DMM社の新サービスを生み出す瞬発力の秘訣と取り組み、強いエンジニア組織を作る裏側に迫る

【企業名】合同会社DMM.com 【インタビュー】 ・ITインフラ本部 情報システム部 部長 浦田 智樹さん ・エンターテイメント本部  General Engineering Manager 外山 大さん【FLEXY稼働事例】 エンターテイメント本部、情報システム部でそれぞれ新たにプロジェクトがスタートし、スピードや技術スタック重視で外部からエンジニアリソースを求めているフェーズでした。 ■エンターテイメント本部:新規事業のプロダクト開発のため、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、デザイナーをそれぞれFLEXYからご紹介しました。 ■情報システム部:コーポレートサイトのリプレイスのため、フロントエンドエンジニアをご紹介しました。

DMM.comは、動画配信、FX、英会話、ゲーム、太陽光発電、3Dプリントなど50以上のサービスを展開するなどあらゆる領域に挑戦をし続けています。

今回、FLEXYからの稼働者が参画したのはエンターテイメント本部と情報システム部です。

DMM.comがどのような視点で業務委託のエンジニアと協働するのか、両部門に所属する外山さん、浦田さんのお二人にインタビューを実施しました。また、ここ最近の組織の変化についてもお伺いしています。

新規事業の開発とコーポレートサイトのリプレイスで合計7名が稼働中

写真右側:エンターテイメント本部  General Engineering Manager 外山 大さん 左側:ITインフラ本部 情報システム部 部長 浦田 智樹さん

 

―本日は、よろしくお願いいたします!まず、お二人が所属している部署とFLEXYからの稼働者について簡単に教えてください。

エンターテイメント本部  General Engineering Manager 外山 大さん(以下、外山):私が所属しているのはエンターテイメント本部で、今回FLEXYさんからは新規事業にあたるDMM [SHOWBOOTH]の開発にご協力いただきました。職種はフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、デザイナーで、それぞれ2名ずつ合計6名稼働いただいています。

DMM

画像引用元:https://showbooth.dmm.com/

―DMM [SHOWBOOTH]とはどのような事業なのでしょうか?

外山:オンライン展示会のプラットフォームです。コロナ禍によって多くの展示会やイベントが開催できなくなり、社会的に大きな影響がありました。これは大きな課題だと感じ、スピード感重視でローンチにこぎつけました。

―ありがとうございます。それでは、浦田さんも自己紹介と今回FLEXYからご紹介した方が担当しているお仕事内容をお願いいたします。

ITインフラ本部 情報システム部 部長 浦田 智樹さん(以下、浦田):私は情報システム部の部長を務めています。今回はコーポレートサイトのリプレイスを行ったのですが、フロントエンドエンジニアが不足していたのでFLEXYさんにご協力いただきました。現在沖縄在住の方が1名稼働中です。

DMM

画像引用元:https://dmm-corp.com/

―すごくかっこいいコーポレートサイトですね。他社さんでも参考にしたいと思うデザインだと思います!

開発スピードと技術スタックの両者を求めFLEXYを選択

―今回はなぜFLEXYにお声掛けいただいたのでしょうか?

外山:オンラインによる展示会開催のニーズが急激に拡大している中だったので、DMM [SHOWBOOTH]はスピード感重視で開発したいと思ったからです。当然開発リソースの拡充も急ピッチで進めなければいけませんでした。ただ今回利用しているのがモダンな技術だったので、プロパーでエンジニアを集めるとリードタイムが必要になるのがネックでしたし、かといってほかのエージェントでは技術スタックがマッチする人材が見つかりませんでした。

エンターテイメント本部  General Engineering Manager 外山 大さん

 

外山:その点、FLEXYさんにはモダンな技術を身に付けている副業エンジニアが多くいらっしゃったので、お願いすることにしました。

FLEXYからご紹介した方 エンターテイメント本部:合計 6名 【内訳】 – フロントエンドエンジニア2名 – バックエンドエンジニア2名 – デザイナー2名
案件概略 DMM [SHOWBOOTH]の開発
スキル要件 -フロント:TypeScript、React -バックエンド:Go
期間 2~3ヶ月(メンバーによって異なる)
稼働頻度 月96~144時間(メンバーによって異なる)
働き方 リモート

 

―モダンな技術というとどのようなものですか?

外山:フロントエンドはTypeScriptで、フレームワークにはReactとNext.jsを使用しています。バックエンドはGo言語で、フレームワークにはGinを使用しています。

AWSでコンテナ管理にはECSを使用していて、インフラはTerraformでコード化しています。

―なるほど!有り難うございます。それでは、今度は浦田さんにお伺いできればと思うのですが、浦田さんがFLEXYを利用したきっかけはなんだったのでしょうか?

浦田:うちの部署でもフロントエンジニアを見つけるのがなかなか難しい状況だったので、エンジニアを紹介してもらえるエージェントを数社検討していました。

ITインフラ本部 情報システム部 部長 浦田 智樹さん

 

浦田:FLEXYさんについては担当者である野谷さん(※)と私の上司が以前からコミュニケーションを取っていた縁があり、「いつか一緒にお仕事がしたいね」と言っていたんです。

※FLEXYコンサルタント
野谷 氏
野谷 勤/株式会社サーキュレーション FLEXYコンサルタント
大手人材紹介会社出身、自称、日本で1番CTOに会っているコンサルタント。新卒からIT人材サービスに携わり、現在はFLEXYにて数多くの企業とご登録いただくIT分野の専門家を繋いでいます。 CTO、技術顧問、エンジニアのご紹介は、FLEXYまでご相談ください。

 

浦田:そこで今回はFLEXYさんにもお声掛けしたところ、1人の募集に対して6、7人ほど候補者を提案いただいたので驚きました。選択肢の幅が広い中から選べただけでなく、最終的に技術スタックや考え方もぴったり合う方を採用できて非常によかったです。かなり戦力になっていただいています。

FLEXYからご紹介した方 情報システム部:1名
職種 フロントエンドエンジニア
案件概略 コーポレートサイトのリプレイス https://dmm-corp.com/
期間 3ヶ月
稼働頻度 週4日
働き方 リモート

 

外山:多くの人材を提案いただけたのは私も同様です。しかも私が意図した内容にかなり近いスキルを持っている方々だったので、野谷さんがよく要望を汲み取ってくれたんだなと感じましたね。今回は緊急度の高いプロジェクトだったということもあり、とても助かりました。

面談で見るポイントはキャッチアップ力と現場との調和

―面談についても聞かせてください。それぞれの部署で面談はどのように行ったのでしょうか?

外山:うちの部署は私と現場のエンジニアが面談しました。

浦田:全く同じです。エンジニアには紹介いただいた方の詳細情報はあまり伝えずに、シンプルにどのような印象を受けたかを教えてもらいました。

―お二方は面談でどのような部分を特にチェックしますか?

外山:一番は技術スタックが合うかどうかです。また、今回の場合は短期間で業務内容を把握してもらう必要があったので、普段キャッチアップのためにどんな工夫をしているかをお伺いしました。

デザイナーさんの場合は、DMM [SHOWBOOTH]で対象とする業界が幅広いという点で、いろいろなテイストのデザインを手掛けてきた方にポートフォリオも見た上でオファーを出しました。

浦田:私は今回の場合、現場にしっかり浸透して働いてくれそうかを重視しましたね。

プロジェクトの繁忙度に合わせて稼働日数を調整してもらいながら進行

―オンボーディングはどのように進めましたか?

外山:現場の担当者と共に、それぞれのチームに入る形でオンボーディングを進めてもらいました。フロントエンドとバックエンド、デザインチームごとに朝会をやっているので、それぞれに入ってもらいました。やりとりにはSlackとZoomを使っています。

浦田:私も一緒に面談してくれたエンジニアに任せました。基本的には朝会や定例会などに参加していただきながら、徐々にドキュメントを展開してキャッチアップしてもらっています。

―実際に稼働がスタートしていかがでしたか?

外山:週末に働く方が多かったので、極力切り分けやすいタスクをお渡ししていました。手前味噌ではありますが、PMがよく工夫してくれていたと思います。

浦田:うちの場合は週4日の稼働でお願いしたのですが、リリース直前のハードな時期は週5日稼働で、次の週は1日稼働を減らすといった調整をしていただけたのが良かったです。

メンバーからは「出張費は持つから沖縄から直接現場に来てほしい」と言われるほど現場にマッチしていた方で、その点も非常にうれしかったですね。

3年かけて大きな変容を遂げてきたDMM.comの組織

 

―それでは、ここからは全体の従業員数やエンジニア組織についても教えていただきたいと思うのですが、現在エンジニアさんは何名いらっしゃいますか?

浦田:合同会社DMM.comとしては全体の従業員数が1527名(2月現在)で、エンジニアは約500名です。

―DMM.comのエンジニア組織文化にはどのような特徴がありますか?

外山:エンジニアに限りませんが、会社として挑戦することは重要視していますね。コーポレートメッセージとしても、「本気の失敗を肯定する」を掲げています。

DMM

画像引用元:https://inside.dmm.com/entry/2019/07/26/dmm-corporate-message02

 

浦田:エンジニア的な視点では、前CTOが着任した後に「DMM Tech Vision」というものを公開しました。

「当たり前を作り続ける」という目標と4つのバリューを掲げていて、これがエンジニアにとってあらゆる事柄に対する意思決定の土台になっています。

DMM

画像引用元:https://inside.dmm.com/entry/12/12/dmm-techvision

 

浦田:DMMはここ3年ほどでこういったアップデートを続けていて、組織自体も数年前に大きく形を変えました。私と外山さんが所属しているような部門にもエンジニアがいて、現在はエンジニアリングチームも事業部に寄り添いながら稼働しています。

―なるほど!事業部ごとにエンジニアメンバーが所属しているんですね。各部署のビジネスに沿ったエンジニア組織だとスピーディに開発が進められますね。

浦田:はい。あとはCTO配下の技術部門がフォローに入ることもありますね。エンタメ本部にはエンジニア以外に当然営業もいるのですが、そうなると営業とエンジニアが敵対してしまうようなシチュエーションが多くなります。そういった状況を避けるために、外山さんのようなエンジニアのトップがフォローして両者の橋渡しをします。社内で職種同士の相互関係が生まれるような体制になっているんです。

オンライン全社納会は参加者2000人!リモートでの取り組みも活発

 

―リモートワーク についてもお伺いできればと思っていまして、DMMさんはリモートワークが非常に成功しているイメージです。

浦田:特にエンジニアはリモートワークになることを望んでいた部分もあるのかなと思います。今年は全社納会もオンラインで行ったのですが、Zoomに2000人ほど集まったんですよ。YouTubeで動画配信を行っている事業があったので、その部門にバックアップをしてもらいながら配信しました。昔から蓄積していたノウハウをそのまま使えたのは大きかったですね。この取り組みもレポートにしているので、ぜひ見てみてください。

画像引用:https://inside.dmm.com/entry/2020/12/24/dmm/noukai-2020

―コロナによっていろいろと状況も変わりましたし、オンライン展示会のDMM [SHOWBOOTH]というサービスもリリースされましたし、リモートワークが増えましたが、振り返ってみていかがでしたか?

浦田:さまざまなチャレンジがありましたね。2020年3月には全社的にリモートワークになり、出社率は10%ほどでした。リモートワークを行ってみて働き方がどのように変わったのかについては、オウンドメディアにまとめています。

画像引用:https://inside.dmm.com/entry/2020/7/31/remotewok-questionnaire

 

浦田:コロナ禍でも採用は続けているので、すでに入社してから一度も顔を合わせていない「ネイティブリモートワーカー」が100人以上います。 可能な限りリモートワークがストレスにならないように、専用の窓口を設けています。FLEXYからのご稼働者の方にもお送りしましたが、自宅へのPC配送を行ったりとイレギュラーの対応を行うことで無事リモートワークが実施できたことは嬉しく思っています。

ー新規事業の生まれるスピードやリモートワーク についてもとても勉強になりました。本日は、貴重なお話、有り難うございました!

企画/編集:FLEXY編集部

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