Ruby(Ruby on Rails)求人案件を獲得するためにフリーランスや副業エンジニアが備えるべき技術!

こんにちは、FLEXY編集部です。
本記事では、Ruby(Ruby on Rails)案件を獲得するためにフリーランスや副業エンジニアが備えるべき技術をご紹介します。
登場して25年あまり、今も各種人気言語ランキングで上位に名前が挙がるRuby。
流行には左右されるものの、その高い汎用性から多くのプロジェクトで採用されています。
Ruby開発案件の傾向とともに、Rubyエンジニアとして身につけておきたいことをご紹介します。
目次
Ruby、Ruby on Railsの特徴とは
Rubyは日本発祥のオブジェクト指向言語です。
Rubyの概要
Rubyは1995年に、日本のソフトウェア技術者・まつもとゆきひろ氏によって一般に公開されました。言語の特徴としては、コードを短く記述できるシンプルな文法であること、可読性が高く誤字脱字やエラーを防ぎやすいことなどが挙げられます。またスクリプト言語のためコンパイルを行うことなく処理を実行可能で、シンプルな文法と相まって開発工数を削減できることも利点のひとつです。一方で、処理速度が遅めと指摘されることもあります。
現在ではRubyは国際規格ISO/IEC 30170として認証され、世界中で利用されています。汎用性が高く、大規模なプロジェクトにも使用できます。
※Rubyはオープンソースであり、2020年10月にリリースされたRuby 2.7.2が現在の最新です(※2020年10月31日時点)。
Webアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」
RubyのWebアプリケーションフレームワークでは「Ruby on Rails」が有名です。Ruby on Rails はMVCアーキテクチャと、「同じことを繰り返さない」という基本理念に基づき、少ないコードで開発できるように設計されています。この設計により効率や生産性が良く、スピード感ある開発を可能にしているのです。フレームワークを使うことで開発だけでなく、後々の改修や管理の余計な手間が省けます。
これらの特徴からRuby on Railsは、開発工程の短縮、ひいては開発コスト削減を実現したい企業に採用されてきました。現在もRuby on Railsの経験で採用が優遇される案件は珍しくありません。
その他Rubyの開発ツール
スマートフォンアプリやPC向けアプリなどを開発できるRubyMotionというツールもあります。こちらはMac上だけで動作するもので、iOS、Android、Mac、Windows向けのアプリなどを開発できます。
Rubyで作られたサービス
Rubyで作られたサービスには、生鮮食品に特化したECサービス「クックパッドマート」、クラウドソーシングサービスの「クラウドワークス」、オンライン学習サービス「スタディサプリ」などがあります。過去にはSNSの「Twitter」もRubyで開発されていました。
Ruby案件の傾向
Rubyは言語自体の汎用性が高いため、広くWebサービス開発案件に対応できます。
幅広い開発案件に対応
Rubyはブログ、ECサイト、ポータルサイトなどのWebサイト開発や、スマートフォンアプリ開発、機械学習など幅広い分野で採用されています。開発規模としても、小規模~大規模プロジェクトまで可能です。ただRubyは小規模なプロジェクトにおいて使われていた歴史があり、現在もスタートアップ企業の小規模案件が散見されます。
Rubyの経験年数
Rubyは開発経験、特にRuby on Railsの開発経験が数年求められる案件が多く、経験豊富なほど報酬に期待が持てます。Ruby未経験の案件もありますが、その場合は他の言語を用いた開発経験や、未経験の技術をキャッチアップする能力、あるいは業界知識といったように、Rubyだけではない開発周りの能力が求められます。
Ruby周りのフロントエンド、データベースなどの知識
Rubyはバックエンド開発にて使われることが多いですが、フロントエンドやデータベース、OSの技術も勉強しておくとなお良いでしょう。JavaScriptやJava、PHP、Python、Perl、MySQL、Linuxなどのスキルがあると選べる案件の幅が広がります。
特にデータベースは使う機会が多いため、SQLも学んでおきたいところです。また他に、最近ではAWSの知見が求められることがあります。
開発プロセスとコミュニケーション能力
開発プロセスとして多いのはアジャイル開発です。アジャイル開発を行うプロジェクトでは、要件定義が完全に決まっていないケースもあります。したがって仕様変更に柔軟に対応しようとすると、作業の内容や進捗をチームメンバーに共有することが必要です。在宅案件においても、他メンバーとのコミュニケーションが必要な点は同様です。
Ruby未経験者の勉強方法
Rubyはコードの記述が少なく済む上、覚えるべき文法も少なくて済むことから、初心者が学びやすい言語であると言われています。またRuby on Railsは数あるRubyのフレームワークの中でほぼ一強といえるほど広く利用されているので、合わせて学んでおきたいところです。
Ruby on Railsは公式の学習サイトである「Ruby on Rails チュートリアル」にて学ぶと確実です。
Rubyを勉強するには、他に次のようなアプローチがあります。
動画サイトでイメージを学ぶ
ドットインストールなどの動画学習サイト、Udemyといったオンライン学習サイトでRubyに関する動画が複数あります。動画を見ながらイメージを掴みつつ実践するのもひとつの方法です。
書籍で学習、コミュニティに参加
国産の言語であることから日本語のドキュメントや書籍が豊富です。海外で生まれた言語のドキュメントは外国語で書かれているため読解に時間がかかることがあります。しかしRubyはドキュメント類が日本語で書かれており、たとえ外国語が不得手でも学習が可能です。
また日本Rubyの会やRuby Associationなどをはじめ、Rubyを推進し利用者のサポートをする組織が国内外で長く存続しています。これらのコミュニティを利用して過去のドキュメントにあたることができるのは、Rubyならではの強みです。
Rubyの資格試験
Ruby Associationが主催する「Ruby技術者認定試験」という資格があります。資格取得を目標とすると体系的に順序よく学べて、学習成果も見えやすくなります。
フリーランス・副業求人への応募方法
以下に掲載されている求人案件への応募方法をご紹介します。
企業名や詳しいお話を聞きたいという方は、まずはFLEXYコンサルタントがご説明しますのでご連絡ください。
■FLEXYへご登録していない方で、案件の詳細にご興味のある方は FLEXYに登録よりご連絡ください。
【業務委託の仕事の契約期間】 本記事には業務委託の契約期間を明示していません。
スキルや状況により、契約期間は随時変更されますが、3ヶ月から半年、1年での契約など様々です。
ご連絡いただきましたら、FLEXYコンサルタントより詳細をお伝えさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
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AIソリューションプロダクト(Ruby on Rails開発案件)
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