セキュリティエンジニアの年収相場や年収1,000万円以上稼ぐ方法を解説

セキュリティエンジニアの年収と将来性、1000万円以上を目指す方法とは?

サイバー攻撃の激化やセキュリティ市場の拡大を背景に、セキュリティエンジニアの需要は年々高まっています。セキュリティエンジニアが年収を上げるためには、適切なスキルを身に付けることが近道です。本記事では、セキュリティエンジニアの平均年収からその将来性、求められる業界、高収入が狙える資格まで、幅広くご紹介します。

セキュリティエンジニアの年収

セキュリティーエンジニア 年収

セキュリティエンジニアの平均年収は正社員が約597万円で、これは日本全体の平均年収の458万円(2022年12月時点)よりも大きく上回っています。月々の給与は約50万円で、新入社員の場合、初任給は大体21万円とされており、派遣の場合、平均的な時給は2,583円です。8時間労働22日稼働で換算すると、日給約20,700円で、月給は約45.5万円、年収約546万円という数字になります。

正社員・派遣社員ともに、平均収入が高い傾向にあるのが分かります。

出典:セキュリティエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)

フリーランスのセキュリティエンジニアでは、正社員と同等もしくはさらに高年収が目指せます。案件サイトフリーランススタートによると、フリーランスのセキュリティエンジニアの月額平均単価が55.3万円で、最高単価は130万円です。ここから算出すると、年収はおよそ660〜1,500万円になります。

出典:セキュリティエンジニアのフリーランス求人・案件一覧

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年代別の平均年収

ここからはより詳細に、年代別の平均年収について紹介します。将来的にどれくらいの年収が稼げるかの参考にしてみてください。

20代の平均年収

20代全体の平均年収は392万円です。性別ごとに算出すると男性で393万円、女性で388万円という結果でした。女性がやや年収が低くなっていますが、さほど差はないと考えてよいでしょう。

出典:セキュリティエンジニアの仕事の年収・時給・給料

30代の平均年収

30代全体の平均年収は553万円です。20代に比べて150万円以上年収が上がっています。性別ごとに算出すると男性で565万円、女性で491万円という結果でした。男女で年収額の差が開き、女性が男性に比べ70万円程度低い状況ですが、どちらにしても日本の平均年収より高水準です。

出典:セキュリティエンジニアの仕事の年収・時給・給料

40代の平均年収

40代全体の平均年収は636万円です。30代からさらに80万円程度年収が上がっています。20代から30代にかけてほどの増加額ではありませんが、国税庁の令和4年度版の「民間給与実態調査」によると、年収600万円以上の割合は日本全体の約20%とされており、十分高所得者と言えます。性別ごとに算出すると男性で649万円、女性で553万円という結果でした。この年代になると、男女での年収額の差は100万円ほどとなります。

出典:セキュリティエンジニアの仕事の年収・時給・給料
国税庁 令和4年分 「民間給与実態統計調査」

50代の平均年収

50代全体の平均年収は659万円です。50代の平均年収は40代からさらに25万円ほどしか増加していません。年収のピークは40代後半~50代前半のようで、50代後半からは年収が下がっていくようです。性別ごとに算出すると男性で689万円、女性で590万円という結果でした。

出典:セキュリティエンジニアの仕事の年収・時給・給料

セキュリティエンジニアの年収が高い理由と将来性

セキュリティエンジニアの年収が高い背景は、デジタル化された社会で重要な役割を果たしているというだけではありません。ここからは、セキュリティエンジニアが高年収な理由とその将来性を解説します。

サイバー攻撃の激化

IT化やDXの進展に伴い、企業が直面するデジタルリスクも増しています。この状況を受けて、情報セキュリティ専門家、特にセキュリティエンジニアの役割がますます重要になっています。

マルウェアやランサムウェアといったサイバー攻撃の方法は日々進化し、より高度な手法が用いられています。サイバー攻撃を受けた場合、データが改ざんされたり、情報が漏れたり、金銭的な損失を受けたりする可能性があります。さらに、企業の信頼性も失墜し、最悪のケースでは企業の存続が危ぶまれることもあります。

これらのリスクを踏まえ、セキュリティエンジニアが担うサイバーセキュリティの強化は不可欠です。その結果、セキュリティエンジニアの市場価値は上昇し、年収もそれに伴って増加しています。

セキュリティ市場の拡大

ランサムウェアなどの標的型攻撃が増加している影響で、サイバーセキュリティ市場が急速に拡大しています。総務省の統計データによると、世界のサイバーセキュリティの市場規模は、2020年には約5.66兆円に達し、2021年には前年比16.8%増の約6.61兆円になると見込まれています。

この市場の拡大が、企業のセキュリティ意識をさらに高めています。

売り手市場が続いている

セキュリティエンジニアの需要は高い状態が続いているものの、ITの専門家の数は依然として不足しています。2018年の総務省の報告によれば、日本では2020年の段階で、約19.3万人のセキュリティ専門家が不足すると予測されていました。

今後も、セキュリティエンジニアの需要は上昇すると見られます。特に、高度なスキルや豊富な実務経験をもつプロフェッショナルは、ますます価値が高まるはずです。セキュリティエンジニアの需要の増加は、待遇の向上、年収の上昇、そして転職市場での選択肢が広がるといったポジティブな影響をもたらす可能性があります。

出典:我が国のサイバーセキュリティ人材の現状について | 総務省

セキュリティエンジニアの仕事内容

ここからは、セキュリティエンジニアがどのように情報システムの安全性を確保しているのか、その主な業務内容とスキルセットについて詳しく解説します。

安全性の高い情報システムの企画立案

セキュリティエンジニアは、サイバーセキュリティの専門知識を用いて情報システムの安全性を確保するための企画から、設計、開発、運用までの各段階をサポートします。

例えば、企画段階ではサイバー攻撃を事前に防ぐ戦略の策定や、プライバシーマークとISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証の取得に向けた支援が主な業務になります。設計と開発のフェーズでは、セキュリティを考慮した設計を行い、セキュアプログラミング・セキュリティアーキテクチャの専門知識を用いて、安全なシステムの構築をサポートします。

システムの実装

システムの実装段階では、セキュリティ対策を施したプログラミングはもちろん、ネットワーク設備やサーバ、オペレーティングシステムの設定を行い、全体の安全性を高めます。暗号化や認証メカニズムの設定、アクセス制御もこのフェーズで行われます。

実装する際には、システムや機器が最適なセキュリティ設定になっているかを確認することが重要です。不適切なセキュリティ設定は、外部からの攻撃のリスクを高める可能性があるため、深いセキュリティ知識が必要です。

多くの場合、実装作業は入社後1~2年で担当することが一般的です。この段階でしっかりとセキュリティに関するスキルと知識を磨くことが、将来の収入向上につながります。

テストや運用のフェーズ

セキュリティエンジニアは、完成した情報システムに対して、脆弱性テストやセキュリティ対策を施します。具体的には、模擬攻撃テスト(ペネトレーションテスト)を用いてセキュリティの弱点を詳細に調査したり、リバースエンジニアリングでソフトウェアの安全性を評価したりといった作業が含まれます。

システムが稼働を開始したら、運用と保守が始まります。運用段階では、緊急事態対応(インシデントレスポンス)や不正アクセスの詳細調査(フォレンジック)が行われます。業務用のPCやモバイルデバイスの定期的なセキュリティ監査、技術者向けの研修、一般社員へのセキュリティ教育も担当します。サイバー攻撃の手法は日々進化しているため、最新の情報を常に取り入れ、システムを更新することが必須です。

特に未経験者にとっては、テストと運用・保守が最初の業務となることが多いです。このフェーズでしっかりとスキルを磨けば、設計や実装においてもより効果的な対策が可能となり、それが給与の向上にも寄与するはずです。

セキュリティエンジニアとしてある程度経験を積んでいる方はセキュリティエンジニアのキャリアパスについてもあわせて確認しておくとよいでしょう。

セキュリティエンジニアが年収1,000万円以上を目指す方法

セキュリティエンジニアとして成功するためには、ただ技術力をもっているだけでは不十分です。ここからは、年収を大幅に引き上げるための具体的な戦略とその効果について詳しく解説します。

難易度の高い資格を保有する

高く評価されるプロフェッショナルとしての地位を確立するためには、セキュリティ関連の資格が不可欠です。高度な資格をもつことで、セキュリティエンジニアとしての専門性と価値を明確に示せるため、年収向上にも寄与するとされています。

多くの企業がネットワークエンジニアに資格取得を推奨しており、会社が推奨する資格を取得すると、多くの場合「資格手当」が月々支給されます。資格手当の一例として、前段のCCIE資格に対しては、一般的な目安として月額30,000円~50,000円程度支給されます。つまり、CCIEの資格手当だけで、年収が36万円~60万円は上がる計算になります。

ITコンサルタントへとキャリアアップする

セキュリティエンジニアの経験を積んだ後のキャリアパスとして、ITコンサルタント(情報セキュリティコンサルタント)へのステップアップが考えられます。ITコンサルタントの平均年収は約644万円と、業界水準的にも高額です。年収が1,000万円を超えることも少なくありません。

特に、監査法人やコンサルティング会社に勤務するITコンサルタントは、30代で年収が1,000万円に達することも少なくありません。さらに、優れた実績をもつセキュリティコンサルタントは、最高情報責任者(CIO)や最高情報セキュリティ責任者(CISO)といった高い役職に昇進する可能性もあります。

出典:求人ボックス 給料ナビ「ITコンサルタントの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」

外資系企業への転職

セキュリティエンジニアとして高い年収を得る方法のひとつとして、外資系企業への転職が考えられます。外資系企業では、日本の企業に比べてセキュリティエンジニアの年収が一般的に高いだけでなく、成果主義が根付いているため、努力によってはさらに歩合給が上乗せされます。

外資系企業で働くセキュリティエンジニアは、スキルレベルに応じて年収が1,000万円を超える可能性もあります。成果が出れば出るほど報酬が増加するシステムが多いので、高いスキルをもつ人は特に高収入が見込めます。

週末起業などパラレルワーク

転職などのリスクを避けながら収入を増やしたい場合は、週末起業などの副業がおすすめです。週末起業とは、週末や休日を使って自分自身のビジネスを始める手法です。安定した収入がある状態で新しいビジネスへの挑戦が可能なため、大きな変化を伴う転職と異なり、リスクが低いのが特長です。

週末起業では、週末や休日といった空き時間に、自分の采配で事業を展開できるのも魅力です。休みをリラックスして過ごす時間は減るかもしれませんが、その代わりに、自分自身のビジネスで経験と実績を積むチャンスが手に入ります。

週末起業のメリットや成功例、始め方については以下の記事で紹介しています。

フリーランスとして活躍する

フリーランスのセキュリティエンジニアとして活動することもおすすめです。フリーランスになれば月100万円以上の高単価案件にも参画可能です。また、それ以外にもフルリモートなどの柔軟な働き方ができますので、ぜひフリーランスとして活動することを考えてみてください。

フリーランスとして独立する場合には、FLEXYへの登録がおすすめです。FLEXYでは、フリーランスの方が稼げる案件を多数取り扱っています。週1〜5日、フルリモート、高単価など、さまざまな案件を紹介できますので、まずはFLEXYサービスの内容をご覧ください。

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セキュリティエンジニアが求められている業界

セキュリティエンジニアの役割は多岐にわたり、その専門スキルが各業界でどのように活かされているのかを理解することは、キャリア形成にも非常に有用です。ここからは、特にセキュリティエンジニアが活躍するフィールドとして注目されている業界をいくつかご紹介します。

1. コンサルタント

コンサルティング業界においては、企業経営や顧客データなどの機密性の高い情報が日常的に取り扱われます。このような情報を不正アクセスやデータ漏洩から守るために、セキュリティ対策が特に注目されています。その結果、セキュリティエンジニアへの需要も増加している状況です。

一方、企業や団体ではセキュリティリスクを最小化するために専門家のアドバイスを必要としており、ITコンサルタント(情報セキュリティコンサルタント)としての求人も拡大しています。ITコンサルタントは、企業のビジネス戦略に基づいて最適なセキュリティ対策を提案する、高度なスキルが求められる職種です。市場で求められる専門家になるためには、最新の技術や知識の継続的な習得が必要です。

2. セキュリティベンダー

セキュリティベンダーとは、ウイルス対策やセキュリティソフトウェアを提供する企業を指します。セキュリティエンジニアは、このような企業でシステムの脆弱性評価や、セキュリティ関連ソフトの設計・開発、製品の運用などの業務を担います。

3. メーカー・製造業

製造業、特に自動車や機械、アパレル、食品などを手がけるメーカー系企業では、企業の製品製造に関わる技術開発や特許の保護、製造プロセスで使用されるシステムのセキュリティ対策を担います。

メーカーでは、顧客データや取引先情報の保護はもちろん、製造プロセスや企業ノウハウの管理にもITが広く活用されています。サイバー攻撃によって生産活動が停止するリスクも存在するため、最先端のセキュリティ技術が導入されている場合が多く、セキュリティエンジニアとしてのスキル向上も期待できる職場環境が整っています。

4. SIer

SIer系企業はシステム開発プロジェクトを手がける会社を指します。セキュアなシステムを構築・運用するために、設計から実装、そして運用保守までが主な業務です。安全なシステム開発のために、セキュリティエンジニアが必要とされています。

5. 金融機関

金融業界は銀行や証券業者などを指します。金融機関向けのシステム開発はSler系企業が担っていますが、金融機関のセキュリティエンジニアは、不正な送金や情報の悪用を防ぐために、主にサイバーセキュリティの監視やセキュリティ審査を行います。

金融業界は口座情報、クレジットカードデータ、資産管理など、多くの機密情報を扱っているため、セキュリティは企業の信頼を維持するためにも重大な課題です。

金融業界への転職は、安定した収入と充実した福利厚生が期待できるという点でも魅力的です。

6. インフラ業

電力、ガス、水供給、そしてITインフラを管理する企業における、インフラの維持サポートやセキュリティソリューションの設計、展開、管理が主な業務です。

ITインフラだけでなく、IoTの普及により、社会インフラでも高度なシステムが導入されています。公共性の高いインフラサービスがサイバー攻撃などの脅威にさらされると、人々の日常生活や安全に直接影響を与えてしまいます。そのため、近年はインフラ業においても厳格なセキュリティ対策が求められており、セキュリティエンジニアの存在がますます重要になっています。

7. 小売・卸業

小売業において、セキュリティエンジニアは、顧客情報を保護するためのセキュリティ対策を施すのが主な業務です。小売業は顧客から多くの個人情報やクレジットカードデータを収集するため、これらのデータを盗む目的で、ECサイトやPOS(販売時点情報管理)システムを通じて攻撃が仕掛けられます。

小売業は、IT企業と比べてセキュリティ専門家が少なく、十分なセキュリティ対策が取られていないケースが多いため、小売業を狙ったサイバー攻撃が増加しています。

セキュリティエンジニアが年収を上げるのに役立つ資格

セキュリティエンジニアとしてのキャリアを積む上で資格はその専門性とスキルを証明する重要な手段であり、前述したように高年収を稼ぐポイントの一つです。ここからは、年収を上げたいセキュリティエンジニアに役立つ資格をご紹介します。

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、以前に実施されていた「情報セキュリティスペシャリスト試験」を基盤に、2017年4月からスタートした新しい試験です。この試験は国家資格であり、情報処理の促進に関する法律に則って、情報処理技術者として必要な知識や技能を有していることを証明します。この試験はITSS(情報技術スキル標準)のスキルレベル4に相当するもので、合格するためにはかなりの学習時間が必要とされます。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)によって運営されていますが、情報処理技術者試験とは別の資格制度です。試験に合格し、必要な手続きを完了することで、情報処理安全確保支援士の資格保持者になれます。管轄である経済産業省から合格証書が交付されます。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティの管理、運営、評価、そして改良に関する専門的なスキルを証明する国家資格です。経済産業省が主催するこの試験は、IPA(情報処理推進機構)によって行われ、情報処理技術者試験の一部門として位置づけられています。ITSS(情報技術スキル標準)のスキルレベル2に該当する資格です。

この試験は、セキュリティ関連の資格の中では比較的易しいとされているため、IT未経験者でも取得可能です。より高度な資格を目指す前のステップとして受験するのがおすすめです。

公認情報セキュリティマネージャー

公認情報セキュリティマネージャーは、情報セキュリティにおけるマネジメントスキルを証明する資格です。情報通信技術専門家の国際的団体であるISACA(旧・情報システムコントロール協会)によって運営されています。主に情報セキュリティマネージャーやセキュリティ担当の役員、セキュリティコンサルタントなどが対象の認定資格です。

シスコ認定

シスコ技術者認定は、セキュリティ大手のシスコシステムズが運営するネットワークに特化した資格プログラムです。この認定には四つのレベルが存在し、それぞれ「エントリー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」と名付けられています。

CCIE

CCIEは、シスコ技術者認定の中で最も高度な「エキスパートレベル」に位置する国際的に認められた資格です。この資格の取得には、クオリファイ試験とラボ試験の2つのテストに合格する必要があります。CCIEはネットワーク分野で最も厳しい資格とされ、合格にはおおよそ1000から2000時間の学習が求められます。

CCIE資格は2年ごとに更新が必要で、更新の度に再認定試験に合格する必要があります。このような厳格な更新要件があるため、CCIEは非常に貴重な資格とされています。その結果、CCIE資格を有すると、平均年収が900万円から1500万円にも上昇すると言われています。一部の企業では、資格に対する手当が支給されることもあります。

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まとめ

サイバー攻撃の激化とIT人材の不足による売り手市場が大きく影響し、セキュリティエンジニアの年収は平均約597万円、派遣社員でも年収約546万円と、収入は高い水準を誇ります。仕事内容は、情報システムの企画から運用まで多岐にわたり、特にセキュリティベンダー、金融機関や製造業、小売業など多くの業界で需要があります。

セキュリティエンジニアは資格によっては年収が大幅に上がる可能性があり、特にCCIEのような高度な資格を取得すると年収900万円以上を狙えるようになります。資格以外にも、ITコンサルタントへのキャリアアップや外資系企業への転職、パラレルワークなどで年収1,000万円以上を目指す道も開かれています。

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