確認する

キャリアアップにつながる勉強や資格取得を行い着実に知見を身につける

フリーランスエンジニアになるのであれば、キャリアアップのための勉強や資格取得は必須です。勉強会やセミナーに参加したり、資格取得をしたりして着実に知見を身に付けましょう。

その際に注意したいのは、目的もなくやみくもにスキルアップに時間を費やさないことです。せっかく時間をかけて学んでも、思い描くキャリアにとって不要のスキルであれば、ゴール到達が遠のいてしまいます

目標を達成するためにはどのようなスキルが必要なのかを見極めながら、キャリアアップすることが大切です。

独立する前に老後まで見据えた貯金・人脈を構築するなど入念に準備する

フリーランスになる前に、十分な貯金や人脈を構築して安心して独立できるような準備を進めておきましょう。

例えば貯金に関しては、収入が不安定になる点を考慮して、少なくとも月の生活費の半年分、理想は1年分の貯金をしておきたいところです。1か月の生活費が20万円であれば、最低でも120万円、できれば240万円用意してください。

老後を見据えた資金計画を立て、独立後に月いくら貯金をしたいか目標を立てておきましょう。

またフリーランスとして活躍するためには人脈も大切です。フリーランス協会の「フリーランス白書2024」によると、間近1年間で仕事獲得につながった手段として「人脈」が70.6%と最も多い結果になりました。

交流会やセミナー、SNS、ビジネスマッチングアプリを活用し、独立前に人脈作りを進めておくと有利です。

月に1回はスキル・経験を棚卸ししポートフォリオ・職務経歴書を改善する

月に1回はスキルや経験を棚卸しし、ポートフォリオや職務経歴書、スキルシートなどを改善することが大切です。

具体的には、新たなスキルや成果物、プロジェクト概要などの実績を更新してください。

ポートフォリオや職務経歴書が充実していればいるほど、クライアントにアピールしやすくなり案件獲得のチャンスが増えます。定期的にポートフォリオを更新することで、積極的に活動している印象を与えることも可能です。

案件で忙しくても、月に1回はポートフォリオや職務経歴書を改善する時間を設けましょう。

職務経歴書の書き方を確認する

本業以外の経理・事務系の業務をアウトソーシングする

エンジニアとしての業務に集中するために、経理・事務系の業務をオンライン秘書などに外注するのもおすすめです。オンライン秘書とは、インターネットを通じて業務を代行してくれるアシスタントで、クラウドソーシングなどでも探せます。

オンライン秘書に任せられる業務として、以下のような例が挙げられます。

  • スケジュール調整・管理
  • メール・電話対応
  • リサーチ・手配業務
  • 文書作成
  • 発注業務
  • データ入力
  • 資料作成
  • 営業事務
  • 翻訳
  • 経理
  • SNS運用

エンジニアの業務に関わる部分は秘密保持などの観点から外注できない場合も多いですが、任せられる部分は任せて、負担を減らすことで効率的に活動できます

フリーランスエンジニア向けエージェントに相談して案件獲得をサポートしてもらう

フリーランスエンジニア向けエージェントに相談してサポートを受けることで、円滑に案件を獲得しやすくなります。

エージェントを活用することで以下のようなメリットがあります。

  • 仕事の受注が安定する
  • 営業が苦手でも案件を獲得できる
  • 単価の高い非公開案件も受注できる
  • 事務・入金など手続きのサポートがある
  • キャリアプランを相談できる

特に独立当初は人脈も少なく、自力での案件獲得はハードルが高いので、エージェントを活用するのがおすすめです。

FLEXY(フレキシー)ならば、週4~5日稼働・常駐、月100万円以上などの案件を多数取り扱っており、あなたの希望に応じた案件を探せます。

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FLEXYでは週4~5日稼働可能なフルコミット案件を多数取り扱っているので、独立してバリバリ働きたいエンジニアの方におすすめです。今は本業があり、「平日夜だけ」「土日だけ」など副業からフリーランスへ移行したい方向けにも紹介できる案件が豊富に揃っています。

また、専任コーディネーターにキャリア相談できるのも大きなメリットです。プロによる客観的な視点を取り入れながら具体的なキャリアプランを思い描いてみましょう。

ワンランク上のキャリアを目指す方や無理のない働き方をしたい方など、一人ひとりに合わせてご提案いたしますので、ぜひFLEXYをご活用ください。

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一流のフリーランスエンジニアとして生き残ればメリットは多い

一流のフリーランスエンジニアとして生き残れば以下のようなメリットがあります。

  • 収入に上限がないので、会社員時代以上に稼げる
  • 興味のある分野を極めてスキルアップできる
  • 自由に時間を使いやすい

フリーランスは会社員と比較して、選択の幅が広がるのがメリットです。働く対価・働く時間・働く人・習得したいスキルを全て自分自身で選べます。理想のライフスタイルを実現しやすい働き方ともいえるでしょう。

独立したてはフリーランスとしてのメリットを享受するのは難しいかもしれませんが、実績を積んだり人脈を増やしたりすることで、理想を実現しやすい環境を整えられます。

フリーランスエンジニアの末路を歩まないために今から対策を始めよう

本記事で紹介したフリーランスエンジニアの悲しい末路を歩まないためにも、今からできる対策を始めましょう。具体的な対策案は以下のとおりです。

  • キャリアプランを持って日々の業務にあたる
  • 勉強や資格取得を行い着実に知見を身につける
  • 貯金や人脈を構築する
  • ポートフォリオや職務経歴書を月に1回は改善する
  • 経理や事務系の業務は外注する
  • エージェントに案件獲得をサポートしてもらう

まずはキャリアプランを明確化した上で、バリバリと稼働できる案件に参画するのがおすすめです。手持ちのスキル・知識を生かし、裁量を持った働き方が叶えられます。

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