フリーランス、副業向けのJavaScript案件のトレンド、2020年に需要のあるスキルとは?

目次
JavaScriptはWeb開発の必需品として常に案件が多数
JavaScriptはWeb開発に欠かせない唯一無二の言語として重宝されています。
リッチなWebコンテンツが制作可能に
JavaScriptは1995年にアメリカ人のブレンダン・アイク氏にがWeb上での動的表現を実現するために開発した、オブジェクト指向のスクリプト言語です。HTMLで設計した静的コンテンツに組み込むことで、リッチで複雑な動きをするWebページを制作できます。
Webブラウザ上で動作する唯一の言語
JavaScriptはクライアント上であるWebブラウザ上で動作する唯一の言語です。このため、サーバサイドで動作するHTMLと異なり、Webコンテンツに動的な処理を追加できるのです。オブジェクト指向言語のため、分かりやすいまとまりのあるプログラムを書けるのも特徴です。またコーディング用の特別な開発環境は不要で、テキストエディタさえあればプログラミングが行えるため、学習開始のハードルも低めです。
JavaScript案件、需要が高いフレームワーク
小規模開発に適した汎用フレームワーク「Vue.js」
JavaScriptにはWeb開発をサポートするフレームワークが多数存在します。中でも有名なのが汎用フレームワーク「Vue.js」です。スピード感の求められる小規模な開発環境で好んで使われており、シンプルなアプリケーション開発に最適です。同言語のフレームワークでは最も学習環境が整っており、JavaScriptの初学者でも安心してキャッチアップできます。
SPAアプリ開発に向いている「React.js」
ReactはFacebookのソフトウェアエンジニアであるJordan Walkeによって開発されFacebookのニュースフィード上で最初に使用されたJavaScriptのフレームワークです。
JavaScriptの開発経験がある方ですと少ない学習コストでアプリケーションを作ることができ、未経験の方でもJavaScriptの基本構文さえ理解すればスタートすることができます。
Reactと同じようなコードで様々なプラットフォームで使える「ReactNative」
Reactのコードを1つ書くだけで、Web、iOS、Android等の幅広いプラットフォームで動くアプリを作成でき流のが「ReactNative」の特徴です。 Reactとセットで習得するとまさにWEBとモバイルの両方のアプリ制作に携われるので、ある意味「お得なスキル」と言えると思います。
JavaScriptのフレームワークについて、CTOが集って登壇したイベントレポートも是非、ご覧ください。
JavaScript案件の種類
JavaScript開発案件から技術顧問案件まで様々
昨今では、業務委託でJavaScriptのフレームワークに精通するフリーランスエンジニアの需要から、JavaScriptの技術顧問として活躍する働き方などJavaScriptにまつわる案件は様々です。
業務委託での開発の場合、週に2日〜3日、リモートが1日含まれるなど、フレキシブルな働き方で開発に入ることができます。
JavaScriptの開発チームに技術顧問として入る案件もあります。働き方としては月に数回、MTG参加ありなど様々です。
例えば、シェアフル社のJavaScript技術顧問の翁さんは、Vue.jsがメインで月に3日分技術顧問として稼働しています。現在はフリーランスで、他社でもVue.js, ReactやgRPC等の分野で働いているそうです。
>シェアフルさんでは自分で機能実装するというよりは、サポートにまわることが多く、月に3日分のボリュームの仕事をしています。シェアフルさんにジョインした当初はNuxtのコードを見てレビューしたり、メンテナンスし易いコンポーネントの書き方を教えたりしていました。数ヶ月は継続的にドキュメントを作成したり、リファクタリングをして、ソースコードのクオリティを高める業務をしていました。 アーキテクチャに関しては、最近だとクリーンアーキテクチャやDDD、アトミックデザインなどがよく話題に上がると思うのですが、最新トレンドが全てシェアフルさんに適応するとは限らないので、本当に必要な要素、テクニックだけを開発に反映させることもしました。テスト環境の構築もありますね。メンバーの生産性を高め、機会損失を減らすことが自分の役割かなと思っています。
引用元:https://flxy.jp/article/10586
JavaScript案件のエキスパートへの道
繰り返しになりますがJavaScriptはWeb開発に欠かせない言語です。
JavaScriptの技術を磨きたい場合、フリーランスに転向し、様々な企業のJavaScript案件に3ヶ月から半年のスパンで入ることも出来ます。
同じエージェントからの紹介であれば、状況を把握しているので、案件が途切れることは少ないです。
いろいろなパターンを知ることでエキスパートにもなります。またエキスパートとして知名度を上げるためにイベントやメディアへ出ることで、アウトプットの力もつき、ゆくゆくは技術顧問としての道を開くことが出来ます。