アプリ開発は副業にできる?稼げる案件や必要なスキルを紹介
アプリエンジニア(アプリケーションエンジニア)として働きながら、収入を増やすために副業をしたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
アプリエンジニアの副業では、専門性を活かすことで高単価の案件獲得を目指せます。また、副業を行うことは収入アップだけではなくスキルアップにつながります。本記事では、アプリエンジニアの副業のメリット・注意点、FLEXYで扱っているアプリ開発の副業案件など幅広く紹介します。アプリエンジニアとして副業を始めたい方や副業案件を探している方はご覧ください。
目次
アプリエンジニアとは
アプリエンジニア(アプリケーションエンジニア)とは、アプリケーションを作るエンジニアを指します。業務内容は幅広く、アプリ開発の要件定義から運用までの一連の流れを担当しています。そのため、ネットワークやプログラミング言語など幅広い知識が必要です。
アプリの種類
アプリエンジニアが開発業務で扱うアプリにはいくつか種類があります。ここでは、代表的な3種類のアプリを紹介します。
ネイティブアプリ
ネイティブアプリはAndroidとiOSアプリの2種類です。基本的にはAppStoreやGooglePlayでダウンロードし使用します。Androidアプリは、Android端末で使われるアプリケーションです。一般的にAndroidアプリを開発する場合にはJavaとKotlinを使用します。初心者でAndroidアプリ開発をする場合、JAVAは学習難易度が高いためKotlinで開発を行うとよいでしょう。
iOSアプリは、iPhoneやiPadなどのiOS端末で使われるアプリケーションです。iOSアプリには、Swiftが使われていることが多く、Swiftは比較的学習難易度が低いので、AndroidアプリよりもiOSアプリ開発の方が簡単でしょう。
iOSアプリの開発を行うiOSエンジニアに必要なスキルやフリーランスとしての働き方などをこちらの記事でご確認いただけます。
Webアプリ
Webサーバー上で動作するアプリケーションのことをWebアプリといいます。例えば、SNSアプリやSlackなどのチャットアプリです。Webアプリ開発には「フロントエンド」と「バックエンド」2種類の知識が必要です。HTML/CSS、Ruby、PHPなど多くの知識が必要となってくるため、Android・iOSアプリに比べて難易度が高いでしょう。
ハイブリッドアプリ
ネイティブアプリとWebアプリのどちらの性質も持ちます。ネイティブアプリのように端末にダウンロードし使用します。開発には、HTML、CSS、JavaScript、PHPなどWebアプリ開発で使用される言語が必要です。
アプリエンジニアの副業事情
アプリエンジニアが可能な副業の種類や副業のメリット・デメリットなど、アプリ開発の副業をする際に知っておくべき情報を紹介します。
アプリエンジニアの稼げる副業の種類
アプリエンジニアの副業では、企業からの案件を受ける以外にも個人でアプリを開発し稼ぐことも可能です。ここでは、アプリエンジニアが稼げる副業について紹介します。
副業の案件を受ける
企業からアプリの開発依頼を受けて、報酬を得る方法です。一定以上のスキルが必要となるため、エンジニアとして経験がない方は、この副業で稼ぐのは難しいでしょう。ある程度実績をもつエンジニアの場合には、他の副業よりも稼ぐことが可能で、安定した収入を得たい人にはおすすめです。
副業の案件を探している方には、FLEXYのサービスがおすすめです。FLEXYでは、アプリの開発業務支援のようなアプリエンジニアが活躍できる副業案件を多数取り扱っており、専任コンサルタントが希望に沿って案件を紹介します。アプリエンジニアで副業希望の方は、FLEXYのサービスを一度ご覧ください。
アプリの開発・販売
自身で開発したアプリをApple StoreやGooglePlayで販売し、収入を得る方法です。アプリにはダウンロードする際に料金が発生する買い切り型と月額料金が発生するサブスクリプション型があり、種類によって収入の受け取り方が変化します。近年では、無料でも高性能のアプリが多いため個人でアプリを開発し収入を得るには、他アプリとの差別化が重要になってきます。
また、販売したアプリの内容によってはアプリ内課金でも収入を得ることが可能です。機能追加や強化のためなど、さまざまな状況でユーザーに課金をしてもらうことが可能でしょう。ダウンロードを無料にしていても、課金してもらえれば収入を得られる一方で、課金したいと思わせるほどの魅力がないとユーザーから課金されないため、アプリ内課金で収入を得たい場合も他のアプリとの差別化は重要です。
さらに、アプリ内に広告を表示させ収入を得る方法もあります。動画広告やバナー広告などがあり、広告表示によって収入が得られます。表示によって収入が得られるため、アプリ内課金とは違い比較的手軽に稼げるでしょう。
スクールの講師
学校やプログラミングスクールなどの講師として働き収入を得ます。講師として働けるのは、「専門学校」「社外人向けのプログラミングスクール」などさまざまで、受講生にプログラミングを教えます。講師として活躍するにはある程度人に教えられるスキルがないといけないため、エンジニアとしてキャリアが浅い人には難しい副業でしょう。
未経験がアプリ開発の副業で稼げるのか
未経験でもアプリの開発自体は可能ですが、企業から依頼を受けたり複雑な機能のアプリを開発するのは難しいです。未経験者の場合には初めから企業の依頼を受けたりするのではなく、簡単なアプリを個人で開発し経験を積みましょう。複雑な機能のアプリではなくてもシンプルな機能でユーザーのニーズを満たせれば、アプリ内広告などでお金を稼げるかもしれません。
アプリ開発の知識やスキルがない方は、まずアプリ開発が学べるプログラミングスクールに通うのも選択肢の1つです。知識とスキルをスクールで身につけ、その後にアプリの個人開発などの実践に進みましょう。
アプリ開発副業のメリット・注意点
アプリ開発の副業を行う場合、収入が増えるメリットがある一方で、税金の手続きや就業規則の確認など注意すべきポイントもあります。ここではそうしたメリット・注意点について詳しく紹介します。
アプリ開発副業のメリット
まずは、アプリ開発副業のメリットを紹介します。
収入が上がる
副業案件を受けることで収入アップを狙えます。会社員として企業に勤めている場合には、難易度の高い仕事で成果を上げてもすぐに給与は変化しません。しかし、副業であれば、案件を受ける数が多いほど受け取る収入がアップします。副業では、最初から高単価案件を受けることはできないため、まずは実績を積み、その後高単価案件に挑戦してみましょう。
好きな場所で作業ができる
アプリ開発の副業に必要なものは主に、PC、スマホ、ケーブル、ネットワーク環境です。これらが整っていれば職場にいなくても自宅やカフェなどで作業をすることできます。自分の好きな場所を作業場所にし、気分転換をしたいと感じたら場所を変更して作業することも可能でしょう。
スキルを磨くことができる
アプリ開発の副業を行い、スキルを磨くことも可能です。新たなスキルや知識を身につけることで仕事の幅が広がったり高単価案件を受けられるようになるなど、自身の可能性も広まっていきます。また、今より待遇の良い会社へ転職できるなど、本業にも影響が出る可能性があります。
アプリ開発副業の注意点
次にアプリ開発副業でトラブルに巻き込まれることを防ぐために注意するべき点を紹介します。
税金の手続きが発生する場合がある
副業をしている方は、副業所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。確定申告を忘れると無申告加算税や延滞税などのペナルティが科せられてしまいます。これらを防ぐためにも確定申告や税金について理解を深めましょう。
副業がバレるとペナルティが科せられる
副業をする場合には本業の会社の就業規則を確認し、副業が禁止されていないか確認しましょう。就業規則によって副業が禁止されているが、副業をやっていることがバレてしまった場合、ペナルティを科せられることもあります。もし、副業が禁止されている会社で副業をしたい場合には、会社から隠れてバレないように副業をするのではなく、上司に相談したり、転職やフリーランスとしての独立を考えてみましょう。
バグ対応に時間を割く必要がある
アプリは常に完璧な状態ではなくバグが見つかることもあり、その場合にはバグを解消する対応が求められます。バグが発見された場合の対応は早急に行う必要があるため、副業を休みたくても稼働しなければいけない時がくる可能性もあります。その際には長時間働くこともあるため、自己管理をしっかり行い体調を崩さないように注意しましょう。
アプリ開発の副業案件
アプリ開発の副業案件はエージェントの利用やSNSで探す方法があります。また、実際にアプリ開発の副業を探している方に向けてFLEXYで取り扱っている案件を紹介します。
副業案件を探す方法
アプリ開発の副業の探し方には、
- SNSを活用する
- クラウドソーシングサイトで探す
- エージェントを利用する
SNSを活用する
SNSを活用し、アプリ開発の業務募集に応募する方法です。エージェントやクラウドソーシングサイトとは違いサイト登録をしなくてもよいので案件への応募は簡単な一方で、身元の証明がなく誰が募集しているかわからないこともあり安全とは限らないので案件に応募するかはよく考えましょう。
クラウドソーシングサイトで案件を探す
簡単に副業案件が探せるクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスを利用する方法です。サービスサイトに登録を行うことで、案件を検索したり応募したりすることができるため手軽に副業案件を請け負うことができるでしょう。クラウドソーシングサイトの案件は単価が低いため、スキルや実績が豊富な方にはおすすめではありません。
エージェントを利用する
エージェントサイトへ登録することで、
- 希望に沿った案件を紹介
- 企業とのやりとりを助けてくれる
FLEXYではアプリ開発の副業として、iOSエンジニアやAndroidエンジニアが希望した条件で働ける副業案件を多数取り扱っています。FLEXYについて詳しく知りたい方は下記ボタンよりFLEXYのサービス内容をぜひご確認ください。
アプリ開発の副業案件例
アプリ開発の経験が活かせるFLEXYで取り扱っている副業案件を紹介します。
【〜100万円/月】AI技術に関するプロダクトのモバイルアプリ開発支援
■案件概要
- 職種:iOSエンジニア、Androidエンジニア
- 稼働日数:週3〜5日
- 報酬:〜100万円/月
- 勤務地:六本木
- リモート:可
■業務内容
- AI技術に関する当社プロダクトのネイティブアプリケーション開発全般
■必須要件
- Dart (flutter) での開発経験
- iOS および android OS でのネイティブアプリケーションの開発経験
- クラウド利用経験
- Vue.jsの知識・経験
- Gitの知識・経験
【〜100万円/月】広告事業やメディア事業などを展開する企業でAndroidアプリ開発支援
■案件概要
- 職種:iOSエンジニア、Androidエンジニア
- 稼働日数:週3〜5日、ビジネスタイム以外の空き時間
- 報酬:〜100万円/月
- 勤務地:六本木
- リモート:可
■業務内容
- 開発が難航しているコア機能の実装方法の調査〜実装
■必須要件
- Kotlin/Javaを用いたAndroidアプリの開発経験
紹介した案件の必須要件に記載されているFlutterの知見を活かせる副業案件も多数あります。Flutterを使った副業を行いたい方はこちらの記事もご覧ください。
フリーランスとして活動する場合
フリーランスとして独立することでアプリエンジニアはさらに高収入を目指すことができます。フリーランス案件は高単価案件が多く、収入の増加が見込め、年収は1,000万円を超える場合もあるでしょう。しかし、実績がないままフリーランスになると高単価案件を請け負うことは難しいので、副業でしっかりと実績を出し、クライアント側に稼働イメージを湧かせる魅力的なエンジニア用のポートフォリオを作成するなどの準備を整えた上でフリーランスとして挑戦してみましょう。
フリーランスとして挑戦する場合にはFLEXYサービスがおすすめです。FLEXYサービスでは、登録していただくと「週3日以上稼働したい」「月80万円以上稼ぎたい」などの希望に沿った案件のご紹介が可能です。フリーランスとして働くことを考えている場合、まずはFLEXYサービスの利用をご検討ください。
iOSエンジニアやAndroidエンジニアは需要が高く参画できる案件は多数あります。iOSエンジニアやAndroidエンジニアのフリーランスとして独立を考えている方は、案件を獲得する方法や活躍するために必要なスキルを確認し、フリーランスとして活動する準備を整えましょう。
まとめ
本記事では、アプリ開発で稼げる副業や副業案件の探し方など、アプリ開発の副業に関わる情報を紹介しました。アプリ開発の副業を始めると収入が増える・スキルを磨けるなどのメリットがある一方で、税金の手続きや本業の会社で副業禁止されていないかなど注意すべき点もあります。アプリ開発の副業を始めたい方は、これらの情報を知った上で副業するための準備を始めてみてください。また、アプリ開発の副業案件例で紹介した案件以外にも、FLEXYでは多くの副業案件を紹介することが可能です。アプリ開発の副業を探している方は、是非FLEXYに登録の上、専任のコンサルタントに案件の相談をしてみてください。