フードトラックのプラットフォーム事業を行う株式会社Mellow、スピーディにエンジニアを迎え入れることができた理由に迫る!
日本最大級の「モビリティビジネス・プラットフォーム」として、モビリティの機動力を活かしたランチスペース事業・イベント事業を展開している株式会社Mellow。2016年の創業時から規模を拡大し続け、サービスは名だたる大手企業にも導入されています。
本インタビューでは、エンジニア組織の状況を、エンジニアチームの森岡さんに伺いました!
事業拡大による開発スピードを上げるために、業務委託エンジニアをご紹介するサービス「FLEXY」を利用した感想も詳しくお伺いしています。
FLEXYからご紹介した方 | バックエンドエンジニア |
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案件概略 | 業務システム開発 |
スキル要件 | 実務経験3年以上 Ruby on Rails |
稼働頻度 | 週3~4日 |
働き方 | リモート(週1回は対面) |
目次
ビルの空きスペースをフードトラックで活用。都内を中心に規模拡大中
――フードトラック事業のサービスについて教えてください。
大きくはフードトラック(キッチンが内装されている移動販売車)のプラットフォーム「TLUNCH(トランチ)」と、フードトラックを出店するイベントサポートの2軸で事業展開しています。TLUNCHは現在提携しているフードトラックが790店舗で、都内を中心とした190ヶ所で提供中です。メインとなるのはオフィスのランチ。ビルのちょっとした空きスペースを活用しています。
ステークホルダーはスペースオーナー様とフードトラック利用者様です。売上のうち10%を自社に、5%をスペースオーナー様に分配するスキームです。
――エンジニアさんは何名くらいいらっしゃいますか?
従業員数は正社員が30名ほどで、業務委託なども含めると50名ほどです。このうち正社員エンジニアは3名、うち1名は人事系をメイン業務としているので、実質的には2名。加えて、業務委託(月15時間〜週4日稼働)が10名です。事業内容を見てもわかる通り、当社はITプロダクトそのもので事業成長している会社ではありませんから、メンバー比率は今後も大きく変わることは無いと思います。
とはいえ、エンジニアリング能力を伸ばせば、テクノロジーで事業も飛躍的に伸ばしていけるはずですから、コストや全社的なバランスを見ながら増員を図っていく予定です。
自社にマッチした優秀なエンジニア採用するために
――今回、FLEXYにお声がけいただいた経緯を教えてください。
エンジニアも正社員採用を進めてはいたものの、バックチェックも含め組織とのマッチングをしっかりと確認していたので、なかなか適した人材は見つけられずにいました。利用していた媒体はWantedlyが中心です。
優秀な方を採用するとなるとこちらからスカウトする必要があり、やはり難易度は高い状態でした。
こういった現状を鑑みて、副業やフリーランスのエンジニアの方に来ていただくことにしたんです。FLEXYさんも含め複数のエージェントにご依頼しました。
――FLEXYを利用するにあたっては、どのような要件の方を募集したのでしょうか。
当社が利用している業務システムをRuby on Railsで開発していたので、そこを担当してもらえるバックエンドのエンジニアをお願いしました。ほかには実務経験3年、稼働は最低週3日といった要件がありました。
ワークスタイルに特にこだわりはなく、週に1日出社してエンジニアの定例会に参加してもらえればリモートでもOKという形にしました。定例会は主に進捗の共有を目的としたものです。
要件にマッチした人をあらかじめ選定してもらえるから採用もスムーズ
――Ruby on Railsのエンジニアとの書類選考から面談まではどのように進めましたか?
要件に合う方をFLEXYの担当者である野谷さん(※1)に選出していただき、その中でも特にオススメと言われた2名と面談し、そのまま採用に至りました。
面談では、自分でタスク整理ができるかどうかを重視しました。当社はまだエンジニア人数が少ないので、どうしてもざっくりした要件をお渡しすることになってしまうとわかっていたからです。
エンジニア・非エンジニアを問わずツールを使いこなしてリモートワークを実施
――要件ではリモートもOKということでしたが、社員の方々もリモートワークなのでしょうか?
当社はもともとフルフレックス制で、リモートもOKです。私自身もリモートで働く機会が多かったので、FLEXYさんから稼働者を迎えるにあたっても特に違和感はありませんでした。slackをはじめとしたツールを適切に使い分け、必要に応じてコミュニケーションを取れば大きな問題は起きません。
例えばタスクについては以前からAsanaというワークマネジメントツールを使い、チケットに近い形で管理しています。頻繁に外出する営業担当が社員の半数を占めている会社ですから、Googleカレンダーでスケジュール管理もきっちりしていました。メンバーの移動時間などがわからないと、ミーティングも入れられませんしね。
あとはハングアウトで会議室は全てつなげられるようにするなど、社内のコミュニケーションもスムーズにできるよう工夫しています。ほかにも当社は今上下階で分かれているのですが、移動が面倒だということでイベント出店時に使うトランシーバーを使ってやり取りしようとしていたこともあります(笑)。これはやりすぎだろうということで、間を取ってDiscordを導入することで落ち着きました。
ーーすぐにチームに馴染むために、工夫されていることはありますか?
当社は、正社員含めて「長い自己紹介」というものを行っています。2時間ほどかけて、その人がどういう風に育ち、どんな考えを持ち、今後はどうありたいと思っているのかといった深い部分にまで入り込んで会社とのマッチングを探るのです。業務委託の方についても最低限どんな人か知りたいので、「短い自己紹介」という形で自己紹介用のスライドを1枚用意してもらい、10分ほどかけて話してもらいました。
今後は要件定義からまるごと案件をお任せしたい
――実際に2名の稼働がスタートしていかがですか?
タスク管理は行っていますが、当初想定していたように中身がきちんと整理されていない要件も多い状態になってしまっているのは、少し申し訳なく思っています。でも、それでも対応いただける方を採用しましたし、不明点があれば適宜質問してもらいながらしっかり開発を進められているのがうれしいです。
――今後は稼働者と一緒にどのように仕事を進めていこうと考えていますか?
業務委託であっても当社の事業にかなり興味を持っていただいていると感じているので、今後は要件定義からある程度案件をお任せしたいと思っています。より当社に貢献していただける範囲を増やしていきたいです。
――最後に、FLEXYの良かった点をぜひ教えてください。
書類選考の段階からFLEXYさんサイドである程度選定していただけるので、面談から採用までかなりスムーズなのがうれしかったです。
それにエージェントは会社によって初心者エンジニアしかいない、あるいはスキルが飛び抜けた人しかいないなどそれぞれ特色があると思うのですが、今回FLEXYさんから紹介いただいたエンジニアの方はある程度実績のある方が多く、当社のレベル感にマッチしていて良かったですね。
以前働いていた会社ではどのような評判だったのかを聞けるのも大きなメリットでした。
企画/編集:FLEXY編集部