面談時にフリーランスエンジニアが意識しておいて欲しいこと

面談時にフリーランスエンジニアが意識しておいて欲しいこと

年々エンジニア不足がいわれる中、 どの企業でもエンジニアを欲している状況にもかかわらず面談をしてもマッチしない。このようなケースが発生しています。 何が原因なんでしょうか? 今回は面談を通して企業側が確認していることに焦点を絞り 企業と**専門家(flexyではご登録者の方を専門家とお呼びしています)** の面談時の認識の違いをお伝えします。

エンジニア需要は年々高まっており、 参考材料として有効求人倍率を参照すると 2017年11月時点の全職種の有効求人倍率は、2.46倍。 電気、機械を除く技術系(IT・通信)に絞ると8.17倍になっています。 有効求人倍率とは、有効求職者数に対する有効求人数の割合を示していますので一人の求職者に対して8社の求人があることになります。

これだけ需要が高く、 志望動機や社風などの確認を行わない業務委託の面談にも関わらず 企業側と専門家側でミスマッチとなるケースがあります。 事前にレジュメやスキルシート、GitHub を送っているため スキル面でのNGはそうそう多くないように一見感じますが、 その要因はどのようなところからきているのでしょうか? その中でも今回は特に多い2つのケースをご紹介します。

ケース1面談でのズレ

スキルの確認だけではなく、どのようにチームに貢献できるかが確認されている。 業務委託での面談の場合、社員の採用面接とは違います。 主な違いは志望動機を聞かないということがあげられますが 代わりに、チームを意識した行動のできる人なのかという点での確認が多くなってきたように感じます。

この背景には、企業側がフリーランスのエンジニアの方に協力をいただきたい状況が変わってきたのではないかと感じています。 最近は、自社のプロダクトを開発するに辺り雇用形態にかかわらず良いプロダクトを世の中に生み出したい。 そのためにも最速でサービスをリリースする。または機能を追加するためにチームでの開発を取り入れる企業が増えてきました。 ただ、チーム開発の場合、人を増やせばその分開発スピードが上がるというわけではない。 新しく入った人によって逆に生産性が下がってしまう。 このような経験をした企業が増えてきたからだと感じます。
その為、 スキルの確認だけではなく、チームに貢献できる人なのか、 既存のチームに馴染む(良い影響をもたらす)人なのかを確認しています。

具体的な質問の例としては

  • チーム開発の経験有無
  • スクラムの経験有無(プロセス改善で改善した内容)
  • 言いづらい事をチームやプロダクトについて言ったことはあるかどうか。
  • どれくらいの単位でその改善をしたのか?
  • 見せかけの進捗を出したり、見積もり少なくして工数をかけてベロシティをあげようとしている人に対しての接し方について
  • 品質とスピードを担保するにはどのような手立てがあると思うか

上記の質問のように、明確な答えは無く、考え方を問うものが多くなってきました。 それぞれの状況の中で受け身で進めてきた方なのか、その中の当事者としてどう対処してきた方を見極めをしています。

ケース2面談時のPR不足

面談ではご自身の自己紹介をしていただいておりますが、 何を話すべきでしょうか。
前提としてレジュメや経歴を送った上での面談のため レジュメで確認できる範囲ではプロジェクトメンバーの一人になるはずです。 そのため、今回のプロジェクトでマッチしているポイントがどこにあるのか、そのポイントに絞ってお伝えいただくのが良いPRといえます。
例えば、過去携わったプロジェクトについては、

  • 何名くらいのプロジェクトだったのか
  • 何が目的のプロジェクトでどのような役割だったのか
  • 工夫した点や技術選定をした上での結果
等を2つ3つお伝えいただければと思います。


また、 PRといっても自身の経歴を伝えるだけではありません。
企業側の環境について確認していくこともPRにつながります。 どういうことかというと、 企業側が面談で確認したいことは即戦力になり得る人か、 つまり、再現性があるかを確認しています。
今回のプロジェクトとご自身の経験の一致点を探しつつ、 過去経験したプロジェクトとの一致点を探していく質問をしてください。 プロジェクトの目的 自分が担う役割について 開発環境やなぜその技術選定にしたのか などを確認していけば大丈夫です。

このやり取りの中で自然と自身がその環境の経験がある。 以前似たようなプロジェクトに関わった時との違いなどについても触れることで説得力が増していきます。

もし分かっているから質問していないのであれば、それは企業側に自分はこのプロジェクトを経験したことがあるという内容が十分に伝わっていない可能性があります。 そのため分かっていてもあえて質問することをお勧めいたします。

今回紹介したミスマッチが起こってしまうケースを回避するためには 面談の前にプロジェクトの詳細を確認することで精度をあげることが可能です。 当日の面談の中で状況がわかり、そこに合わせて自分の経験を伝えていくのは非常に困難です。 後々振り返ってみて「もっと話せる材料があったのに!」 という状況だとしても、基本的には1度の面談で合否を判定するため それも難しいです。 何より、実際面談をしてみてミスマッチだった。となると貴重な時間を無駄にしてしまいますので、間にエージェントやコンサルタントを挟んでいるのであれば面談前にプロジェクトの詳細や役割を確認しておくことで認識合わせが可能ですし貢献可能なプロジェクトかどうかを把握することも可能ですので活用することをオススメいたします。


この記事を書いた人
田崎 雄大
田崎 雄大
flexyコンサルタント
新卒でSierとして某カード会社システムの運用開発を担当。 入社4年目以降は次世代システムへの切り替え、システムリリース後のバグ改修を担当(主な開発言語はJava)。 その後、縁あってHR系企業に入社し、前職の経験を生かしてIT領域のCA兼RAとして、採用・転職の支援。一貫してエンジニア採用に関わり続け、2000社以上の企業の採用に関わる。 得意領域はスタートアップ系企業、Web系企業など拡大期の支援をメインに求人作成、エンジニア向けイベントの企画、等を行う。

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