Webデザイナーとして副業するには?副業案件の獲得方法や副業をするメリットを解説
近年のデジタル技術の進歩に伴い、Webデザイナーの需要は高まっています。本記事では、そのWebデザイナーの副業にはどのような仕事内容があるのかや実際の副業案件を紹介しています。また副業をすることでのメリット/デメリットや案件の探し方ついても解説していますので、是非ご覧ください。
目次
Webデザイナーの副業
Webデザイナーが行う副業の種類は
Webデザイナーが受注できる案件にはどのような案件があるのでしょうか。受注できる案件の種類について紹介します。
バナー制作
バナーとは、Webサイト上に表示されているリンク付き画像。このバナーはWebサイトに掲載し商品ページへ誘導することや、問い合わせフォームへのリンクをわかりやすく表示するためなどに使用されます。
バナー制作は、使用される写真やキャッチコピーは依頼者が考えていることが多いため、PhotoshopやIllustratorを使うことができるデザイナーはすぐに副業に取り掛かることができるでしょう。
この副業案件は、クラウドソーシングサイトなどで多く掲載されており、ECサイトのバナーやブログのアイキャッチ画像制作の案件が多いです。
アイコン・ロゴ制作
アイコンはパソコン・スマートフォンの画面上でクリック等のアクションをユーザーに促すために作成されます。ロゴは、会社名や商品名などを示す文字をデザイン化したもの。どちらの作成も、Webデザイナーの仕事の1つで、それらを制作する副業案件は多いでしょう。
バナー制作と同じように、PhotoshopやIllustratorが使えれば取り組める案件ですが、バナー制作よりも単価は高い傾向があります。
また、バナー制作と同じようにユーザーの目を引くデザインにする必要があるため、ただ単に、文字に装飾を付け加えたものではありません。
ランディングページ(以降LP)作成
LPとは、サービスなどについて紹介している1ページのことで、資料をダウンロードしてもらう等の目的を1つだけ用意してあるページです。 Webデザイナーの案件として、Webサイトのデザインを考えて制作する案件は比較的難しいです。しかし、LPの作製は取り組みやすい案件の1つでしょう。 LPの作製案件は需要が高く単価も高い傾向があるため、Webデザイナーの副業で稼ぎたい方におすすめです。
自社サービス向けデザイン支援の副業案件をご紹介します。
案件名 | 【Illustrator/Photoshop】教育行界の自社サービス向けデザイン支援 |
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報酬 | 〜60万円/月 |
職務内容 | Webサイトの運営、外部向け広告ページやランディングページ(LP)等をデザイン制作していただきます。 |
求めるスキル |
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担当者コメント | 自社サイトの運営だけでなく、外部向け広告ページやランディングページ(LP)等のデザインだけでなく、制作後の課題発見、改善施策まで携わっていただけます。 |
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Webサイト制作
Webサイトの構築・サイト設計を請け負うWebデザイナーの仕事。依頼者からサイトの目的・目標についてヒアリングし、そのヒアリングした内容から目的に沿ったデザインを提案・制作まで行う仕事です。Webサイト制作には技術だけではなく、ニーズを把握する能力や企画力、1からサイトを構築する能力も必要になってきます。
フルリモート可のUIUXデザイン支援の副業案件をご紹介します。
案件名 | 宣伝・広報の開発企画を行う企業でUIUXデザイン支援 |
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報酬 | 〜20万円/月 |
職務内容 | まずはサイトのUIUXの統一に着手していきます。 |
求めるスキル | ご依頼にマッチするご経験がある方 |
担当者コメント | 200社以上あるグループ会社のUIUX統一とすごく大きなプロジェクトでございます。 企業様としても今後を担う大きな投資となりますので、ぜひご知見を持っていらっしゃる方、お力添えいただけますと幸いです。 |
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Webデザイナー副業の現状
IT・Web関連の人材不足の影響で、Webデザイナーの副業案件が増加しているため、副業にWebデザイナーを選ぶ人も増加しています。
またWebデザイナーは、IT・Web関連スキルを身につけることで活躍できる幅が広がるでしょう。副業の市場規模拡大の影響により、Webデザイナーを含むIT・Web関連スキルを身につける人が増加しています。
Webデザイナーの副業がおすすめの理由
Webデザイナーの仕事は、在宅でパソコン一台で行うことができ、副業におすすめです。また、Webデザイナーの副業は需要が非常に高く、初心者からでもスキルや知識を身に付けることができれば、10万円以上稼ぐことが可能でしょう。副業から始め、Web制作会社に転職する人やWebデザイナーとして独立する人も多いです。
Webデザイナーの人手不足は今後も続くことが予測されWEBデザイナーの需要は伸び続けます。そのため、自分の将来の可能性を広げることができる点も、副業におすすめです。
副業をするために必要なスキル
Webデザインの基礎知識
Webデザインを副業とする場合、Webデザインの知識がないといけません。基礎知識として以下の3点が挙げられます。
- レイアウト
- タイポグラフィー
- 配色
プログラミングスキル
Webサイトは基本的にHTML / CSSで作成されているため、HTML / CSSの知識はWebデザイナーに必要なスキルです。 案件の中には、コーディングする必要がなくデザイン作製のみの案件もありますが、プログラミングスキルを活かすことでデザイン作成だけの案件よりも受けることができる案件の幅が広がります。HTML / CSSはプログラミング言語の中でも、簡単な言語のため、Webデザイナーとして副業を始める際には最低限の知識を持っていた方が良いでしょう。 また他にもJavaScript、jQueryのスキルを持っていると重宝されます。
コミュニケーションスキル
Webデザイナーの仕事をこなすには顧客のニーズをヒアリングする必要があるため、コミュニケーションスキルも重要です。ヒアリングは依頼者の要望を聞き出し、どのようなデザインが望まれているのか把握する対話力が必要です。また、ヒアリングで要望を聞くだけではなく、こちらからデザインを提案できる力があれば、信頼も厚くなりWebデザイナーとして重宝されるでしょう。
バナー・ロゴデザイン制作
バナー・ロゴデザインを制作するスキルも必要なスキルです。未経験者もこのスキルを身につけることで案件を受注しやすくなるでしょう。AdobeのPhotoshopやIllustratorなどのデザインツールを制作のために使用することが多いので、ツールを使いこなせるようにしておくことをおすすめします。また、バナー・ロゴデザイン制作には、最初に紹介したデザイン基礎知識も重要になってきます。
CMS構築のスキル
WordPress等の知識を活用し、要望に合わせてサイトのデザインを変更したり、新機能を追加したりするのもWebデザイナーの仕事のため、CMS構築のスキルも必要です。
初心者でもWebデザイナーとして副業で活躍できる?
初心者がWebデザイナーとして副業をする場合、すぐに活躍するのは難しいでしょう。Webデザイナーとして副業案件を獲得するには、実績・スキルが必要です。実績やスキルがないWebデザイナーには案件を依頼されることが少ないからです。
Webデザイナーとして副業で活躍するためには、アピールできる実績やスキルが必要となるため、上記であげたWebデザインの基礎知識やプログラミングスキルをまずは身につけ、Webサイトやバナー等を作成して実績を積んでいきましょう。
どのようにスキルを身につけるのか
Webデザイナーとして副業するために必要なスキルは、独学で身につけることが可能です。HTML / CSSやWordPress等のスキルに関しての教材は書店で購入でき、YouTube等で情報を発信している方もいるでしょう。しかし、独学の場合は途中で挫折してしまう方もいるので、独学は初期投資を抑えたい方やコツコツ努力できる方におすすめです。
また、Webデザインのオンラインスクールを活用するのもスキルを身につける方法の1つです。オンラインスクールでは、実務経験のあるプロの指導で学べスキルアップが可能です。早く稼げるようになる可能性は高いですが、独学よりも費用が高額のため、オンラインスクールを受講する場合はよく確認しましょう。
Webデザイナーとして副業するメリット・デメリット
Webデザイナーとして副業するメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
収入が上がる
収入アップのメリット。本業ですぐに収入のアップは難しいですが、副業案件を受注できればすぐに副収入が得られます。副業で案件収入を得て、収入の柱を複数持っておくとリスク分散に繋がるため、事情により収入が減った場合のリスクも管理することができます。
視野を広げることができる
副業案件に対応することで、視野が広がることもメリットです。本業だけでは得られなかった知見を本業とは違う業界の案件を受注することで可能です。副業の場合は、興味のある分野の案件を選べるため、Webデザイナーとしてのスキルアップを目指す方やWebデザイナーとして違う業界でも働いてみたい方にはメリットとなりますね。
新しい働き方の選択肢が増える
Webデザイナーとして副業を続けていくとフリーランスになる等の働き方の選択肢も増えます。副業でWebデザインの経験を積んでおけば、Webの制作会社に転職することやフリーランスとして独立する選択肢も増えます。
デメリット
稼げない場合もある
Webデザイナーでの副業は基本的に「成果報酬型」です。仕事をした分だけ報酬が発生するので稼働日数や受注内容で稼げる金額は変化します。また、作成物(アイコンやWebサイト)によっても報酬の単価は変化するため、稼げる金額に関しては個人差があります。特に実績やスキルがない最初は高い案件を受注するのが難しいため、単価が低いことが多いでしょう。
プライベートの時間が減る可能性がある
本業とWebデザイナーの副業の両立を考えている方は、プライベートの時間が減ることを考慮しましょう。Webデザイナーは顧客のニーズに合わせて納品物を作成するため稼働時間は長くなる傾向があります。例えば、平日に週5・8時間フルで働いているのであれば、残りの時間から副業の時間を捻出する必要があります。平日は2時間までや土日は5時間までなど、副業に使う時間を予め決めておくことをおすすめします。
確定申告をする必要がある場合
収入が一定額を超えると副業やフリーランスの方でも確定申告が必要です。副業で年間20万円を超える所得がある人は、所得税の確定申告をする必要があります。WebデザイナーとしてWebサイトやランディングページ(LP)を作成する案件を受注すると20万円をこえる可能性が高いです。
そのため、副業を始める場合は、確定申告や税金についても知識を深めておきましょう。
ポートフォリオ作成
副業案件を獲得する方法についてご紹介する前にポートフォリオについて解説します。エージェントサービスを利用する前に、実績やスキルがわかるポートフォリオを作成しましょう。Webデザイナーの実績やスキルは言葉で証明するのが難しいため、ポートフォリオを作成し、実績や実務経験をアピールすることができます。Webデザイナーは作成してきたサイト等でアピールできる点が多いため、ポートフォリオを作成することで、副業案件を受注する可能性が高まるでしょう。
もし、ポートフォリオの作り方がわからない場合は、ポートフォリオについて解説しているの記事もありますので記事を参考に作成してみてください。
副業案件を獲得する方法
SEが副業案件を探す場合の方法について紹介。SEの副業を探すには、次のような方法があります。
- クラウドソーシングで案件を受注する
- SNS経由で自力で探す
- フリーランスエージェントを活用する
クラウドソーシングで案件を受注する
クラウドソーシングのサービスに登録し、案件を受注する方法。副業を始めたいWebデザイナーの方でもクラウドソーシングの案件は簡単なロゴ作成やアイコン作成の案件が多いため実績を積むことができるでしょう。また、基本的にインターネット上で案件を完結できることが多いため、限られた時間を有効活用し副業に取り組むことができるでしょう。しかし、エージェント経由の案件と比較すると、単価が安い場合もあるため、よく案件情報を確認しましょう。
SNS経由で自力で探す
エージェント経由やクラウドソーシングでは見つからない案件を見つけることができます。Webデザイナーとしての実績や経験が浅くても応募できる案件募集が掲載されている可能性もあるため、SNSでの募集も確認してみましょう。SNSに記載されてる案件の中にも簡単な案件はあるため、Webデザイナーとして経験が浅い方でも実績を積むことが可能です。しかし、案件募集をしているアカウントは信頼できるアカウントなのかや仕事量に見合った報酬なのか等、他に挙げた2つの案件を探す方法よりは慎重に考えて案件を受ける必要があります。
フリーランスエージェントを活用
依頼主とユーザーを結びつけるエージェントサイトのサービスを使い案件を探すサービスへ登録し案件を受ける方法。
- 希望に沿った、条件の案件を紹介
- 企業とのやりとりを助けてくれる
エージェントに相談をすることで1日1〜3時間や土日のみの案件など空いている時間や休日などで稼ぎやすいでしょう。また、基本的にエージェントが基本的にはポートフォリオを登録し、スキルに合った案件をエージェントから紹介するという方法のため、案件を探す手間がかかりません。
FLEXYでは、Webデザイナーの方におすすめのWebサイト作成案件やデザイン支援の案件など多数取り扱っています。FLEXYについて詳しく知りた方は下記ボタンよりFLEXYのページをぜひご確認ください。
副業を探せるエージェント
FLEXY
FLEXYは、エンジニア・デザイナー・マーケター・ディレクターなどを対象に、週1から働ける新しい働き方を提供するハイスキルなプロ人材サービスです。FLEXYで紹介するのは、ご紹介するのは週1~5日のさまざまな案件。案件内容としてはスタートアップのデザイン支援や自社サービスのデザイン支援などの案件があります。
Lancers Agent
画像引用:Lancers Agent
リモート案件90%以上や原則エンド直の高単価案件が探せるエージェントです。週3以上の案件が1,000件以上あることも魅力の1つでもあります。リモート案件も豊富のため、ライフスタイルに合った働き方ができるでしょう。
また、支払いサイトを選択出来ること(10日、20日、30日の中から)や契約内容や手数料を依頼主とフリーランス双方に開示していることなど他のフリーランスエージェントとは違ったサポートも行っています。
具体的には、SaaS開発企業でのコーポレートサイトフルリニューアルやリラクゼーションサロンにおけるデザイン業務案件などを取り扱っています。
まとめ
本記事ではWebデザイナーの副業について紹介しました。Webデザイナーに求められるスキルは日々変化していますが、WEBデザイナーの将来性は十分にあるでしょう。経験が浅い方でも受注できる案件を探し実績を積みスキルアップしていくことが可能です。本記事の案件以外にもFLEXYでは多数の案件を取り扱っています。 是非ご登録後、案件をご確認ください。