コンサルのキャリアパス|10年後のキャリアを描くためのポイントを解説

コンサル キャリアパス

将来のキャリアについて悩んでいるコンサルタントは多くいます。そんな悩みを解決するためにコンサルタントがなぜ明確なキャリアパスを描くべきかを詳しく解説します。また、コンサルタントに必要な能力を取り上げ、その特長を活かした転職先の選択肢や転職する際の判断のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コンサルタントがキャリアパスを描くべき理由

現代はVUCA(Volatility=変動性、Uncertainty=不確実性、Complexity=複雑性、Ambiguity=曖昧性)の時代といわれ、ビジネスの世界は先読みが不透明です。日本でも終身雇用制度が徐々に崩れつつあり、新たな時代へ突入しています。

コンサルティング業界を見ると市場が一般化し始めており、かつて特別だったコンサルタントも増えて競争が激化しています。この状況下で、単に仕事をこなすだけでは競争に勝てません。自身のキャリアパスを明確に描くことが、将来の成功に向けて市場価値を高め、持続可能なキャリアを築くために不可欠です。

キャリアパスとは、個々の職業的目標や成長の方向性を示すロードマップです。コンサルタントとしてのキャリアパスを描くことで、短期的な目標だけでなく、中長期的なキャリアゴールを設定し、それに向けてスキルを磨けます。

コンサルタントがキャリアパスを描くメリット

キャリアパスを描くことで以下の3つのメリットを享受できます。

  • 行動指針が明確になる
  • 仕事のモチベーションが成果につながる
  • チャンスに気づく嗅覚が鋭くなる

行動指針が明確になる

キャリアパスを描くことのメリットのひとつは、行動指針が定まり、具体的な行動計画を立てやすくなることです。

自身のキャリアについて意識的になることで、日々の行動を取捨選択し、不毛な多忙に陥ることを避けられます。目指すべき方向性が明確になれば、無駄な業務や非効率なタスクを削減し、より重要な業務に集中できるようになります。

また、行動指針を明確にすることで、今学ぶべきことを把握し、必要なスキルや知識を計画的に習得することが可能です。例えば、専門知識を深めるために資格を取得する、キャリアアップのために転職を検討するなど、戦略的な行動が可能になります。

このような積極的な行動は自己成長を促進し、自身の市場価値を高めることにつながります。

仕事のモチベーションが成果につながる

キャリアパスを明確に描くことは、仕事のモチベーション向上に直結します。将来の目標に向けての具体的なステップとして、現在の仕事が自分の成長につながると認識することで、日々の業務に対する意欲が高まり、結果として生産性も向上するでしょう。

さらに、困難な状況にも前向きに取り組む姿勢が育まれるかもしれません。このような積極的な態度は、質の高いアウトプットを生み出し、周囲によい影響を与え、モチベーションが高まる中で自己肯定感も向上します。自分が目指す方向に向かって進んでいる実感があると、日々の仕事に対する満足感が増し、さらなる努力を続ける原動力になるはずです。

チャンスに気づく嗅覚が鋭くなる

自身のキャリアについて意識的になると、組織の戦略の変化や市場の動向など、日常の業務の中でのちょっとした変化や機会に敏感になります。こうした変化をいち早く察知することで、新たなチャンスを逃さずに捉えることが可能です。

具体的には、組織の中で新たなプロジェクトが立ち上がる際や、業界のトレンドが変わるタイミングにおいて、その機会をキャリアの成長に結びつけられます。戦略的なタイミングで資格を取得したり、新しいスキルを身につけたりすることで、組織内でのポジションを有利にできるでしょう。また、他の企業や業界でのキャリアチャンスに対しても敏感になり、時機を逃さずに転職することも可能です。

変化の激しい現代において、チャンスを見逃さないための嗅覚を磨くことは、コンサルタントにとって非常に重要なスキルです。日々の業務に役立つだけでなく、自身の成長につながる機会を逃さず捉えることで、長期的なキャリア成功への道を築けます。

コンサルのキャリアをもつ人の4つの特長

コンサルタントには以下の4つの特長が備わっています。

  • 課題解決力が高い
  • 組織を統率する能力が高い
  • プロフェッショナルとしての責任感がある
  • 困難な案件に取り組む心身の逞しさがある

課題解決力が高い

コンサルタントとしてキャリアを歩む方は、毎プロジェクトで顧客の直面する経営課題をゼロから見つけ出し、解決することを繰り返しています。

また、プロジェクトごとに異なる課題に対峙し、その度に新たなアプローチを試みることで、汎用的な課題解決力を常に磨いています。この経験の積み重ねにより、どのような状況にも対応できる柔軟性と創造力が養われ、顧客の期待を超える成果を提供し続けます。

組織を統率する能力が高い

コンサルタントは、顧客を論理的かつ情熱的に巻き込み、プロジェクトを成功に導く優れた統率力を持っています。プロジェクトの初期段階から関与して問題点を洗い出し、解決策を提案することで培われるスキルです。チームが一丸となって共通の目標に向かう原動力となります。

また、コンサルタントのリーダーシップは、論理的な分析と説得力のあるプレゼンテーションを通じて、顧客の理解と協力を得ることに深く関わります。指示を出すだけでなく、チーム全体のモチベーションを高め、共同作業を円滑に進める調整力もコンサルタントには必要です。

プロフェッショナルとしての責任感がある

コンサルタントは、顧客からの報酬に見合うだけの成果を出す強い責任感をもちます。彼らは短期的な結果だけでなく、中長期的な視点に立った施策提案を行います。この中長期的な視点は、顧客が直面する複雑な問題を根本から解決し、持続可能な戦略を構築するために不可欠です。目先の利益にとらわれず、顧客の長期的な成功を目指す姿勢が必要とされます。

また、コンサルタントは常に新しい知識とスキルの習得に努め、向学心をもって自己研鑽を続けています。この学びの姿勢が、顧客に高い付加価値を提供し、信頼関係の構築にも寄与するでしょう。

困難な案件に取り組む心身の逞しさがある

コンサルタントは仕事で日常的にプレッシャーや長時間労働を経験しており、その中で培われた逞しさが際立ちます。また、プロジェクトの過程で直面する多様な困難や課題を乗り越えたり、若いうちから経営者と直接対話して活発に議論したりすることを通じて、強靭な精神力を養ってきました。

これらの経験が、コンサルタントとしての冷静な判断力と断固たる態度を形成する要因です。このような心身の逞しさにより、難解な状況や厳しい環境下でも、コンサルタントは顧客期待を超える成果を実現させます。

コンサルのキャリアをもつ人の転職の選択肢

ポストコンサルのキャリアとして、以下の選択肢が挙げられます。

  • プロフェッショナルとして転職する
  • 他のコンサルティングファームに転職する
  • 事業会社へ転職する
  • 起業する
  • フリーのコンサルタントとして活動する

プロフェッショナルとして転職する

コンサルティング業界で培った専門性を活かし、さらに磨くための選択肢として、PEファンドやVC、投資銀行へプロフェッショナルとして転職する方法があります。金融分析や投資評価、M&A戦略などの分野において深い専門知識が求められ、転職を通じてこれらのスキルを磨くことが可能です。

コンサルティング業界ではプロジェクトごとに顧客の課題解決や戦略策定を支援しますが、通常はプロジェクト完了後に別の案件に移るため、ひとつの事業や企業を最後まで見届けることが難しい場合があります。

一方で、プロフェッショナルとして転職する場合、長期的な投資や取引に関わる機会が多く、事業の成長や変遷を長期間にわたって見守ることができるでしょう。そのため、事業を最後まで見届けたいという観点から、コンサルタントがこれらの分野に転職するケースもあります。

また、高額な取引や複雑な投資案件に携わることが多く、挑戦を求める方や成果に見合ったインセンティブを得たい方にとっても魅力的な選択肢です。

1.PEファンドやVC

未公開企業を中心に投資し、その企業の価値を向上させた後に売却して利益を得るPEファンド(プライベートエクイティファンド)や、主にスタートアップ企業や成長段階にある企業に対して資金を提供し、企業の成長を支援することを目的とするVC(ベンチャーキャピタル)への転職は、ポストコンサル転職の有力な候補です。コンサルティングで培った分析力や問題解決能力を活かしつつ、より直接的に企業の成長に関われます。

コンサルティング業界からPEファンドやVCに転職する場合、若いうちに決断する方が多いです。これは、PEファンドやVCでは、長期的な視点で企業の成長を見守り、戦略的な意思決定に関与する機会が多いためです。PEファンドやVC側でも長期的に案件に関与して経験を積ませることを想定しているため、年齢は比較的若い方が好まれます。

2.投資銀行

企業の資金調達やM&Aを支援する投資銀行への転職も、コンサルティング業界からの一般的なキャリアパスです。PEファンドやVCへの転職と同様、若いうちにこの選択をする方が多くなっています。

これは、コンサルティング業界で培った分析力や問題解決能力を活かしながら、よりダイナミックで高リスク・高リターンな環境で働きたいと考える方が多いためです。投資銀行側でも若い人材のポテンシャルを重視して採用するケースが多く、経験やスキルを積むための機会が豊富に提供されています。

他のコンサルティングファームに転職する

コンサルティング業界内での転職も一般的です。その理由としては、ポジションアップ、年収アップ、業務テーマの変更、ワークライフバランスの改善などが挙げられます。

まず、ポジションアップを目指す場合、現在のファームでの昇進が見込めない場合に他のファームに移ることで、より高い役職や責任をもてます。年収アップを狙う転職では、競争が激しい業界内で自分の市場価値を最大限に引き出すことが可能です。

業務テーマの変更を希望する場合、特定の業界や専門分野に特化したファームに転職することで、自分の興味やキャリア目標に合ったプロジェクトに取り組めるでしょう。ワークライフバランスの改善を求める場合、働き方改革を進めているファームや、柔軟な労働環境を提供するファームへの転職がひとつの選択肢になります。

このように、コンサルティング業界内での転職は、多様な理由と目的に応じて行われており、それぞれのキャリアゴールに向かって柔軟に選択可能です。

事業会社へ転職する

コンサルティング業界から事業会社の経営企画部門へ転職することもよく見られます。事業会社の経営企画部門では、事業戦略の策定や新規事業の立ち上げ、マーケティング戦略の推進などに携わることが多く、コンサルティングで培った分析力や問題解決能力を活かせます。

事業会社へ転職する理由のひとつとして、ワークライフバランスの改善があります。コンサルティング業界は長時間労働が常態化している場合が多く、心身の負担の軽減を求めて事業会社への転職を選択する方も一定数います。

転職先の主な事業会社は、以下のような企業です。

  • 外資系企業
  • ベンチャー企業
  • 優良日系企業

1.外資系企業で働く道

外資系企業を選択する場合、年収とワークライフバランスが両立しやすい傾向にあります。外資系企業は、競争力のある給与体系とともに柔軟な働き方を推進している企業が多く、個人の生活と仕事のバランスを保ちやすい環境が整っています。

外資系企業は中途採用が多いことも特徴です。経験やスキルをもったプロフェッショナルを積極的に採用し、即戦力としての活躍を期待しています。特に外資系コンサルティングファームでの経験がある場合、外資系企業への転職はスムーズに進みやすいでしょう。すでに国際的なビジネス環境や企業文化に馴染んでいるため、新しい職場でも迅速に適応できるはずです。

2.ベンチャー企業で働く道

コンサルティング業界からベンチャー企業に転職する方は多くいます。特にネット系ベンチャービジネスは非常に活気があり、求人も拡大傾向です。

ポストコンサルとしてベンチャー企業を選択する理由として、幹部ポジションを目指すケースや、企業を大きく成長させる達成感を求めるケースが挙げられます。多くのベンチャー企業では若いうちから責任あるポジションを任され、自らのアイデアやビジョンを実現する機会が与えられるでしょう。自分の成長と企業の成長を直接的に実感できる環境です。

また、ベンチャー企業での経験を将来の起業や独立に向けた準備と捉え、転職する方も一定数います。

3.優良日系企業で働く道

かつてはコンサルティング業界からの転職が難しかった大手日系企業も、近年ではその受け入れを広げています。競争が激化する中で新しい視点や戦略を導入するために、コンサルタント経験者の知見が必要とされているからです。

また、優良中堅企業では、経営者の片腕としてのポジションを募集しています。企業の成長戦略の策定やM&Aの実行、海外市場を含む新規事業展開など、事業全体にわたる戦略的な役割を担うことが期待されます。このような環境においてコンサルタント経験者は自らの専門知識やリーダーシップを発揮し、企業の発展に貢献できるはずです。

起業する

コンサルタントの経験を活かして起業する方も最近では増えてきました。コンサルティング業界で培った問題解決能力や戦略策定のスキルは、新しいビジネスの立ち上げや成長に直接役立ちます。起業することで自らのアイデアやビジョンを実現し、市場に新しい価値を提供できます。

ただし、起業にはコンサルタントの知識だけではなく、事業の専門知識や人的ネットワークも必要です。そのような知識や人脈が不足していると感じるなら、まず事業会社で経験を積むことも必要でしょう。

フリーのコンサルタントとして活動する

フリーのコンサルタントになる選択肢もあります。稼働の自由度が高く、自分のスケジュールや顧客との関係を自分でコントロールできるのが魅力です。しかし、デリバリー(成果の提供)と営業活動を両立させる必要があり、その調整は容易ではありません。

継続的に顧客へ価値提供しつつ新規の開拓も続けるために、フリーランスエージェントの活用を推奨します。フリーランスエージェントが営業やプロジェクトの調整を支援してくれるおかげで、貴重な時間を顧客との関係構築や実務に注ぐことが可能です。

コンサルがキャリアを描くときのポイント

コンサルタント経験者にはさまざまな選択肢がある中で、以下の3つのポイントを意識することで、今後のキャリアがより充実したものになります。

  • 最終目標を意識する
  • 人生設計を意識する
  • 目標に基づくキャリアプランを描く

最終目標を意識する

コンサルタントとしてキャリアを描く際には、最終目標であるキャリアビジョンを意識することが重要です。キャリアビジョンとは、将来的に達成したい職業上の目標や理想像を指します。例えば、特定の業界での専門家として認知されること、独自のコンサルティング会社を立ち上げること、あるいは国際的なプロジェクトに参画することなどが考えられます。

こうしたキャリアビジョンを明確にもつことで、日々の業務やキャリア転換の際に一貫した方向性を保つことが可能です。また、ビジョンを意識することで、長期的な成長や成功に向けた具体的なステップを計画する手助けにもなります。

人生設計を意識する

コンサルタントとして成功するためには、人生設計(キャリアデザイン)を明確にすることも重要です。

キャリアデザインとは、職業上の目標だけでなく、人生全体の中での仕事の位置づけや役割を考え、計画することを指します。具体的には、どのようなライフスタイルを送りたいのか、どのような価値観を重視するのか、そしてそれを実現するためにどのようなキャリアを築いていくのかを明確にすることです。

キャリアデザインを明確にすることで、社会や自身の環境の変化に柔軟に対応し、自己成長とともにキャリアを発展させられるでしょう。

目標に基づくキャリアプランを描く

最終目標と人生設計に基づいてキャリアプランを作成することがコンサルタントとして成功するための鍵です。キャリアプランとは、具体的な職業上のステップや行動計画を描くことを指します。

まずは自己分析から始めることがおすすめです。自己分析を通じて、自分の強みや弱み、興味や価値観を確認することで、どのようなキャリアが自分にとって最適かを理解できます。

自己分析の結果に基づいてキャリアプランを具体化し、実現可能なステップを設定しましょう。これにより、短期的な目標と長期的なビジョンを一貫させ、効果的なキャリア形成を図れます。

コンサル転職でチェックすべき4つのポイント

描いたキャリアプランに基づきコンサルティング業界から転職する際、以下の4つのポイントを考慮に入れましょう。

  • 年収
  • 事業や業務の内容
  • ワークライフバランス
  • 文化や価値観の違い

それぞれ、一般的な転職と比較しながら解説します。

1.年収

転職する際には、年収、ボーナス、福利厚生、退職金制度など給与その他の金銭的な条件を考慮することが一般的です。これらの要素は生活の質や将来の安定に直結するため、慎重に検討しなければなりません。

コンサルティング業界では通常、高い年収が期待できるため、転職先でも同等以上の条件を求める傾向があります。しかし、年収水準が高いからこそ、転職によって年収が下がる可能性がある点には注意が必要です。

したがって、転職する際には年収を維持できるか、コンサルティング業界特有の高額なボーナスやプロジェクトベースのインセンティブが転職先でも提供されるかを確認することが重要です。また、昇進やキャリアアップのスピードも異なることがあり、将来的な年収の見通しも考慮する必要があります。

2.事業や業務の内容

一般的な転職においては、転職先の企業がどのような事業を展開しているのか、そして自分が担当する業務がどのような内容であるのかを理解し、それが自身のキャリア目標やスキルに合っているかを判断することが求められます。

コンサルティング業界での経験を活かすためには、転職先の企業がどのようなプロジェクトや業務を提供しているのかを理解することが重要です。コンサルタントとしての専門知識や経験がどの程度活かせるか、また新しい分野でどのようなスキルを身に付けることができるかを考慮する必要があります。

想定した業務内容と転職後の業務内容にズレが生じないように、面接の際に詳細な情報を確認することが望ましいです。

3.ワークライフバランス

一般的な転職において、仕事と私生活のバランスを考慮することは重要です。長時間労働やストレスの多い職場環境を避けるために、転職先の企業文化や働き方を事前に理解することが求められます。

コンサルティング業界では、プロジェクトの締め切りや顧客のニーズに応じて、長時間労働や頻繁な出張が求められることが多いです。そのため、一般的な転職と比べてハードワークに耐性がある方が多く、労働量や時間が減ることで逆に物足りなくなることもあります。

したがって、コンサルタントからの転職を考える際には、労働量や残業時間のみにフォーカスするというよりも、自身の希望に合った勤務時間や柔軟な働き方を提供する企業を探すことが一般的です。

特に、リモートワークやフレックスタイム制度、育児休暇の充実度など、ワークライフバランスを向上させるための具体的な制度を確認しましょう。

4.文化や価値観の違い

現職の社風や価値観に違和感を抱えている場合、それを基準にして転職先を探すことが重要です。職場の文化や価値観が自分に合わないと、長期的なストレスやモチベーションの低下を引き起こします。

特に、コンサルティング業界から事業会社に転職する場合、文化や価値観の違いに戸惑うことがあるかもしれません。コンサルティング業界では、成果主義や高速なペースでの業務進行が求められることが多く、顧客のニーズに迅速に対応する文化が根付いています。

一方、事業会社では、長期的な戦略や社内プロジェクトに焦点を当てることが多く、意思決定プロセスが異なる可能性があります。また、事業会社では、チームワークや社内の人間関係が重視されることが多いため、コンサルティングファームでの個人主義的な働き方からの転換を求められるかもしれません。

このような文化や価値観の違いに適応するためには、新しい職場の風土や働き方を事前に理解し、自分がそれに適応できるかを慎重に判断することが重要です。

まとめ

競争が激化するコンサルティング業界で持続可能なキャリアを築くために、コンサルタントにとって、キャリアパスは重要です。キャリアパスを明確にすることで、行動指針が定まり、モチベーションが向上し、チャンスに気付く力が高まるでしょう。

他のコンサルタントファームや事業会社への転職、あるいはPMOやPMといったフリーランスへの転身、起業など、多種多様な選択肢があります。高い課題解決力をはじめとするコンサルタントならではの強みがあれば、どのような道を選んだとしても努力次第で活躍することが可能です。

フリーランスとしてPMOやPMのキャリアを目指す場合、「FLEXY(フレキシー)」がおすすめです。多くの企業から豊富なPMやPMOの案件が寄せられています。以下の案件をぜひ参考にしてください。

FLEXYサービスを見る

LINEでフリーランスの案件情報や最新Tipsを受け取る

FLEXYとはABOUT FLEXY

『FLEXY』はエンジニア・デザイナー・CTO・技術顧問を中心に
週1~5日のさまざまな案件を紹介するサービスです