Flutterを使った副業は稼げる?単価相場や案件の探し方を紹介

flutter 副業

モバイルアプリ開発で近年注目を集めているのがFlutterと呼ばれるフレームワークです。本記事ではFlutter案件の平均相場や案件例などを紹介します。副業案件をスムーズに獲得するため、どのようなスキルが必要なのか、また探し方についても紹介します。

Flutterとは?

通常、Webアプリを開発する際、一からソースコードを作成していくと非常に手間がかかり、個々のプログラマーによっても異なることが少なくありません。その点、フレームワークはあらかじめよく使われる機能を備えた枠組みのようなイメージで、スムーズに開発を進められます。

2018年にGoogle社が開発したFlutterは、そうしたフレームワークの中でもスマートフォンアプリ開発に特化した、モバイルフレームワークの一種です。オープンソースで法人、個人どちらも誰でも気軽に利用できるのが特長です。Flutterをインストールすれば、iOSやAndroidアプリを効率的に開発できます。

Flutterを活用した副業で多いのがアプリ開発の副業です。Flutterを活用した副業を考えている方は、iOSエンジニアやAndroidエンジニアが活躍できるアプリ開発の副業について調べてみてください。

Flutterの副業案件は稼げる? 単価相場

モバイルデバイスが急速に普及したことから、海外では大手企業を中心にFlutterのスキルに注目が集まっています。Flutterを使えるスキルがあり、本業とは別に副業として取り組みたい場合、どの程度の報酬を得られるのか気になるところです。

ひとつの案件あたりの相場は65万円前後です。エンジニア案件としては比較的高い傾向であることが分かります。案件によって40万円ほどのものもあれば、高額なケースでは130万円のものもあり大きく異なるため、案件を受ける前に条件と報酬をしっかり確認しましょう。

出典:Flutterエンジニア向け副業案件 | ドーシージョブ,
【2023年最新版】Flutterの副業で稼ぐには?案件の傾向と単価を上げる方法を徹底解説 | エンジニアスタイル

副業案件で稼ぐためにはエージェントサービスに登録するのがおすすめです。エージェントサービスであるFLEXYでは、Flutterの知見が活かせる案件を取り扱っています。フルリモートや週1日稼働など希望に沿った案件紹介が可能なため、副業希望の方はぜひ一度FLEXYサービスをご確認ください。

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Flutterの副業案件例

ここからは、よりイメージしやすいように、Flutterの副業を募集している求人サイトの案件例をいくつか紹介します。

【週2~3日】国内SaaS企業でモバイルアプリのデータアナリスト支援

データアナリスト業務を募集している案件で、週に2~3日稼働、報酬はひと月最大48万円です。必須条件として、モバイルアプリ開発のマネジメントやデータ分析経験などが求められています。これまでにFlutterでの開発経験があるエンジニアなら、より優遇されやすくなります。

■案件概要

  • 職種:サーバサイドエンジニア
  • 稼働日数:週2〜3日
  • 報酬:〜48万円/月
  • 勤務地:六本木
  • リモート:可

■業務内容

  • Adjust SDKの実装・運用
  • Firebase Analyticsの追加実装・運用
  • Apple Store Connect APIを利用したデータ集計・分析

■必須要件

  • 個人開発を含む何らかのモバイルアプリ開発のマネジメント経験
  • モバイルアプリのデータ分析経験
  • データ分析から改善箇所を見つけ、施策を立案した経験

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ヘルステックベンチャー企業で自社サービスのAndroidアプリ開発支援

Flutter開発に注力できる人材が乏しいという理由から、エンジニアを募集している企業の案件です。近年注目を集めているヘルステックの分野で、自社のモバイルアプリを開発する人材募集を行っています。稼働は週に4~5日、報酬はひと月最大70万円です。本案件はFlutterを利用したアプリ開発の設計、実装が業務内容になっていることから、Flutterでの開発経験が必須です。

■案件概要

  • 職種:Androidエンジニア
  • 稼働日数:週4〜5日
  • 報酬:〜70万円/月
  • 勤務地:小川町
  • リモート:可

■業務内容

  • Androidエンジニア

■必須要件

  • Flutterでの開発経験がある方
  • SwiftもしくはKotlinでの開発経験
  • 自走できる方

その他のFlutter案件を探す >>

Flutterの副業案件獲得に必要なスキル

Flutterの副業案件を獲得したいと考えた場合、どのようなスキルを身につけておけばよいのかについて解説します。

Flutterの知識とスキル

副業でFlutterを扱うなら、当然、Flutterの知識・スキルが欠かせません。新卒で入社した会社で一から教えてもらいスキルアップをめざすのとは異なり、スタート時点である程度の深い知識やスキルが不可欠です。そのため、副業で案件を受けたいのであれば、あらかじめしっかりとFlutterを学んでおくようにしましょう。

プログラミング言語のスキル

Flutterはアプリ開発などで便利なフレームワークであり、それ以前の問題として、プログラミング言語を習得しておかなければ意味がありません。
プログラミング言語にはさまざまな種類があるものの、Flutterで特に必要になるのは「Dart」です。Dartは、Flutterと同じGoogleによるプログラミング言語であり、Webサイトに動的な要素を付加できるJavaScriptの設計を踏襲し作られています。Dartのほかにも、TypeScriptやJavaScriptなどの言語も学習し身につけておくと、案件をより受注しやすくなります。

自己管理能力

副業は通常、メインの仕事の合間にこなさなければなりません。たとえば始業時間前の早朝や、終業後、休日などを使う必要があり、自己管理能力が求められます。普段どれだけの時間を副業にあてられるのか、どれだけの仕事量をこなせるのかは、あらかじめ熟慮したうえで取り組みましょう。
仕事量の調整や体調管理ができないと、副業を続けていくことは困難です。無理して受注しても、期日までに納品できなくては発注元との信頼関係が崩れかねません。 もちろん、副業を始めたばかりはペースをつかみにくいものです。続けていくうちに身につく部分はあるものの、自己管理能力は必要なスキルと考えられます。

Flutterを使った副業のメリット

副業にはさまざまな方法がありますが、Flutterのスキルを生かすならどのようなメリットが得られるのでしょうか。

技術を高めて本業に役立てられる

モバイルアプリ開発のフレームワークであるFlutterを副業にすると、技術力もおのずと上がっていきます。そのため、今後エンジニアで活躍するにあたって有利になるはずです。近年、IT技術の進歩は目覚ましく、エンジニアは最新の技術や知識を身につけておく必要があります。スキルアップを図っていきたいなら、これまでの仕事の範囲にとどまらず、本業とは異なる業界や仕事にチャレンジすることもおすすめです。

人脈を広げられる

Flutterの副業を通じて、これまで出会えなかった人と出会い、人脈づくりにつながる可能性があります。
コミュニケーションをとることで、業界の最新動向を知れたり、希望する好条件のFlutter案件を紹介してもらえたりするのは大きなメリットです。また、よい人脈を持っておくことで、将来的に独立や転職する場合にも役立つ可能性があります。

年収アップにつながる

本業にプラスして副業することで、当然年収は上がります。エンジニアの場合は、持っているスキルが多いほど企業からは優遇される傾向にあるため、さまざまな技術力を持っているに越したことはありません。
また先に紹介したように、Flutterは案件単価が比較的高く、年収アップにも期待できます。本業の合間に時間を取れるなら、短期に効率よく稼げる副業がおすすめです。

Flutterの副業に取り組むときの注意点

Flutterを副業にする場合、年収や人脈などよい面だけ見るのではなく、あらかじめ次のような点にも注意しましょう。

副業OKか就業規則で確認する

本業で会社に勤めているなら、就業規則で副業が認められているか確認しなければなりません。就業規則は法律ではなく、各会社で定められている約束ごとです。もし副業禁止となっているのにもかかわらず副業を始めて、それが本業で勤めている会社にバレた場合、大きなトラブルを招く恐れがあります。
また、副業禁止とまではいかずとも、副業する場合は申告を求める会社もあります。定められている方法で正しく申告することが大切です。

時間配分を考える

当然のことながら、副業できる時間は本業に従事する時間以外に限られます。たとえば本業が週休2日制で9時から18時までの労働時間となっている場合には1週間で副業に割けるのは休日か、朝9時までの間、もしくは18時以降です。本業で残業が発生した場合は、副業に割ける時間がより圧迫されます。

つまり副業するにあたって、本業との時間配分を考えることはマストです。もしうまく調整できない場合、どちらもおろそかになってしまうリスクがあります。副業はなるべく予定を動かしやすい案件にする、本業の繁忙期には、副業の量を減らすといった工夫が求められます。

確定申告の準備を行う

Flutterを使用する案件は、ひとつひとつの案件単価が高い傾向にあります。そこで問題になるのが確定申告です。年間の副業による収入が20万円を超えると、会社員でも確定申告をしなければなりません。少しくらい大丈夫だろうと思って放置していると、脱税と見なされる恐れがあります。
Flutterの副業を継続的に進めていくなら、基本的に確定申告をするものと考えて準備しましょう。税務署のWebサイトなどで手続きの内容やタイミングを把握し、忘れずに正しく申告する必要があります。

Flutterの副業案件の探し方

Flutterで副業をしたいと思った場合、どこで探せばよいのでしょうか。主な3つの探し方について紹介します。

知人や友人に紹介してもらう

先に述べたように、人脈を生かして知人や友人に紹介してもらう方法があります。Flutterのスキルや希望する条件について伝えておくことで、副業紹介のWebサイトなどで表立って募集していないような案件も紹介してもらえる可能性があります。
また昨今は、人脈もSNSで築けるようになりました。SNSで希望する案件を募集し、紹介してもらう方法も一案です。

クラウドソーシングサービスを利用する

自分から進んでFlutterエンジニアの副業案件を探したい場合は、クラウドソーシングを使うのもおすすめです。近年はさまざまなクラウドソーシングサービスが誕生しています。自分の情報を登録すると、希望条件に合った案件を探せます。

案件を受注したあかつきには手数料がかかるものの、毎日最新の案件がアップされるため、とにかく多くの案件から選びたいといった場合におすすめです。また、通常仕事を探す際には、相手先企業への書類送付や面接などが発生します。しかし、クラウドソーシングでは応募から受注まで、オンラインで完結します。
手間をかけずに少しでも早く仕事を始めたい場合には、ぜひクラウドソーシングを活用してみましょう。

人材サービスや副業エージェントに登録する

近年はエンジニア人材サービスや副業エージェントサービスも続々と登場しています。
それらのサービスを利用するには、まず自身の経歴やどのようなスキルを持っているのか、希望している職種や条件などをあらかじめ登録します。すると、自分の希望に合った仕事を紹介してもらえたり、スカウトしてもらえたりするのが基本的な流れです。

先に紹介したクラウドソーシングは、登録さえすれば誰でも検索して見られる公開情報です。一方で人材サービスでは、自身のスキルに合った非公開求人にも応募できる可能性があります。Flutterエンジニアとしてよりよい副業案件にめぐりあいたいなら、ノウハウを持ったエージェントサービスの活用も検討しましょう。

エージェントサービスであるFLEXYでは、Flutterの知見が活かせる案件を多数取り扱っており、副業・フリーランスの方の希望に沿って案件を紹介できます。エージェントに登録するか悩んでいる方は、ぜひFLEXYのサービスをご確認ください。

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まとめ

モバイルアプリ開発を担うFlutterは、これから国内でもますます需要が高まると考えられます。必要なスキルを身につけられれば、副業で収入アップや人脈形成をめざせるでしょう。さらなるスキルアップが期待でき、将来的な独立や転職をめざす際にも役立ちます。

Flutterエンジニアとしての副業案件を探す方法は多々ありますが、中でも自分の希望に合った案件をより効率よく探すためには、ハイスキルなプロ人材サービス「FLEXY」がおすすめです。FLEXYでは、週1~5日のさまざまな案件を取り扱っているのが強みで、豊富なノウハウを持ったコーディネーターがサポートしてくれます。 気になる方は、ぜひFLEXYに登録し活用してみてください。

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