企業内の統括責任者の呼称、CxOとは?健全な経営のために強化すべき役割はどこか?

本記事では、企業内の統括責任者の呼称、CxOとは?をご紹介します。

日本でもメジャーな呼び方になっているCxOの呼称。 CEO、CFO、COO、CTOなどメジャーなCxOもあれば、CDO(デザインもしくはデータ)など昨今増えてきているCxOもあります。

 

肩書きなので、業務内容の範囲は適宜、その会社の体制により変動しますが、一般的な概念として本記事ではご紹介します。

IT分野の統括責任者

CTO、CIO、CMO、CDOなどITに関わる統括責任者

まず最初に、昨今急速に需要が増えているITの統括責任者をまとめてみましょう。プロダクトやサービス開発、業務改善、データ活用などIT系統括責任者がいることで、企業の成長をテクノロジーにより急激に加速することが出来ます。

 

・CTO

Chief Technical Officer/最高技術責任者

CTOは、「Chief Technology Officer(チーフ・テクノロジー・オフィサー)もしくは「Chief Technical Officer(チーフ・テクニカル・オフィサー)の略で、日本語では「最高技術責任者」です。会社の経営におけるビジネス幹部のポジションで、技術的な役割に焦点をあて、IT戦略やITの促進によりビジネスの成長を加速させます。 自社製品の研究や開発方針を定め、計画の達成に向けエンジニアリング組織を統括します。

 

CIO

Chief Information Officer/最高情報責任者

社内の情報流通の仕組みを管理・最適化します。コスト削減や他企業との差別化を生み出す業務プロセスの構築を任されます。

 

CMO

Chief Marketing Officer/最高マーケティング責任者

企業のマーケティング全般の責任者。アメリカではCMOの存在は一般化しています。

The 50 most innovative CMOs in the world (Chief marketing officers are more important to the success of global businesses)

 

CDO

Chief Data Officer/最高データ責任者

最近、データ活用が重要視される中、マーケティングのキャリアとしてもやりたいという話を聞くようになっているCDO 正式名は、Chief Data Officer、つまり最高データ責任者です。様々なマーケティングデータや顧客データを繋ぎ、数字やデータから状況を企業の健康状態も把握します。企業のIT部門とビジネスサイドの両者を理解する必要があり、異なる視点でデータの品質を管理、戦略的活用を促進します。

 

CDO

Chief Data Officer/最高デザイン責任者

デザインの統括責任者。コモディティ化しないためにデザイン面からオリジナリティを追求。企業の製品やサービスのデザインを統括します。

 

CPO

Chief Product Officer/最高プロダクト責任者

自社プロダクトを持つサービスであれば、必要になるCPO。製品やサービスの開発・運用・管理を担います。テクノロジーの観点やビジネス視点が必要な役割です。

 

 

特にCTOのニーズは非常に高く、外部CTOとして企業に所属しない形でパラレルに複数社で活躍される方もいらっしゃいます。

戦略に沿ったテクノロジーの活用という意味では、企業の成長を全体に統括するテクノロジーの責任者の果たす役割は非常に大きいです。

定番の呼称をおさらい、CEOとは? COOとは? CFOとは?

 

・CEO

Chief Exective Officer/最高経営責任者

CEOとは、つまり経営全体のトップで経営責任を担う役割です。企業全体の成長戦略を描き、経営の舵を取り、長期的な経営戦略を策定します。

 

・COO

Chief Operating Officer/最高執行責任者

CEOが企業の全体戦略を練った、戦略を実行に移し統括する右腕のポジション。CEOが明示した戦略を具体的な戦術に落とし込み、業務オペレーションを確立・管理し統括します。

 

・CFO

Chief Financial Officer/最高財務責任者

企業にとってとても大切なお金に関する責任者です。財務や経理の責任者で、全体を鑑みながら適切なコスト管理を行う役割で、資金調達や運用も担当します。

顧客体験の最高責任者

ユーザーの顧客体験の追求は、サービスの向上のためには欠かせません。どういう思考で?どういった動線で?といった顧客の経験を追求します。

 

・CCEO

Chief Custamer Experience Officer/最高顧客体験責任者

お客様の購買体験や、お客様視点でプロダクトやサービスの向上を担う責任者。顧客体験の追求、他社との差別化などユーザー目線での施策管理を担当します。

 

・CXO

Chief Experience Officer/最高顧客体験責任者

CXOは、頭文字を取るとCEOと被るので、CXOと書くこともあります。一般的にUI/UXと併記されますが、UXの深い体験と定義することもできます。上記のChief Custamer Experience Officerと業務内容が共通する部分があります。

人事系の呼び方

退職者を減らす、従業員満足度を上げるための役職。そのために尽力するポジションです。

CWOChief Wellness Officer/最高健康責任者

人の健康を経営における重要な資源と捉え、従業員の心と体の健康を維持、増進に取り組む役割です。食生活の改善や人事評価の見直しなど様々な改革を行うことによって、従業員の健康的な労働環境を整備します。CWOChief Workstyle Officer/最高ワークスタイル責任者

企業における、従業員の働き方改革を推進する役割です。業務効率化、生産性向上、メンタルヘルスなどを鑑みた理想の働き方から逆算し、リモートワークやフレックス勤務などの社内制度や人事制度を整えます。

 

・CCO

Chief Culture Officer/最高カルチャー責任者

社内文化育成、退職率の低下、自社の製品やサービスの質の向上を考えた人事系責任者です。

 

・CHO

CHOは、2つの場合で用いられます。

■Chief Health Officer/最高健康責任者

企業の従業員やその家族の健康づくりを促進する役割を担うポジション。働く人の健康を企業経営の根幹を支える重要な要素と位置づけ、人事や総務など関係部署と連携し健康食の提供やセミナーなどを行います。

■Chief Happiness Officer/最高社員幸福責任者

従業員の幸福の向上、マネジメントをする役割です。より働きやすい企業にするために、働いていて幸せな環境にするための社内制度整備などを行っています。グーグルなどシリコンバレーの新興企業が導入し始めています。

 

・CHRO

Chief Human Resource Officer/最高人事責任者

企業の経営視点から、自社に合わせた人事機能を統括する役割です。人事部長とは異なり、経営幹部として参画する権限を持ちます。

 

・CLO

Chief Learning Officer/最高人材育成責任者

企業内の人材育成を担う役割です。人事部の担当領域が広いことから、従業員の育成に特化したCLOが増え始めています。

 

・CVO

Chief Visionary Officer/最高ビジョナリー責任者

企業理解を強めたり、会社への帰属意識の向上のため、企業のビジョンや理念を企業内に浸透させる役割です。社風醸成や人材育成を担います。

CDOとは? 口頭で確認したい『データ』なのか?『デザイン』なのか?

データ、デザイン、(ダイバーシティ)という、Dから始まるワード

お会いした方の名刺にCDOと記載があった際は、確認したいDの意味をご紹介します。

 

・CDO

Chief Data Officer/最高データ責任者

マーケティングからの転向も多い、社内のデータを取り扱う責任者。データをビジネスに生かすための役割です。

 

・CDO

Chief Design Officer/最高デザイン責任者

デザインの統括責任者。コモディティ化しないためにデザイン面からオリジナリティを追求。企業の製品やサービスのデザインを統括します。

 

・CDO

Chief Development Officer/最高開発責任者

企業の製品開発における責任者。IT企業ではCTOと似た役割を持つが、収益戦略や戦略策定などやや幅広いです。

法務、リスク管理に関しての役割

企業経営には法務、リスク管理に関しての責任者ポジションも重要視されます。

 

・CJO

Chief Judicial Officer/最高法務責任者

企業経営に関わる法的側面を監督します。弁護士資格を有する場合が多く、チーフ・リーガル・オフィサーと同様の役割を担います。

 

・CLO

Chief Legal Officer/最高法務責任者

企業の法務に関する業務全般の最高責任者です。訴訟リスクや法的規制の問題を把握し、法的リスクを最小限にします。

 

・CPO

Chief Privacy Officer/最高個人情報保護責任者

企業が保有する顧客に関する個人情報の保護管理に責任を持ちます。様々なIT化に伴い、近年その重要性が一層増しています。

 

・CRO

Chief Risk Officer/最高リスク管理責任者

企業経営を行うにあたって起こり得るリスク全般を管理・報告する役割。危機を最小限に抑え、経営陣をサポートします。

CPOとは?

CPOと名刺に書かれていたら、確認したい以下の呼び名です。

 

・CPO

Chief Productivity Officer/最高生産性責任者

企業の利益を追求し、企業全体を鑑みた上で、生産性向上を図る役割を担います。

 

・CPO

Chief Product Officer/最高プロダクト責任者

自社プロダクトを持つサービスであれば、必要になるCPO。製品やサービスの開発・運用・管理を担います。テクノロジーの理解やビジネス視点を持ち合わせることが必要な役割です。

 

・CPO

Chief Privacy Officer/最高個人情報保護責任者

個人情報の取り扱いの企業責任者。徹底した個人情報保護を行う責任者です。

 

 

本記事では、企業内の統括責任者の呼称、CxOとは?をご紹介しました。

ニーズに合わせて様々なCxOが注目されますので、自社に必要なポジションに応じて任命されます。

特にCPOやCDOと名刺に書かれていた場合は、ぜひ確認してみてください。

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